
昨日から、昭和を代表する女優さんや政治評論家の方々がお亡くなりになっていて、ああ更に昭和は遠くなっていく・・・と年寄りくさい事を思わんでもないのですが、ここは敢えてワインねたで。
結婚式の準備やら何やらの関係で、久々にソムリエ時代の人脈を掘り起こしていたおかげで、今日がボージョレの解禁日だと思い当たりました。
(´д`)オソイワ~
今日は頭痛とお友達なので飲みませんが、ソムリエ時代の感性を殺していた状態から自分を解放すべく、ワイン談義なぞを。
ボージョレ・ヌーヴォーは、俗に言う初物です。
その年の9月に収穫された葡萄を醗酵させ、一番最初に飲めるようになるワイン。
「ボージョレの出来が、その年の出来不出来を占う」みたいに言われることがありますが、それは半分アタリで半分ハズレです。
世界一有名なワインは『ロマネ・コンティ』ですが、ボージョレの良し悪しがロマネ・コンティの良し悪しの判断材料になることはありえません。
クルマで例えるなら、日産ノートの出来がGT-Rの評価に直結することがないのと同じようなもの、と言えば・・・厳密に言うと違うけど、まあそんな感じです。
ボージョレの原材料になる葡萄・ガメイ種は、甘みが非常に強い品種なので、酸味と渋みが足りないワインに仕上がります。
そのために、他の葡萄品種から作ったワインと比べ、早飲みが可能になります。
醸造(醗酵)工程も、他のワインには禁止されている二酸化炭素ガスを使用する事が許されていますので、甘みと濃い色を引き出せ得るようになっています。
つまりは、ある程度の糖度があれば、一定の品質が作り出せるようになっています。
しかし、今年のようなボージョレですら『史上最悪の年』と言われる場合、他のワインも出来が良いとはいえなくなります。
天候不順に比較的強いガメイ種が、良い結実をしなかったということは他の葡萄も結実不良や糖度不足を起こすからです。
実際、今年の葡萄の生産量はかなり少ないらしいですし。。。
と、ここまで書いたらお目付け役がジョルジュ・デュブッフのボージョレ買ってきましたwww

ということで、これから酔っ払いニブ子となりますので、これにて御免!
ボージョレ買うんならぼーじょれ・ヴィラージュをオススメしますよ~、な占い師ニブ子のスケジュールはこちら~→
ぽちっとな。
Posted at 2012/11/15 22:47:47 | |
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