前期ヘッドライトに後期バラスト、イグナイター装着

右のロービームが点灯したりしなかったり。

点灯するということは、バルブはシロ、バラストもシロの可能性が高いということでおそらくイグナイターの故障と判断。

せっかくなのでリフレッシュも兼ねて、バラストとイグナイター両方を交換することに。

ヘッドライトは涙目の前期を移植してますが、バラストはHID屋さんの後期用ハイワッテージ化バラスト、イグナイターは後期純正の新品を使用。

後期用バラストをあえて選んだのは、アフター品が豊富でコスパの良い商品が手に入りやすいからですが、

後期用バラストは、前期のヘッドライトユニットとは取付け穴位置が異なるため、取り付けには小加工が必要。

加えて、後期のバラストにはアースの取り付けが無くなっているので、装着には後期用のイグナイターがセットで必要となるので注意。

【純正品番】
後期用イグナイター：33129-SFE-003
バラストコネクター部 シールガスケット：33109-S7A-J11

フロントバンパーを外し、ヘッドライト下の黒いステーを固定しているボルト3箇所(フェンダー側1ヶ所、ラジエーター側2ヶ所)を取外します。

ラジエーター側のボルトはロングエクステンションがないとボルトのヘッドにソケットが届かないので、事前に用意しておきましょう。

あとはヘッドライト上のフェンダー側ボルトとユニット側のボルトを外せば、ヘッドライトが取り外せます。

事前にヘッドライトステーは少しサビが目立っていたので、空き時間にシャシブラックで塗装。

ヘッドライトが外せたら、ヘッドライト下のバラストを取り外し、バラスト×イグナイターのコネクターを抜き、イグナイターをバルブから取り外します。

取外しできたら、バラスト、イグナイター共に新品に交換。

1枚目の写真でも記載したとおり、後期用バラストは前期のヘッドライトユニットとは取付け穴位置が異なるため、ヘッドライト側の取付け穴にあるリブに穴を開けタイラップ留め。

イグナイターも後期品に交換するのであれば、今回のように小加工し前期ヘッドライトに取付けすることが一応できます。

私は横着してタイラップ留めですが、ステーなど自作して取り付ければ、よりしっかりと固定できるかと。

あとは取り外しとは逆の手順で復元。

点灯を確認して問題なければ作業完了。

交換後は右ロービームも問題なく点灯、バラストをハイワッテージ化したことで明るくなりました。

ちなみに純正イグナイターは片側2万前後と少しお高い部品になりますが、アフター品も純正イグナイターをそのまま使う商品が多いので、

無交換であれば早めに交換しておくと、いざというとき(廃番等)に困らず済むかと思います。