不正報道を契機に、スバルの悪いニュースが止まらない状況ですね。
おいらはこういう場で己の感情を大っぴらに剝きだすことはしないので感情を抑えつつ、自身が思っていることを率直に書きます。
拙い長文かもしれませんが、念の為。
まずクルマの存在って、それを持つオーナーのアイコン(の1つ)だと思うんですよ。
自分とともにそのアイコンがあることは、そのメーカーに対する大きな信頼をオーナーが寄せているということも言えるんじゃないかと考えます。
毎日のようになくてはならないスマホのアプリと同じと思うのです。
例えば、おいらが乗るBS9アウトバックの場合。
みんカラを覗いていると、同じBS9でもオーナーによってドレスアップやカスタマイズを通じた、様々な個性がある。
それぞれのオーナーの生活観、世界観をBS9で表していますよね。
BS9にはミニバンみたいな実用一辺倒というのがないし、かといって先代までのレガシィみたいな尖った印象(ターボ、ビル脚等)もありません。
その一方で、アウトドアを通じたアクティブな生活を心ゆくままに愉しむ。
何気ない生活を素敵な生活に変えられる魔法が、BS9にあります。
そもそも魔法って何?
ハリアーやアウディなどのライバルに比べるとBS9の内外装はシンプルで華美があまり感じられないけれど、絶対的な安心感があるAWD性能から人間の五感に繋がるまでの重厚感のある造り込みがBS9にはなされている。
こうした造り込みが、乗る人の安心感と心地良さに繋がっていること。
忽ち、ライフスタイルをワンランク上げていることにも繋がっている。
・・・
というのが魔法じゃないかと思うのです。
これを見出せられたからこそ購入し、高い満足を得られている方がBS9オーナーに多いのではないでしょうか。
みんカラ、
価格コムのユーザーレビューでの高評価が物語ってます。
この良い魔法に取り憑かれてBS9に乗っているということはBS9を造った方々、つまりスバルに対する信頼を寄せているとも言えるのではないでしょうか。
私も同じです。
そんなスバルがここに来てまた、不正発覚。
昨年の検査不正が明るみになってからも、先月までの間、検査不正を続け隠し続けていたこと。
こればかりは本当に、ショックですね。
経営陣はこの1年間、何をやってきたんですか。
社長を交代させられれば事態を鎮静化できるとでも思いましたか。
会社としての危機管理、リスクマネジメントは経営陣を中心とした上層部が主導し全社一丸になって取り組むべきことなのに、結局全然機能していなかったことの表れが今回の不正発覚でしょう。
スバリストをはじめとするユーザー、世間を裏切るのもいい加減にしろ。
不正発覚の他にもリコールの話題も出ているけど、きちんとリコールを届け出て対策対応をやって頂いているのなら、(リコールを包み隠して逃げるようなメーカーよりも)まだマシなほうかもしれません。
私はBS9に乗り換えてまだ3年弱だし、BS9自体傑作だと思っているから別のクルマに乗り換えることは当分しない予定ですけど、秋田に住み続ける以上はおそらく次もスバルに乗るでしょう。
秋田県の中でも、おいらが住む県南内陸部は有数の豪雪地。
親父がかつて乗っていた初代〜2代目のスプリンターカリブ、嫁車点検を通じて乗ったホンダの代車や試乗車、知人友人のクルマを通じて様々なメーカーのAWDに乗ってきた経験があります。
けれども俺的に、スバルを超えるAWDのクルマにいまだ出会ったことがない。
世界的に見ても、乗用の四輪駆動技術で長い歴史を誇るスバル。
ランクルやパジェロのようなヘビーデューティなAWDではないけれど、手が届きやすい四駆でありながら冬道はもちろん、どんなに過酷な状況下であっても平気に乗りこなせられるのがスバルのAWDの凄みでもあり、強みでもあります。
けれども、今以上に酷い内容の不正が明るみに出たら、BS9の次の愛車はスバル以外を選ぶかもしれませんね、本気で。
もう一度言いますけれど、クルマを持っているということは、そのオーナーを映すアイコンの1つであり、尚且つオーナーがメーカーに信頼を預けていることでもあるのです。
私は今回の一件でスバルから、アイコンに泥を塗られた気分で堪りません。
スバルの現経営陣のどなたか。
もしこのブログを見ていたら心から、猛省して下さい。
信頼を失うのは早いですが、信頼を築くのは相当な時間がかかります。
誰もが納得できる説明と行動をとって、1日でも早く信頼を回復して下さい。
以上。
Posted at 2018/11/10 21:07:47 | |
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