ステアリング付近からの異音対策
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
高速道路を80km/hぐらいから上の速度で走行中、荒れた舗装面になると
フロントのメーター付近から謎のビリビリ音が発生するようになりました。
86なら車自体が五月蝿いので全く気にならないレベルの異音ですが。。
クラウンはロードノイズが極小なの余計に耳につき、気になります。。
つい最近までは全く異音がしなかったんですが気温が上がり始めた影響なのか?
それとも走行距離1万キロを超えてタイヤが
減ってきた影響なのか?
因果関係は不明ですが、とりあえず異音発生時に怪しそうな場所を手当たり次第触って音の変化を探りましたが見当たらず。
ということは内装パネル由来ではなく、
こりゃ臓物のどこかだな?と推測。
さらに観察続けると、どうもステアリングコラム付近からいビリビリ音がしないでもない。。
2
と言うわけでステアリングコラムを開けて探ってみます。
ドライバーモニター付きですが構造的には
普通のトヨタ車と同じタイプなので、ネジ3本抜けば外れます。
3
順番は何処からでも良いのですが、
まずはステアリングに隠れた左右2箇所から。
ここはステアリングを90度回せば見つかります。
プラスのタッピングビスです。
4
反対側もステアリングを回転させてネジを外します。
5
残り一本はステアリングコラムの下側。
運転席に座ると見えない場所なので手探りで外します。
6
ネジを抜いたら、左右の爪を外します。
ウインカー/ワイパーのレバーの裏側あたりです。
コツとしては下側カバーを左右から押してあげる感じ。
カチッと外れます。
7
カバーを外したら怪しい場所を探します。
色々な場所をコンコンと叩きながら探ったとこと、ステアリングシャフト右側にぶら下がった白い箱がビリビリと振動します。
ボックスを止めている爪(?)がユルユルで
なんだか振動しているように見えました。
※注意
ステアリングシャフトにグリスが付いているので触らないように気をつけてください。
8
で。試しにフェルトシートで爪部を覆って
カバーがしっかり固定できるようにしました。
ダメ押しででブチル系制震シートも
貼ってみました。(これはあまり意味なさそうですが。。。)
9
写真ではわかりにくいかもですが、箱から出ているケーブルの根元にもスポンジをツッコンで
カタカタ動かないようにしました。
コンコン叩いてみるとビリビリとした振動が収まりました。
コラムカバーを戻したあと、軽く試走。
今の所異音は収まりました。
ちょっとした異音でもなくなると快適です。
高級車感倍増です。
とはいえ、他にも異音を放っている場所がありそうな気配があるので
今後、気温が上がっていくとさらに変化するか経過観察を続けます。
話変わるんですが、ステアリングコラムを開けてみて、
テレスコピック機構やステアリングマウント自体が従来の板金構造ではなく各部品がいかにも剛性が高そうな鋳造部品の組み合わせで
造り込まれていました。
相当、剛性に注力して設計されてるように見えます。
最近のトヨタ車って見えない部分にもしっかりコスト掛かっていると思います。
ネットでは何かと叩かれがちですが
なんだかんだで、車作りは超本気で取り組んでいると思います。。。
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