BG9エキマニ交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
スバル乗りの間では定番メニューともいえるBG9レガシィのエキゾーストマニホールドへのスワップです。エンジン片側2気筒の排気集合距離がほぼ等長と伝え聞きますが、見た感じは、まあそんな気がします(^_^)
私が購入したBG9エキマニは10年以上は経過してるんでかなりボロっちいです。ただステンレスパイプ製のため妙に軽いのに驚きました。まるで社外のカスタム部品のようです。(購入価格:10,000円)
→BG9レガシィエキマニ:約6kg
→YA5エクシーガGTエキマニ:約12kg
2
フランジの部分もサビで悲しい感じです。ただ平滑度は保たれてるっぽいので磨けば何とかなりそうです。
フランジから見えるステンレスパイプの溶接段差も気になるので削りますよー。遮熱板のサビ取りやら耐熱塗装やら、やる事がいっぱいできました(^_^;)
3
最初は模型用のミニルーターでちまちま削っていたのですが、ステンレスの硬度に工業用ダイヤモンドビットもあっという間に丸坊主という状況に苦戦してなかなか作業が進みませんでした。
そんな状況を打破すべくPROXXONのハンディマルチルーターと超鋼ビットを購入し効率アップを狙いました。あっという間に削れていくのが感動的でした。このツール凄いです。
4
ガラスに耐水ペーパーを貼って面研という古典的手法も投入。フランジの平滑度は大丈夫そうです。こあたりから加工も苦痛でなくなり完全にHOBBYの領域に突入。毎晩少しずつ仕上げる模型感覚です。
5
削り上がりました。パイプ段差もそこそこなのでこの位で終わりとしました。このあと遮熱板のサビ取りと耐熱ペイントを施して、車両への取り付け準備は完了です。
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いきなりですが車両に取り付け完了。
事前情報ではポン付け可能と聞いていたのですが、車両側メンバーと一部干渉する部分があったので、その場でBG9エキマニの遮熱板を板金(ぶっ叩いて凹ましただけ。。。)しました。このあたりがスワップ装着の醍醐味といったところでしょうかね。
7
あと、YA5のO2センサーの遮熱ツバがBG9エキマニの遮熱板に干渉するので予めここも板金して準備が必要です。
それから気になる所がひとつ。YA5-B型後期のO2センサーをBG9エキマニに取り付けると、微妙にセンサー位置が変わるので配線の長さががギリギリです。車両側コネクター位置までやっと届く感じなので、今度時間的に余裕ができたらエンジン側コネクター位置を下にずらそうと思います。
8
取り外された鋳造製のYA5エキマニ。重量は約12kgで立派な遮熱板に覆われています。左右2気筒ずつの排気集合は見事な非等長でコレがボクサーサウンドの源となっています。只今さび止めのグリースを塗られ前庭で永き眠りについております。正直なところ、かなり邪魔(T_T)
BG9エキマニに換装して1年が経過しましたが、何一つ悪い所はありません(あ、サビには気をつかいます。古いんで)。劇的にパワーがあがるとかそういう体感もできませんが、フロント最前部で-6kgの軽量化と滑らかな低中速の吹け上がりは手間をかけた甲斐があるといった感じです。あと、排気音が少しだけ変わります。ドロドロとしたボクサーサウンドと直4エンジンサウンドの中間的な感じといったら理解できますかね?(^_^;)
最後に、これはずぼらな方には苦痛ですが、定期的に遮熱板のサビ状況に対処をしなくてはならいというクラシックカー乗りの気分も味わえてイイ感じです。程度がイイ出物も少なくなってきていますがお勧めできるスワップ加工かと思います。
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