デジタル一眼に目覚めてから2年半以上になる私Kenbour。
これまで標準ズームレンズの「Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS」と高倍率ズームレンズの「TAMRON Model A17 AF 70-300mm F4-5.6 Di」の2本態勢としてきましたが、ズームのみ2本ということもあってマンネリ感が見え始めてきたこともあり、そろそろズーム以外の新しいモノを1つ入れてもいいかなって、ここ最近考えておりました。
ズームの次に試すなら!と思って1つ焦点を定め…
…
ん!? 待てよ。1つの焦点?
…
おーっ! 単焦点というカテゴリがあるじゃないか~!!
…
という単純なノリでターゲットにしたのが、焦点距離固定の単焦点レンズ。(爆)
実は今週出張で東京に滞在していたこともあって、オフの時間使ってJR新宿駅西口そばのカメラ店街に足を運び確かめてきました。なかでもヨドバシやマップカメラはメーカー問わず、全てのレンズを展示デモ機に付け替えて自分の目で試すことができますしね。
それにしても交換レンズって常識的にみてそう簡単に買えるモノではありませんが、単焦点レンズは低価格帯のモデルの人気が比較的高いようですね。おいらには単焦点レンズ自体初モノになるわけですし、とにかくまずは被写体により近づけてボケ加減が良さそうな、安価な単焦点レンズという条件で探しました。
まず最初に注目したのが「Canon EF50mm F1.8Ⅱ」。
[Amazonからのリンク画像]
1.8というF値から生み出されるボケ加減が楽しいながら、10,000円前後で買えるとあってCanonユーザーの間では超が付くほどの定番になっていますが、僕にはナニカ物足りなかった。APS-Cによる画角の問題はともかく、最短撮影距離が45cmなので思ったより寄れないんですね。そして何より徹底的なコストダウンの影響なのか、マウンター部分も含めたプラスチッキーな造りにはどうしても所有感を満たせず、これはNG。
あと、これの上級モデルで「Canon EF50mm F1.4 USM」もありましたが、こちらは予算オーバー。
次に目をつけたのは「Canon EF40mm F2.8 STM」。
[Amazonからのリンク画像]
2年近く前に出たばかりの「パンケーキレンズ」と言われる新種。まるでマウントキャップだと見間違えてしまうほどとても薄くて軽いレンズながら、こちらはきちんと金属で造られていて信頼感がありますね。EF50mm F1.8Ⅱに比べるとF値が高めではあるものの、ボケ加減は自分好みでした。
しかし…それでもナニカ物足りなかった。EF50mm F1.8Ⅱに比べると焦点距離が10mm短いのでAPS-C画角の問題は比較的緩和されるし最短撮影距離が30cmで割と寄れるものではありましたが、画角が広がったせいもあるのか、実際にデモ機で撮影してみた時は思ったよりも寄れていない感じがあったのでこちらもパス。
予算内で単焦点レンズ、という条件で絞るとシグマの「24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO」を選択するという手もありましたね。
[Amazonからのリンク画像]
APS-C画角の問題、F値の低さ、そして最短撮影距離が18cmとかなり寄れることもあってベストだったんですが、なんかモデルチェンジ時期らしくてどこに行っても在庫無しだった模様。
んっ、ちょっと待てよ…MACRO?
単焦点でもマクロレンズという選択肢もあったなぁ。
で、行き着いたのが「Canon EF50mm F2.5 コンパクトマクロ」。
[Amazonからのリンク画像]
APS-C画角の問題は残るものの、Canon純正のマクロレンズとしてはF値が最も低いのでボケ加減が自分好み。しかし何といってもマクロレンズらしく、最短撮影距離が23cmなのでとても寄りやすい。今まで試してきた単焦点レンズの中ではこれが一番楽しいレンズでした。登場から25年以上経過しているレンズでAFモーター音の煩さはあるものの、きちんとした金属でできているから信頼感もあります。
というノリでEF50mmコンパクトマクロに決めて、買っちゃいました。
[iPhone5]
尚、これを買った後にレンズフードを探していましたが、カタログを見ると対応するレンズフードがないということに気が付かされました。店員さんに確認したところ、これは↓のように前玉がかなり奥にあるのでレンズフードをあえて付ける必要がない、という理由をメーカーから聞いていたそうです。
[iPhone5]
でも俺的にはやっぱ、見た目も大事!
で、色々と調べていたらEF50mm F1.8Ⅱの純正レンズフードがEF50mmコンパクトマクロにも装着できる(
→リンク先へ)、という情報をキャッチ。しかし収納時にレンズフードを逆向きに付けることができなかったりと少々不便かもしれませんね。ただ、EF50mm F1.8Ⅱの純正レンズフードがEF50mmコンパクトマクロにも装着できるのが分かったので、もっと使い勝手が良さそうなレンズフードがないか調べていると、有益な情報を発見(
→リンク先へ)。
で、チョイスしたのが「HOYA マルチレンズフード」でした。
[iPhone5]
EF50mmコンパクトマクロレンズを買った翌日に入手。実際に取り付けてみると違和感が全くありませんし、ラバータイプなので3段階に伸縮ができて収納性も高いです。
《装着前》
[iPhone5]
↓↓↓↓↓
《装着後》
[iPhone5]
あと、フード先端寄りに入っている赤いラインに注目。コレを付けるだけで上級クラスの高価な純正EFレンズになれる、という自己満足も達成できるわけなんですね(汗)
尚、このレンズフードを装着することで今度はCanon純正のレンズキャップが使えなくなることが判明。そこで少々「反則技」かもしれませんけど…
[iPhone5]
同じ52mmでも、Nikonのレンズキャップなら溝にぴったりハマりました(汗)
どうやらCanonとNikonとではキャップ裏側のガイドの寸法が微妙に違っていて、Nikon側が小さめの寸法になっているからですね。
という感じで少々長くなりましたが、単焦点レンズの導入はこれにて一段落したKenbourです。試し撮りした写真は次回にアップしたいと思います。
Posted at 2014/05/17 22:33:52 | |
トラックバック(0) |
写真・カメラ | 趣味