
お疲れ様です。スタッフ山添です!
このブログで頻繁に登場しているFIAT500。以前も触れたとおり、走行距離は大したことないものの、納車されてからの時間はそれなりの期間になります。そのせいかオーディオパネルなどのプラスチックパーツがちょっと残念な状態になっています。手で触れるとベタベタして、爪でカリカリやろうもんなら傷が残ってしまいそうな危うい状態です。みなさんも(自動車のパーツに限らず)身の回りのプラスチックがこんな風に劣化してしまった経験ってありませんか?
どうやらこれはプラスチックの塗装や表面仕上げの劣化が原因らしく、残念ながら絶対的な対処法ってないんですよね。ネットで調べると漂白剤や無水エタノールで復活するなんて話も見受けられますが、本当にそれで直るのか~? 既存の自社製品で利用できる物はないのかな~? このところずっとそんな疑問を抱いていたので、思い切ってテストしてみました。
まずは弊社の『ワックスオフ』。表面の汚れはきれいになりましたが、残念ながらベタベタは取れず。おまけに拭き取りに使ったクロスには黒く溶けたような素材が。このままゴシゴシやったらヤバそうな気配です。
続いては薬局で手に入る一般的な『無水エタノール』。ネットの情報ではかなり有力な解決策のように書かれていますが果たして・・・。

こんなになっちゃいました~。(ToT) 黒いコーティングが溶けて下の素材色(白だったのね)が露出してしまいました。こりゃあダメだ。
無水エタノールは確かにベタベタをきれいに落としてくれます。これは恐らく加水分解してしまった表面のラバーコートや劣化した樹脂を落として(溶かして?)るんじゃないかと想像します。なので素材自体が黒ければサラッとした表面が出てくるかもしれませんが、今回のように違う色の素材に塗装やコーティングが施されていた場合はこんな悲劇的な結末を迎えてしまったのではないかと。こののオーディオパネルの場合はライトと連動してスイッチ類を光らせるようにベース素材は白かったんですね。(イルミネーション部分以外を着色してあった)
いい勉強にはなりましたが、さてこの残念なスイッチはどうしましょう。普通に考えたらパーツ交換orこのまま我慢ですよねぇ。パーツ交換って言ってもパネルだけで入手出来るのかな? 新たな悩みの種ができちゃいましたが、これもまた車いじりの醍醐味・・・って強がってみたり。(ToT)
それでは、また。
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きまぐれブログ | 日記
Posted at
2021/05/13 14:01:16