仕事が早く終わって、少し寄り道。

今日はヌカビラの町の奥でお仕事でした。

仕事は昼過ぎで終わり、

携帯の電波があるヌカビラ市街まで来て、

会社に終了報告して解散。

一週間の仕事が終わりホッとして、

辺りを見渡せば、

楓がきれいに色づいているのに気付いた。

それからオビヒロ方面に走り出してすぐ、

鉄道資料館の看板を見つけて脇道を下る。

前から少し気になってはいたけど、

立ち寄るのは初めて。











開館しているか近づいてみると、



100円で入れました。

ここはかつて運行していた、

シホロ線(オビヒロ～トカチミツマタ間)の鉄道路線の資料館です。

国鉄シホロ線は私が小学６年生の時に廃線になりました。

とても小さな資料館で、

展示は15分位で観てしまって、

中央の大型ディスプレイで、

運転席視点でシホロ線の車載映像を見ました。

オビヒロ～キノ～オトフケ～コマバ～ムギ～ナカシホロ～シンシホロ～シホロ～キタヘイワ～カミシホロ～ハギガオカ～シミズダニ～クロイシダイラ～デンリョクショマエ～ヌカビラ。

各駅間ごとにボタンを押せば観れる仕組みになっていて、

オビヒロからヌカビラまで一通り観終えると、

ちょうど閉館時間になりました。

驚いたのが、

華奢に見えたオトフケガワ第三橋梁が、



昭和62年の廃線まで現役で使用されていた事。

歳を取ったせいか、

鉄道というモノの重みが身に染みるようになったのだろうか。

そしてそれがもう失われてしまったことが残念に思えた。

小学校の修学旅行で、

廃線が決定したシホロ線を利用するという粋な計らいがされた。

今にして思う。

粋な計らいが出来る大人になりたい。