セド君が半死状態なので必然的に普段の脚がサファリとなっております。
DXヨン様は経済的で後ろにシートもあり(笑)、二人乗ってもカバンの置き場に困ったりしませんが、なぜかお留守番がちな出番の少なさなのです。
キーをひねると待ってました!とばかりに一発で目覚めるTB。
アイドルアップ時のグウオオオオ!と近所迷惑な6発OHVの咆哮は、最近の脚色されたようなエクゾーストノートとは一線を異にするリアリティ感。つまり古臭いってコトで(笑)。
この時期1分もしないうちに水温計が動いてきて、スンスンといつものようにおとなしくなる頃には始業点検も終えて出発準備完了。
SL並みの超低効率エンジンも暖機運転が少ないトコロは利点なのか?と思いつつエアコンのスイッチをポチってファンを2速目へ。
コキュン、と小さなショックとわずかに変化するエンジン回転を感じつつ、左手で明らかにDXより長い如意棒をかき回して1速へ。
アイドリングのまま最初は軽いクラッチをミートして係留所からのそのそと出船して、運河のような餃子市内の狭い路地を進みます。
見事に咲いた植え込みの朝顔にフェンダーミラーが触って、「ああ夏だなあ、風流だなあ」(笑)。
あ、ちぎれちゃった(爆)。
そのまま幹線道路に出て2~3キロほど走ると、お決まりの渋滞。
既に水温は半分よりちょっと下で通常位置ですが、気温はラム子ちゃんの外気温時計で既に32度。
室内も鉄板剥き出しのミッショントンネルが触れないぐらいに熱くなっています。
無理やりエアコンで冷やしていても、熱源付近からの熱気とのせめぎあいでサファリの強力な冷気もまるで軽自動車のそれのよう(笑)。
非効率この上もない贅沢なガソリンの使い方ですな(爆)。
10分ほどキツメの渋滞に並んでましたが、特に水温計の針が右斜めになることはありません。
やっぱり先日のグンマーの暑さは異常だったようです。
あの時は一般道でも走れば針は下がりましたが、信号で止まってしまったらもう「ハイルヒトラー!」な角度になって驚かせてくれました。
ジャントレを脱いで移動用のM-55を履いているせいで、舗装路は至極快適。
タイヤって丸いほうがいいんだな、と当たり前のことに泣けてきそうです(笑)。
ただ、このM-55のまま泥濘地帯に入ったときは逆の意味で泣けてきそうですが。
コクサンマッテレには無い独特の周波数の高いタイヤノイズも心地よくさわやか。
ジャントレの4発爆撃機の轟音も嫌いではないですが、きっと彼は住む世界が違います(笑)。
国道のバイパスに出ると一気に流れが速くなり、おとなしく左の車線でクルーズしてるつもりでも法定速度3割増し。
たまに現れる老人マークのシケインをかわすために右車線へ。
そのまま5速2000回転から踏み込んでもスルスルと素直に加速するのはTBの特権です。
ディーゼルターボのようにタービン音と共に持っていかれる感はありませんけど、5速のまま踏み込む中間加速はそれほど違いはないと思われます。
そんなTBライドを楽しんだ代償が、リッター約5キロを割り込む素敵な燃費(爆)。
この時期はエアコンもガンガンですからもう少し悪いかもです。
今やランボやおフェラーリ様でさえリッター10に届かんとする時代なのに、まったく地球にもお財布にも厳しい野郎でゴザイマス。
米国のシェールガス革命で今はガソリンが安いからなんとかなってますけど、あの悪夢のレギュラー180円時代が再び訪れたりした日にゃ、、、思い出しただけでも恐ろしくてチビリそうです。
そういえば、理屈も解らぬ怪しい燃費グッツに手えだしたりしたなあ(爆)。
しかしトランプ国ではマッチョマシンがリバイバルのようにどんどん登場してるし、一時期持て囃されたプリウスは全く売れなくなってまたでっかいピックアップが台頭してきて来たようですし、これからもまだまだ石油エンジンは安泰なんでしょうか?。
メルセデスがピックアップを売るとかなかなか興味は尽きません。たとえ中身がゴーン製でも(爆)。
ピックアップトラック好きとしてはうれしい話題なのですが、、、。
あのデブパツキン(ヅラ説あり)は温暖化なんてウソだとパリ協定から離脱してアメリカの経済発展を促そうとしているようですが、現代世界の常識では完全に”基地外”の分類に(爆)。
そういえばおコメ国は身勝手意見を述べまくって2001年にも京都議定書をブッチした経緯がありましたね。
ま、アメリカ自国の利益追求は世界の利益へも、ましてや日本の利益にも影響がありますから一概に”ダメ絶対”とも言えません。
そして今年の冬にマコトシヤカに言われていた太陽黒点の異常(黒点がなくなっちゃった)により、太陽活動が縮小の傾向にあるとかなんとかで、逆に「地球寒冷化」なんて言われてもいました。
もし寒冷化がホントなら、”基地外”大統領が大逆転勝訴の上、温暖化推進が世の中の正義となります。
翻って欧州列強メーカーは来年、再来年発表にむけてドンドンEVを開発しているようです。
航続距離が500キロあれば十分ガソリン車に対抗できるでしょう。実際バッテリ容量が90kWほどあれば今の技術でもぜんぜん可能ですからね。
しかもドイツが2030年までには内燃機関のクルマ販売禁止を要求、とか悲しい悲報も。
おいおい、オメエんとこのあのヒコーキ屋の直6エンジン、サイコーなんだけどあと13年でシューリョーかよ!とクルマ好きはイヤな汗が出てきそうな話です。
寒くなるにしろ暑くなるにしろ、どっちにせよ自動車の未来に”基地外”ルートは無さそうです(爆)。
ジジイになったらエコブースト積んだF150とかにコンパネ積んで乗りたかったなあ(笑)。
もっともワタシは今、目の前のボンネットの下で回ってる大排気量エンジンが地球を滅ぼすとは考えにくく、むしろこのフィーリングを愛でている背徳者、”非”地球民なのは間違いございません。
正直、二酸化炭素削減とか温室ガス撲滅とか言ってるよりも、
路上喫煙防止やら
飲食店完全禁煙化とかの
受動喫煙被害対策を全世界規模でやるべきだと思うんですがね。