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入手したオンキョーのスピーカーだが、突板に欠けがある。
プロに任せれば綺麗に修復されるんだろうが、音に影響ないだろうし安く入手した意味もなくなってしまう。
ここは初体験だが、エポキシのパテを盛って近似色で塗ってみようと決断。

必死だったので途中の経過を撮るのを忘れてしまったが、欠けている部分にパテを盛って固まってきたらペーパーで削って整形し、素人レベルの仕上がりにしかならなかったが、なんとか形になった。

突板の色に近付けるため、原色を混ぜて調色するのだが実に難しい。

補修部分だけを見ると境目が分かってしまうが、遠目で見たらまあ、気にならないかなと。自分用だから、まあいいか。


そうだ、サンスイアンプのサイドウッドも一部欠けている。これも修復してみようとチャレンジ。

同じくエポキシで造形。

そして塗装。目で見ると、この画像ほどは目立たないレベルで完成したので遠目では分からないかと。まあ、これも自分用だし、良しとする。

DENON　SC-E757に続き、オンキョーのスピーカーにも触手が・・・
このモデルは、各ユニットの作りがとても高級感あって当時は賞を取ったらしいことと、重低音が出るというネットの評判にも惹かれ気になっていた。しかしこれ以上スピーカーの置き場所はないので、気に入っていたが思い切ってSC-E717Rを次のユーザーに使ってもらうことにした。E717Rは自分好みにネットワークを微チューンしていたので元に戻している。

そしてこれをネット取引で入手した。スピーカーユニットは正常のようだが表面の突板が浮いているという状態であった。

早速、分解。エンクロージャーの中はまあ、普通かな。吸音材もバスレフなら適量かと思う。

エンクロージャー下部には穴が開いていてそこからバスレフポートへ繋がる。開口面積は色々と計算されているらしい。

ネットワークは低域、高域が独立していて12dB/OCT。


フレームはアルミダイキャストでマグネットがバカでかい。結構、高級感ありそう。見かけに踊らされているかも。


ダンパーやエッジは最適な形や素材を使って不要音を出さない工夫をしているらしい。


ツイータもしっかりした作り


しかし、化粧板である木目の突板が前面バッフルのラウンド部分で剥がれている。

接着はG17ボンドを希釈して少し緩くし馴染みやすくした。

隙間に染み込ませ、はみ出たボンドを拭き取る

そして重しをして乾燥を待った。

しっかり接着することができた。

さて肝心の音を聞きたいところだが、その前に突板の欠けもありそこも補修が必要だ。