スズキ(純正) WGVチャンバー  

ウェイストゲートの開放を緩やかにする事で、過給圧の低下を遅延させ、トルクを維持し易くするパーツです。

一般道の巡航で使う1800rpm前後を中心に、力強さが増します。
特に、２～３人乗車やエアコン使用時など、エンジン負荷が高い時に顕著に感じられます。
多人数乗車が多い場合には有効なパーツです。

一方、この力強さは過給状態を維持し易くした事で発生しているものですので、燃費は悪化します。
１人乗りで荷物をあまり積まない、燃費重視で使用されている場合は、施工しない方が良さそうです。

取付はウェイストゲートの取付ボルトを利用しました。現時点では１点止めなので、追々固定方法を検討します。
（１点止めは振動でステーが折れるリスクあり）

使用したホースは周辺に触れないよう、WGVチャンバー本体に固定しました。
これも、欲を言えばコルゲート等で保護した方が良さそうです。

２枚目の画像は、取付個所を上から撮影したものです。
エアコン配管より飛び出していないので、バンパー（グリル）に接触する事は無さそうです。


個人的な感想としては、施工の手間と燃費悪化に対して、得られるメリット（トルクアップ・レスポンスアップ）は少ないかなと。
燃費を気にしないのであれば、部品代から見た費用対効果は大きいです。