• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

一天地六のブログ一覧

2025年05月22日 イイね!

手強い相手

天気予報に反して明け方には雨が止んでいたので代車のフィットのウィンドウガラスのウロコを落とすことにしました。
土曜日から月曜日にかけて雨の予報なので視界不良で怖い思いはしたくないですからね。


alt

使用するのはカーオールの水アカ取りパッド
多分前車JF3に乗り換えた頃に購入したものだと思います。
新車なので油膜取りパッドだけで済んだので使わなかったものです。


alt

連日の強風と昨夜の雨で積もった汚れをシャンプー洗車で落とした直後です。
大量の水で濯いでもこれだけ水滴が残りますから雨が降ればワイパーの届かない所にはいつまでも水滴が停滞するでしょう。


alt

フロントウィンドウ全体を研磨したところです。
盛大なシャリシャリ音がいつまで経っても消えません。


alt

研磨剤を洗い流して拭き上げてみると・・・
全然落ちていませんね(笑)
少しウロコが薄くなってはいますが何年物のミルフィーユだったのか
手磨きで除去するのは不可能でしょう。
3回ほど磨くと水アカ取りパッドの研磨剤も出し尽くしたようなので
残りのガラスはキイロビンゴールドで作業を続けるしかありません。


alt

サイドウインドウもかなり頑固なウロコですが油膜は落とせているようです。
なにせ日光が差し込んでくるとガラスが白く濁ってドアミラーがまともに見えなくなる有り様でしたから雨の日に乗らなくても油膜やウロコ除去は必須です。


alt

ガラスの研磨が一段落したら研磨剤を残さないためにシャンプー洗車ですが
ことのついでに鉄粉除去剤を掛けてみました。
年式の割に鉄粉反応は少なかったですね。
代車なので使われる度に洗車されているはずですから
鉄粉が堆積する前に落ちているからかもしれません。


alt

alt


3回研磨してもはっきりと目視できるほどにウロコが残っています。
これ以上は電動工具の助けを借りないと無理なのでこれで手を打ちます。


alt

ウロコは落としきれませんでしたが油膜は除去できているはずなので
この状態を保つために撥水剤を塗り込みました。

これだけで終わるのもなんなのでボディも汚れ落としをやってあげましょう。
alt

家に有り余っているシルクなら汚れ落としとポリマーコーティングを同時に行えます。


alt

容器の右側がシルクを施工した面なのですが未施工の左との変化が全く目視できません。
しかし手でなぞると施工面は滑りがあるのに未施工面はザラザラと引っ掛かりがあるので
それなりの効果は出ていました。


alt

alt

シルクを塗り込んだアプリケーターの面は黒ずんでいますが
未使用面はきれいなので堆積した汚れの表層を削る程度のことはできているようです。
しかしこれ以上はコンパウンドとポリッシャーで磨かないと綺麗にはできないので
ざっとシルクを施工して終了しようと思ったのですが・・・
alt

alt


ドアバイザーとBピラーを磨いたアプリケーターを裏返すと・・・
alt

なんじゃこりゃぁ~!!!!
素材自体が削れたのではないかと思うほど真っ黒な汚れが・・・


alt

さすがにこれには我慢ならず結局酸性クリーナーで主だった箇所を掃除してから
シルクや簡易コーティングで仕上げることにしました。
その後は写真を撮るのも忘れて作業しましたが未塗装樹脂パーツは白いままですし
塗装面もクリア層の中にダメージがあるようで想定を遥かに下回る結果にしかなりませんでした。

ほんとに、日々溜まっていく汚れは早いうちに落とさないと取り返しがつかないということを
改めて思い知らされましたね。
Posted at 2025/05/22 18:00:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年05月20日 イイね!

原因はなんだ?

今回6ヶ月点検を受けたばかりなのにN-BOXを点検に出したのは
納車後からしばらく経ってある現象に気付き、どうしても我慢ならない状況になったからです。
まずは以下の動画を観てください。

<br />

音量を上げないと聴こえないかもしれませんが
一時停止中に「ギッギギギ・・・」という軋み音が前側から鳴り出すのです。
条件としては
1:ブレーキホールドで停止中(当然ブレーキペダルには触れていない)
2:アイドリングストップはせずにエンジンは稼働中
3:エアコンオン(オートモード25度設定)
4:特に坂道で停止中に鳴りやすい(平坦路でも鳴る)

スマホのマイクで拾った音だとわかりにくいと思いますが
実際の音量はもっと大きくはっきり聴こえるレベルでして
音質的には錆びた金属扉を無理やり開くような感じで
急坂でブレーキをめいいっぱいに掛けても止まれない自転車のプアなブレーキみたいです。

特に坂道で鳴る事が多いのでブレーキホールドで停止中のはずが何らかの理由で
クルマが勝手に動き出そうとするのを無理やり押さえつけているような錯覚をするほどです。
ただしブレーキホールドはリアブレーキで行いますから
フロントから軋み音がするのでブレーキは関係ないかもしれませんが倍力装置や
リヤブレーキを効かせ続けるための機構関係も無視できません。
エアコン使用中なことを考えるとコンプレッサーか冷媒系統からの音という可能性もあります。

メカニズム的にはほぼ同じ先代N-BOXターボではこのような現象にあったことはないのと
万が一ブレーキ関係からの異音だったら危険なので、調査してもらうことにしました。
原因が究明できたとしても音を無くすことは出来ないかもしれませんが
とにかく音の元を理解せずに運転するとしないでは安心感が違いますからね。
Posted at 2025/05/20 23:59:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年05月20日 イイね!

二十年一昔

N-BOXをとある点検に出しました。
1週間ほど掛かるので用意してもらった代車が

alt


ホンダ・フィット(2代目)GE型
2007年から2013年まで生産されたモデルですね
バンパーのデザインから前期型だと思われます。
ホンダにしては珍しく、大ヒットした初代からコンセプトを変えずにモデルチェンジして
これまた売れまくったモデルでしたね。

初期生産だとすれば18年前のクルマになりますが外装は如何ほどのものか・・・

alt


車検通るのか?と疑わしくなるヘッドライト
屋内駐車場で点灯させましたがハロゲン光が照射されているのかわからないほど暗かったです。


alt


未塗装樹脂パーツは経年劣化による白濁が凄まじく酸性クリーナーで掃除してもどこまで黒さを取り戻せるかわかりません。


alt


何より酷いのはウィンドウガラス全てに付着したウロコ汚れでした。
ワイパーが通る面はかろうじてクリアさがありましたがウロコ状になっていないだけで
水染みの膜があるのがわかります。

alt


ここまでウロコがはっきりしていると少々の雨量では雨粒がガラスに引っかかってなかなか落ちていきません。当然視界不良にもなりますしドアミラーなど全く役に立たなくなります。


alt


Bピラーガーニッシュも酷い水染みや汚れですね。
ドアバイザーが不透明の黒い樹脂製なのは初めて見た気がします。
洗車をしてやりたいところですが生憎今週の横浜は毎日強風の予報ですし
私も何かと用事が立て込んでいてできそうにありません。


alt


驚いたのが当時あれほど広く思えたフィットのレッグルームがN-BOXを使う身になってみると
恐ろしくミニマムなことです。
運転席を身長180cmの私に合わせるとこの程度しかありません。
買い物カゴや箱売りペットボトルを積むこともできませんね。
やはり高さで室内空間を稼ぐ手法がいかに有効なのかよくわかります。


alt

一方でラゲッジルームは今でも通用する広さと深さがあり開口部の低さなど
センタータンクレイアウトの偉大さが如実に現れています。


alt

さすがに年月を感じたのがリアハッチの内張りが持ち手の部分で外れかかっていることでした。
せめて左右に持ち手があればこうはならなかったかもしれませんね。


alt


エンジンルームも年月なりの汚れが溜まっています。
ヘッドライトの白濁ぶりはこの画像の方がわかりやすいですね。


alt


そういえばいつ頃からかi‐VTECって聞かなくなりましたね。


alt

初代よりはマシですが安物のミニコンポみたいなデザインのインスツルメントパネルはこの時代のホンダ車共通デザインで私は好きでありません。
しかし全て物理ダイヤルやスイッチの構成は初見でもわかりやすくブラインドタッチも容易なことから人間工学的には間違ったデザインでは無いと言えます。
それにしてもプッシュスタート式じゃないことが思いの外不便でした。
いちいちキーを取り出してシリンダーに差し込むことが無駄な動作だったと思い知らされます。

走りの方はさすがに新車状態ではありませんから言うだけ野暮ですが
クルマの動き出しが非常に軽く感じました。
初期型なら1.3Lのはずですが全く非力感は無くとても軽快に走ります。
ただやたらゴツゴツと細かい突き上げが終始襲う落ち着きのない固いだけの乗り心地はこの後のホンダ車にしばらく受け継がれる悪癖がすでにあったのだと思い知らされました。

さてこの代車ですがレンタル代金が必要だと言われました。
以前乗っていたフリードを板金やスライドドア修理で預けた時も代車を用意してもらいましたが
代金なんて請求されたことはありません。
10km走行ごとに200円掛かるそうで、なんだか世知辛いものを感じましたね。

追記
翌朝改めて観察するとタイヤがやけに潰れているなあと思い空気圧を測ると
1.6~1.7kgしか入っていませんでした。
指定空気圧はフロント2.3kgリア2.2kgなので走行で内圧が上がっても既定値以上になるにはよほどの条件が重ならないと無理でしょう。
それともディーラーから自宅までの道中で抜けていったのだとしたら
スローパンクチャーですからもう乗れません。
自前のポンプで充填したので夕方に確認しようと思います。

それにしてもディーラー保有の代車なのに管理不行き届きですね。
ガラスのウロコ放置も危険ですがタイヤの空気圧チェックは必ず行ってからユーザーに引き渡すのがクルマ屋の最低限のルールだと思うのですが・・・
Posted at 2025/05/20 23:14:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月31日 イイね!

モテギの風

12月29日、久しぶりにホンダコレクションホールに行ってきました。
調べてみると最後に行ったのは2021年の11月なので3年振りになります。
常磐道水戸ICを降りて一般道を30㎞近く走りますが途中ココに寄らないわけにはいきません。


セイコーマート常北上入野店
alt
県道51号と52号の交わる小松交差点角地なので見逃すはずはありません。
今回朝食を摂らずに出発したので腹ごしらえにこちらを購入。

alt

チキンたっぷりペペロンチーノ
小サイズですが朝飯にはちょうど良い量で何よりおにぎりより安い値段に驚かされます。



ツインリンクもてぎ改めモビリティリゾートもてぎ南ゲートに到着したのはほぼ10時。
待機列もなくスムーズに入場できました。
alt

3年の間にリニューアルされたコレクションホールはどうなっているのか・・・

alt

1階の展示内容はほぼ変わりありませんでしたがホンダジェットの実物大モックアップが展示されていて機内に自由に入ることができました。

alt

プライベートジェット機といえども全長や全高はかなりのボリュームです。
しかし入口はとても狭く身長180cmの私だと穴蔵に潜り込むような姿勢でないと入れませんでした。

alt

alt

シート自体の掛け心地はとても良かったですね。

alt

しかしシート取り付け床が一段高くなったハイデッカーなため膝が立って体育座りのようになってしまうのがまるでフリードの2列目シートそっくりでした。



alt

2階と3階はこれまでは市販車と競技車に分かれて2輪と4輪も独立したブースにまとめられていましたが、リニューアルでホンダ創業からの変遷とともにテーマでまとめられた展示方法に変わっていて、より博物館らしさが増したと感じました。

alt

alt
 
alt

alt

alt

alt

alt

alt
今まで展示されていなかったのが不思議なぐらいの
ピープルムーバーシリーズがようやくお目見えです。


alt
スペンサーの愛機たち。


alt
ホンダエンジンでなければ勝てないと言われた古き良き時代。


alt
実際にこういう事態にはならないようにありたいものです。

alt


以前より展示台数自体は減っていたので常設展示されていた一部車両が
見られなくなっていたのは少し残念でしたね。



今回2つのイベント展示がなされていて1つはホンダオープンカー特集です。

alt


中でも一番私の目を惹いたのはNSXのタルガトップモデルことタイプT
alt

見るのも始めてのタイプTですが更に95年に変更されたATモデルのFマチック仕様でした。

パドルシフトに落ち着くまでは市販車ATの手動ギアセレクトには様々なロジックが模索されましたがFマチックもその1つで、左コラムに追加されたシフトスイッチを上下に操作して
ギアセレクトするいう代物でした。
alt

ステアリングから手を離さずに操作できるのは良いのですがあまりにもピンポイントな取り付け位置なのでステアリングを回しながら操作できるのだろうかと思ったものです。

後々のメルセデスベンツのコラム式ATレバーを見た時に真っ先に思い出したのが
このFマチックでした。
正直、最近のホンダのボタン式ATセレクターよりも数段人間工学的に優れている
操作ロジックだと個人的に思うのですが。



もう1つのイベント展示は誕生50周年を迎えたホンダ・ゴールドウイング特集。

alt


これは2代目GL1100ベースの皇宮警察仕様のサイドカーモデル。
alt



この3代目GL1200こそ現代に続くスタイルを確立させたモデルではないでしょうか。
alt



派生モデルであるワルキューレも展示されていました。
alt



ふと中庭を見るとCR-Xが数台並んでいたので慌てて出てみると
alt

どうやらファンミーティングがあったようでしたが時すでに遅し
最後に1台毎に写真を撮ってお開き直前とのことでした。う~ん残念・・・


撮影を続けて気づけば時刻は15時過ぎ、いつの間にか閉場まで1時間を切っていました。
alt

いつもサーキット外周や施設内を見て回ってから帰宅するので早速移動です。
今度来られるのはいつの日でしょうか・・・


alt

ロードコースのバックストレートからダンロップ下の90度コーナーまでは高低差30mもあり
いつ見ても迫力があります。
もし私が実際に走ったらかなりのチキンレースになってしまうでしょう。

alt

パドックからメインスタンドまでを繋ぐ地下道も久しぶりに行ってみましたがさすがに聖帝十字陵のようなこの階段を往復する時間は残っていませんでした。


alt

グランツーリスモカフェもご無沙汰していますがすでに閉店時間です。


冬季は閉場が16時なのであっという間ですね。
さすがに12月下旬の茂木には体に染みる寒風が吹きすさんでいました。
alt

夕日を追いかけるように帰路につきました。



さて行きの燃費はこの様な結果になり
alt


こちらが帰宅時の燃費です。
alt


アダプティブクルーズコントロールを90㎞に設定して燃費重視の走行を心がけたのと
常磐道は基本的に直線でアップダウンも緩やかなので無給油で往復できましたが
タンク容量が35Lあれば常磐道の110㎞区間でペースアップできたと思います。



帰路で少し困ったのが水戸ICまでの県道で長い間煽られたことですね。
茂木に行ったことのある人ならご存知でしょうが、県道の路面状態は決して良くは無く
アップダウンやカーブのきつい箇所も多くかなりクルマが揺すられます。
制限速度は40~50㎞ですがあまり飛ばしたくなる道路ではありません。
いくら取り締まりが無いとはいえせいぜい10㎞オーバーがいいところの路面で信じられない
スピードで追いすがってくるクルマになぜか私はよく出くわします。
センターラインはずっと黄色ですが無視して追い抜いていく輩の方がまだマシな方で
今回は延々と貼り付いて来るのでたまったものではありませんでした。

そしてなぜか県道にはチェーンを取り付けたりする退避場が無いので先に行かせることもできません。
途中にあるゴルフ場に入ってようやく先に行かせましたが、結局朝寄ったセイコーマートの交差点でその煽ってきたクルマに追いついてしまいました。
幸い別方向だったのですがそのドライバーはまたもや前のクルマにベタ着けで交差点を直進していきました。
普段からそういう運転をしている輩なのでしょうが事故るなら独りで逝ってほしいものです。
Posted at 2024/12/31 22:54:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月31日 イイね!

歴史の証人

12月中旬のことですが富士スピードウェイに行ってきました。
目的は何年か前にオープンしたホテルと一体化した博物館です。
お台場のメガウエブが無くなってしまったのでクラシックカーやレーシングカーを気軽に見学できる施設が遠のいてしまいましたが、富士スピードウエイなら横浜から行きやすいのでいつか行ってみようと思っていました。
alt

てっきり本ゲートから入場するものだと思っていましたがホテル専用の入口から入るのだそうです。
ただしこのことはホームページにも記載されていないし、隣のゴルフ場の入口と間違えやすくもあり、トヨタ関連の施設にしては不親切ですね。


alt

展示数はさすがにトヨタ博物館の半分にも満たないですが逆に日帰りでじっくり見学しやすい規模だと思いました。
さすがに全てを挙げると切りが無いので抜粋していきます。



alt

入館していきなりお迎えするのは倒立したトヨタ7
入場側と退場側で表裏が見えるようになっていてかなり近くまで寄れるようになっています。



alt

このブガッティはトヨタ博物館に展示されていたものですね。
小さいのは電池で走る子供用の遊具で当時の富裕層向けに作られた立派な商品です。


alt

この日産富士号はメガウエブで展示されていた期間がありました。懐かしい!



alt

トヨペットレーサー
昭和30年代の児童雑誌に載っていそうなデザインですね。
戦後わずか6年で制作された後のトヨタのレース活動の原点となった車のレプリカです。


alt

これは初めてお目にかかるクラシックレーシングカー
日本初のサーキットである多摩川スピードウエイの第1回GPで優勝した車両そのものだそうです。

alt

多摩川スピードウエイ跡地を一度も訪れる事なく当時の階段は撤去されてしまったようですが、当時を走った車両に逢えたのは感慨深いです。



alt

ダイハツP-5
わずか1.3Lのエンジンでありながらトヨタ7やポルシェ908と同じ舞台で戦った名車。
6~7年前の東京オートサロンで見て以来の再会でした。


alt

日産R381
左右個別に角度が変わるリアウイングで怪鳥の異名を取りました。
R382は見たことがありましたがこちらは初めてでした。



今回見たかったメインは2階にありました。
alt

ラリージャパン開催を記念しての歴代WRCマシン展示です。
エレベーターのドアが開くといきなりこんな珍車が出迎えるのがニクい演出です。

alt

フィアットアバルトX1/9プロトティーポ
ベースのX1/9の華奢なイメージから一転、獰猛なスタイルに変貌しこれが本来の姿なのではと思わせます。
ストラトスと被るため計画は中止されましたがイタリアやフランスのラリーで優勝経験もある立派な戦闘機です。


alt

そしてX1/9の隣に皮肉のように置かれるランチア・ストラトスHF
もうこれは説明不要でしょう。
小学生の当時スーパーカーショーで実車を初めて見た時の衝撃は今でも忘れません。
カウンタックやBB512よりも私を虜にした罪なヤツです。


alt

ミニクーパーS
モンテカルロなど大パワーをフルに活かせないステージで大活躍し優勝をさらいました。
ストラトスとミニクーパーはちょうどラリーカーがあくまで市販車の改造レベルだった時代から
最初から勝つために造られたマシンへと変貌しつつあった過渡期を代表する車なのでこの2台を最初の展示に選んでいるのはラリーの歴史をちゃんと解っている人が携わっているイベントだと感じました。



alt

ルノー5ターボ
FF車の5をリアミッドシップ化したまさにモンスターマシン



alt

アウディ・クワトロ(ビッグクワトロ)
現代に通じるフルタイム4WDマシンの先駆け



alt

フィアット131アバルト
ランチア・ストラトスがどんなにラリーで優勝しても市販車の売れ行きには貢献しないとの判断で投入されたマシン。
ストラトスファンから恨まれているかどうかは知りませんが、ごく普通のファミリーカーが戦闘マシンへと変貌した姿は異形感たっぷりでルノー5ターボと並んで好きなマシンです。



alt

ランチア・デルタS4
グループBからさらに過激なグループSへカテゴリが移行するかという時期に生まれた
怪物というより怪獣といった方が相応しいマシン。

alt

ストラトスやラリー037と違い、勝つためにはなりふり構っていられなくなったランチアの焦りのようなハリボテ感満載のデザインが逆にたまらないモノがあります。



ここからは日本のラリーカー

alt

トヨタセリカツインカムターボ
最後のFRセリカとなった3代目A60がベース。
サファリラリーなど耐久戦色が強いラリーで優勝もしました。

alt

一見きれいな車体に見えましたが当時の傷はそのままに残されていました。
こういう姿のほうがカッコいいのもラリーカーならではだと思います。




alt

トヨタセリカGT-FOUR
FFになって2代目のST-185をベースにしたグループAカテゴリのマシン。
この頃になると日本車が常勝化し始めていました。
以前メガウエブで回転大クラッシュしたものの見事に完走した車両が当時の姿で展示されていましたがこれは同じサファリラリー仕様ながらも綺麗な姿なので別個体でしょうか?



alt

スバルインプレッサWRX
今は亡きコリン・マクレー氏の名前がありました。
96年アクロポリスラリーの優勝車だそうです。
やはりスバルにはグラベルタイヤの方が似合うと思いますね。



alt

三菱ランサーエボリューションⅢ
95年オーストラリアラリー優勝車
三菱がこういうクルマを出すことはもう無いのでしょうか・・・

フォード・エスコートRSやアルピーヌA110、ランチア・ラリー037、プジョー205ターボ16といった
各時代の代表選手が居なかったのは残念でしたが満足できる内容でした。


他の展示車両には

alt

マツダ787BとトヨタTS020


alt

トヨタ2000GTをアルミボディ化したレース仕様のレプリカなどなど
トヨタ博物館とは違いサーキットの博物館らしいチョイスがなされていました。


あっという間に2時間以上が過ぎていてお腹も減ったので3階のカフェで小休止したのですが
ふと足元を見ると見慣れないヘッドカバーが置いてありました。

alt

トヨタのエンジンで直列5気筒なんてあったっけ?と無理を承知で店員さんに尋ねてみると
わざわざ専任のスタッフに連絡を取って調べていただきました!(ありがとうございます)
正体はTS010用V10エンジンの片バンクのヘッドカバーだそうです。



そして富士スピードウエイに来たなら絶対に見ておかねばならない場所に向かいました。
かつての第1コーナーである「30度バンク」跡地です。
alt

1974年の廃止以来そのままになっている富士スピードウエイ創設期からの生き証人です。
1966年の開業からして既に大事故を起こしてきたこのコーナーは多くのレーサーの命と
観客を犠牲にしてきました。
その悲劇の舞台となったこの場所は走る側も観る側もレースのもう1つの本質を忘れない意味で
未来永劫残しておくべきだと思います。



alt

私の写真だと30度バンクの凄さを伝えきれないのが残念ですがまさに立ちはだかる壁
四つん這いになっても上まで登るのは困難でしょう。
ここを現代的な空力デバイスも無しに貼り付くように走らせるのはとんでもないリスクを承知で
挑むのは当然ですし、レースですからライバル達と鎬を削るような走りが求められるのですから
一触即発の状態だったのは想像に難くありません。
しかも実質的にレコードラインは1本しか無かったそうですからわずかなミスが大事故につながるのは当然だったとも言えます。


 alt

みなさんも富士スピードウエイに行った際には是非ここを訪れてみてほしいです。
最寄りの駐車場からは結構歩くので履物は相応しいものを選んでおくことをおすすめします。


alt

最後に30度バンクを背景に撮影。
平坦な駐車場と比べると尋常でない角度がお解りでしょうか。


夕日に背中を押されるように帰路につきましたが東名高速だけでなく保土ヶ谷バイパスまで
大渋滞が起こり、かなり時間がかかりました。
幸いにもN-BOXのシートは先代よりも更に良くなっていたようで突き上げの無さも手伝って
疲労は想像よりも少なかったですね。
これでシートヒーターが腰を温めてくれるなら完璧なのですが・・・

alt

帰宅時の燃費はご覧の通りです。
渋滞と足柄で高速を降りて国道246を長く走るので思ったより燃費は伸びませんでした。
Posted at 2024/12/31 09:05:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 博物館 | 日記

プロフィール

「昨夜の雷雨明け雨水の他にボディの4辺に沿うように謎の黒い汚れが付着。おそらくカーポートの汚れが滴り落ちてきたようです。たまらずシャンプー洗車しました。」
何シテル?   03/25 15:21
ギャンブラーではありません
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

通っていなかった訳ではなく。(笑) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/09/12 09:54:24

愛車一覧

ホンダ N-BOXカスタム ホンダ N-BOXカスタム
2024年10月25日納車 納車時走行距離:4㎞ ボディカラー:プラチナホワイトパール ...
ホンダ N-BOX ホンダ N-BOX
久しぶりの純エンジン車でターボ付きです。 ホンダ最強の商品力や如何に!? ボディカラー ...
ホンダ ステップワゴンスパーダハイブリッド ホンダ ステップワゴンスパーダハイブリッド
ミニバンからミニバンへの乗り換えになりました。 ボディカラー:スーパープラチナメタリッ ...
ホンダ フリードハイブリッド ホンダ フリードハイブリッド
人生初のミニバンです。 ボディカラー:ブルーホライゾンメタリック ディーラーオプショ ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation