現在、私が乗っているのは3代目プリウスです。
次に乗り換えを予定しているのがカローラクロスですが、エンジンは3代目と同じで2ZR-FXE型です。
エンジンとして、どのように進化してきたのか興味が湧き少し調べてみました。
1997年に誕生した初代プリウスは、“THS”(トヨタハイブリッドシステム)が導入された、世界初の量産型ハイブリッド車でした。1.5Lエンジンを搭載した全長4,275mm×全幅1,695mm×全高1,490mmの5ナンバー車であり、燃費効率28.0km/L (10・15モード)でした。これは1997年当時のガソリン車の約2倍の数値でした。
2代目プリウスは、2003年に初めてフルモデルチェンジが実施され、4ドアセダンから5ドアハッチバックへボディスタイルを大きく変更。トライアングルシルエットが採用され、今のプリウスのフォルムの原型を作った1台だといえます。ホイールベースを150mm伸ばし、ボディサイズは全長で135mm、全幅で30mmと大きくし、室内スペースを拡大。ハイブリッドシステムは、先代の“THS”を発展させた“THS Ⅱ”で、エンジン(1NZ-FXE)の回転数を高めたほか、電動モーター(3CM)の出力を50%増しの50kWとし、10・15モード燃費は世界トップレベルの35.5km/Lに向上しました。
3代目でエンジンが1.8Lとなり、3ナンバー車に生まれ変わりました。燃費効率は10・15モードで38.0km/Lと、初代プリウスから約26%改善しています。
ここまで、エンジンとして分類すればざっくり、初代プリウスの1NZ-FXE型エンジンと3代目の2ZR-FXE型の2種と言えます。
初代プリウスの1NZ-FXE型エンジン
o アトキンソンサイクルエンジン
o 油圧式可変バルブタイミング(VVT:Variable Valve Timing)機構
o 必要のないときは積極的にエンジンを止める機構
2ZR-FXE型
o 3代目プリウスでエンジン排気量を1.8ℓへと拡大
o クールド(冷却)EGR採用
o 電動ウォーターポンプ採用でのベルトレスエンジンが実現
3代目まではこんな感じですね~。
次回は4代目について調べます。
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Posted at
2021/12/21 15:22:46