2021年04月19日
フロント足回り点検と、雑記+あえて1G締めしない時もある
日曜日は、オイル交換のあと、フロント下回りの点検調整をした。
というのも、右コーナーのとき 下の方から コン!とかカン!とかいう異音が、たまにしていた。雨のときはなりにくい。雨上がり翌日とかもよく鳴った。
頻度は、右コーナー限定20〜30回に一回くらいか?ならないときは、200kmくらいドライブしても一度もならない。
比較的、ハンドルを多く回すようなタイトなターンで、そこそこスビードがあるとき。
おそらく走行に支障がなく、操作感や走りに関しては全く問題がなかったが。
なんの音だか非常に気になっていた。
スプリング、スプリングの収まり、パワステ関係、タイロッドエンド、ナックル、ハブベアリングのガタ、ロアアームのボルト、トンネルバーなどの下回り補強板系、サブフレームの締結。ブレーキ周り。スタビリンク、スタビブラケット。ボンネットキャッチャー。
ここらへんを締め付けやその他異常の有無を点検した。
ただ、右ターンのみで起きるのと、据え切りで音はでないことから。
パワステ関連はセーフだろう。普段は全く異音がないのでブレーキもまあセーフだろう。車輪を回してみて、無音でスムーズに転がるところからみてベアリングもセーフだろう。 おそらくロアアームの偏心ボルトが怪しい。
おもえば、2020年一月あたりに、アライメント調整に取り組んであれこれやってたので、あれから音が出たような気もするから。
で、ひとつだけ これか?とおもうものを発見した。
右側車高調のスプリングの下端の方に、砂利というか小石が挟まっていたのだった。あとは、他は特に問題なし、ロアアームも規定トルクでしまっていた。
スタビリンクは一度外して左右点検したが、じつにいい感じで全く問題ない。
ブラケットを一度緩めて、締め直した。まえは 1mmでもテンションを抜きたくて、ブラケットを1G締めしたが、今回はあえて0G締めした。理由は後半で書こう。ブラケットと接着ブッシュの間にも意味なさそうだけど気持ちシリコングリース。下回りの剛性プレートもひととおり増し締め。
スプリング周りは、いちど ゆるゆるにしてから 砂利砂を綺麗に落とし。
スプリングシートとスプリングの接触面にシリコングリースを散布。手でスプリングが楽に回せるくらいのプリロードゼロでセット。
点検終了。
これで、まだ音が再発していたとしても、もうしばらく気にしないことにした。
すくなくとも、走行に支障きたすようなところはすべて問題なかったから。
このまま問題があるなら、そのうちもっと重症になってきて。
原因箇所がはっきりわかるようになるだろう、そのとき対策すればいい・・
そして、おなじみの、仮想峠。見沼峠1コース2コース3コースww、岩槻峠w 1コース、2コースw、さいたま新都心ゴミ処理施設周りのコースw を爆走。
この仮想峠は、 想定コーナーリング速度100〜120キロ 80〜90 50〜60 30キロ(高速コーナー以外は、ほとんどミニサーキットを使ったジムカーナ的な感じですね)、ギャップにジャンプに整った路面、あれた路面と多岐にわたり、僕がRX-8のころから7〜8年前から積み上げてきたルートで。
ここが楽しくて、もはや峠にいかなくてもほぼ満たされてしまうコースだ。
まあ90°以上回り込んだコーナーがないけど・・
(これは峠にいかないとなあ・・)
荒れた路面、うねってる路面、落ち葉や濡れた路面でも、速く安全に走れるのが、ポリシーなので。。。もはや、舗装のラリーに近い思想・・
このまえリアのスタビライザーのみを強化したときは、このコースを散々試乗した結果全体のロールも減り、剛性感、塊感はなかなか気持ちよくクイックだし所によってはコーナーリングが速くなったのだが。やはり内輪の伸びが規制されすぎ、荒れた路面での路面ホールドが悪くトリッキーな動きがかなり気になったので結局不合格になってノーマルに戻した。
元に戻したらノーマルスタビのほうが、はるかに粘り、安心してコーナーで踏めた。
やはり、リアだけスタビ強化は僕の中で無しだ。 サーキットの平らな路面で、かつドリフトするのなら合っているとおもうが、あれは一見速くなった気がするかもしれないけれども。実際は、遅くなってるセッティングの典型だろうなとおもった。
話がずれたが
それで、点検後 試乗したところ。異音は出ていない。
それ以上に感じたのが、フロントの足回りの動きがさらにスムーズに綺麗になった感じがした。 いままで特に音はでていなかったが(たまに上記のような音はしたものの)、さらに無音になった。
いいね、いいね!!
という感じで、ご機嫌に帰宅した。
さて、なぜ0G締めにしたか。
おもうのだが、いまは1G締めが半ば常識になっているとおもうけど。
最近ぼくは、とくにリア周りは 0G締めにしつつある。
なんでも
「1G締めにすればいいってもんじゃない」っていう思想になってます。
1G締めしないと車高が下がらないとかあるけど、全長調整式なら、車高調を低く設定すればいいので問題ない。
むしろ、脚が伸びる方にテンションがかかってるほうが。
とくにリアは、内輪の接地性を稼げるという思想です。
1Gでテンションがかからないようにするとき、逆に伸びきろうとするときブッシュのテンションが邪魔してサスペンションが綺麗に伸び切らなくなったりする方向に向かうわけです。
伸びるときには、きっとり伸びてほしい。
タイヤが地面から離れず、両輪が 内輪がしっかり接地してるとき。
そこには
しっとりとして 奥行きの深い操作性
限界近辺での広いコントロール可能な領域が稼げる
ぎりぎりまで粘ってくれる感じ
が出てくる。
同じく、フロントも できるだけ伸びてほしい。
そのとき、ロールしても内輪がしっかり路面を掴む。
ので、フロントも 最近は アッパーアームだけは1G締めしても。
ロアアームまわりは 0Gで締めちゃいます。
まあ、そんなに車高落としてないし(30ミリダウン)、極端にブッシュがねじれるほどでもないので。。 ほんとキモチの問題程度ですが。。
あとは、、
タワーバー最近欲しくなってきたかも。
フロントだけ。
NR-Aとか RSとかの ハードサス系のモデルにはタワーバーがついている。
僕のは、RSとかよりもはるかにハイレートな脚をいれているのに、タワーバーさえつけていない。
まあ、ノーマルを想定した剛性は 僕の仕様には遠く足りてないだろうなと前からおもっていた。
でも、実際のところ 特に不満はないし。
まあ、RX-8のころよりは、NDといえど剛性感は落ちたけど、とくに気にしない。
よくNDは ステアリングセンターが曖昧で怖いとかのレビューをよく目にするけど、いまいち自分にはそれがわからない。曖昧ですかね?
いまだに、ステアリングフィールに不満感じたことがない。。。
150キロオーバーでスラロームしても全然恐怖感じないしなあ。。。
レガシーとかのようなGTカーの味と比べてるのだろうか・・
わからない・・
(当方、SW20 やAW11などのコーナーリングマシンが標準になってるからか)
だからナックルサポートだのがよく売れているようだけど。
タワーバーをやると、結構その辺が変わるらしい。
でも、僕が求めてるのは、タワーバーによって きちんとサスに仕事をさせたいとか、設計値以上のボディーのねじれを 、つまりハードサスにしてる分をまかないたいキモチ。(だってノーマルでさえRSとかには フロントについているわけだからw) そして、内輪のグリップをさらに活かしたいキモチ。
トーアウトだったり、キャンバーだったり、フロントに強めのレートの脚をいれてるキミ号は、内輪の接地がそれを活かすキモなんだ。
というか、内輪のグリップを活かしたいからロールが少ないようにレートを高めてるといえるんだけど・・
で、フロントのタワーバーで しっかり支えてあげれば、
より一層内輪の接地が活きてくる気がするんですよね。
だから、タワーバーいれたいような。
でも、取り付けるためには、実に面倒な純正パーツ交換が必要なのだ。
つけてみたい。しかし面倒くさいし現状で不満もない。。
内輪で、フロントをコーナーにむけて引っ張ってもらって曲がるイメージなんですよね。外側のタイヤで踏ん張ってフロントを曲げるんじゃなく。
外側の踏ん張りに加えて、内側のタイヤも 鼻先をコーナーにむけて引っ張ってほしいといえば、イメージが伝わりやすいか。
だから、トーアウトは効いてくるんですよ。ハンドル切る時さらに内側を向くからね。
そして、キャンバースラストがトーアウトにより相殺されて、転がり抵抗もすくなく、ストレートも速いという感じ。
(キャンバー-2度くらいなら、トーアウト1mmくらいが僕の基準)
(これはハイレートな脚をいれてる場合に限定する)
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ND5RC ロドスタ | 日記
Posted at
2021/04/19 12:24:15
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