鯨組夏合宿のレポートのお時間でしたが、急遽番組を変更し特別番組をお送りいたします。
尚、当レポ中に出てくる写真等から場所が特定できたしてもソレを口外することは厳禁とします。
また当該現場へ安易に踏み込むこともご遠慮願います。
おおきなおともだち!マネしちゃダメだぞ!オジサンたちは脳味噌も鍛えてるからできるんだぞ!(爆)。
かねてより水面下で高度な交渉が行われていた上州武闘派部隊との和平交渉が決裂し、遂に我が栃木エリアへ侵攻してきました。
栃木の平和を守るため、コレを迎撃すべくロクノニ総務ブチョー号と出撃。
曇天の下で激しい”笑劇”戦が展開されました(笑)。
地の利を生かして誘い込んだ某エリア。
昨年秋にさらりと下見済みとはいえ、ワタシ達もこの10数年殆ど足を踏み入れたことのない魔窟です。
まずは間髪入れずに名物の巨大坂ヒルクから。
ローロー1速、フロントタイヤに全神経を乗せてタコメータを凝視。
1000回転以上回さないように、そしてヨコを見ないように(笑)。
ヨコを見てしまうと、立木の角度から斜度を推測してしまいます。
この齢になっての”失禁”は絶対に避けたいものです(爆)。
グリップは悪くない土質なのですが、なんせ斜度があるのでスリップさせたら再発進は難しく、アタマの重い重量車は一気に横を向いてしまう恐れが。
タコの針、右足の膝、
空気の読めない回りたがるTB(笑) 、、、どれをとっても震えていないモノはありません。
おし!、登った!。
振り返ると、ありゃりゃ?
意外なラインから攻めていたちよちゃん号が動いておりません。
そっちはフカフカの砂が粉砂糖のように振りかかっているトコロです。
参号機のケツが
「ワナだ」と思った彼は白い粉砂糖を「アソコが乾いてる」と判断して、見事
「ワナ」にハマったのです。
この場合のリカバリで、安易にバックすることを避けたちよちゃん。
ブレーキで停まってるだけでも奇跡のような斜度ですから、そりゃコワいだろ~なあ。
坂の上から望遠で見るその顔はいつもの陽気な彼のソレではなく、土気色の無表情で必死に腕でバッテンを繰り返しております。
ちよちゃん朋友のナガイクンは参号機の後をサスガの苦労リングで登り切りました。
登った瞬間のヨロコビも束の間、彼の
「あにい~!!」の叫び声が福島の山にコダマします(笑)。
右足が引きつってブレーキペダルに貼りついてしまったちよちゃんを、ありったけの延長コード(笑)を持ち寄ってウインチング。
写真だと良く解りませんが、まあいわゆる
崖(爆)。
二足歩行はまず無理な角度ですな。
この後、自らのウインチで無事に頂上まで上がり切りました。
初手からいきなり面白くなってまいりました(笑)。
この後は抉れたジャングルのルートを降りて再び地上へ。
浸食で出来たモーグルやV字で広場アソビを堪能しておりました。
昼時になってそろそろ戦闘糧食を摂取しようかと提案したところ、ナガイクンより「やっぱり景色の良いトコロで食べましょう!」とのアツい提案が。
もちろんその瞬間、ちよちゃんの顔から表情が消えて再び青ざめるのを見逃したりはしません(笑)。
またこの坂を上るのはサスガに酷なので(爆)、それじゃ脇道から登ってみようとのことに。
しかしソコも甘くはなかったのです。
ジャングルの中のヒルクライムは距離はそれほど長くはないケド、イヤらしく掘れたジムニーぽい旧い轍が先立ちの苦労を物語っております。
まずは参号機がTBのクソパワーを駆使して下品に登頂成功。
その後をブチョーのナナサンが平成クロカン伝家の宝刀SATの威力をかざしてあっさり登頂。
しかしその後、グンマ―チームが捕まりました。
何度か仕切り直して惜しいトコロまで上がってくるナガイクン。
泥で目詰まりしたタイヤと濡れた石に苦戦して、もはやココまでとウインチング。
ナナサンのトップレンジャーに介錯され大人しく登ってくるサファリショート。
サファリストとして屈辱な光景ではありますが、ココではまず生き残る事が大切です(笑)。
続くちよちゃん号、鬼バック助走で有無を言わさない怒涛のイキオイで攻め込んでくるかと思ったら、あっさりウインチのフックを差し出すではありませんか(笑)。
しかしシリアスオフロードではこれが正解ですな。
オトナになってるちよちゃんなんて見たくないかも知れませんが(笑)、彼らにはグンマ―まで「自走で帰還する」という一番重大なミッションが課せられているのです。
その後、眼下をトンビが飛んでいる先程のヒルクライム頂上で戦闘糧食を経口投与。
食後のアフタヌーンダベリを満喫していると、
ドバババ!!というケタタマシイ排気音が近づいてくるではありませんか。
少々警戒しつつ辺りを見回しますと、坂の下にどうやらオフバイク4台程の集団が登場。
「異種同業者」に若干ホッとしつつ眺めていると、躊躇なくこのクソ坂(爆)をアッサリと登ってくるのです。
ちょっとフロントを浮かせリアタイヤへ荷重を掛けながらの見事なライディング、先頭のリーダー格の男はかなりの場数踏んでると見ました。
ヘルメットを取ると、田舎のおっちゃんそのものの人懐こい笑顔が登場(爆)。
おかげで我々ともすぐに打ち解けて色々と情報交換してるうちに、その田舎おっちゃんが「こんな大きなヨンクが登ってくるのは見たことない、見たいなあ」などとキツいリクエストが(笑)。
「いえいえ我々には予定が都合が二度目はゼッタイ無理だから」などと弱腰に回避しつつ、「お先に」と頂上を後にしてソソクサと下山。
下山ルートは外周にあった筈の”V字地獄”を目指します。
ワタシらロクノニも10数年は近寄ってない道行きで、途中抉れてる箇所はありましたがラインを違える事もなくV字のトバクチへ。
実はV字の下りルートはコワい選択でもあるのです。
登りだと行けなきゃ止めればイイだけで、バックも通ってきた我のタイヤ跡をトレースすれば済むだけですが、下りだと”マタギ”間違えてスッ転んでも既に降りるしかありません。
記憶が徐々に蘇ってきます。ここで総務ぶちょーがヨンマルの窓を割ったことやら、弐号機のラテが曲がってホーシングがズレてしまったことやら、、、。
意を決してV字に突入してみるも、意外や意外、ずいぶんと民主的なV字になっていたのです。
10数年の年月で堆積されて浅くなり、絵にかいたようなキレイなV字となって久々の我々の通行を歓迎するかのようでした。
その後の藪漕ぎ(枝漕ぎ)は壮絶でしたがね。
参号機のハイルーフに握りこぶしでぶん殴ったような多数のエクボを頂きました(笑)。
ルーフにキャリアを乗せていると、ドリップレールごと持って行かれるパタンですな(爆)。
その後再び下の広場へ戻るも、巨大坂の頂上では先程のバイカーたちがまだ居やがります(爆)。
「やっぱり、ヤルしかないのか、、、」
鯨組代表として、ロクノニ組長として、そして全国のサファリ乗りの名誉として、再び巨大坂に挑みます。
写真は「ちよサフブログ」よりカッパライ。
1度目と違って明らかにグリップが良くありません。
自分のジャントレの跡を踏むと、ズルッとタイヤが空転。
イヤな汗がドボッと出ます。
ちょいとラインをズラしつつ、我がココでのルーティン、タコメータを睨みながらローロー1000回転。
他は見ちゃイケナイ。見るなら自分と平行にある筈の地面ぐらい(笑)。
頂上まであと20M辺りにある一番急斜角度なあたりで参号機のフロントが一瞬空転、反射的にアクセルを僅か戻すと当然TBがガクガクと拒絶反応を示し、慌ててアクセルを踏み足します。
僅かラフなアクセルで30センチほど右にズレたジャントレがグッと地面を噛みしめた時、生きてるって素晴らしいと思いました(笑)。
そのまま登り詰めると、待っていたバイカーたちに拍手で迎えられてちょっとハズくも全然悪い気はしないワタシでしたが、ふと麓を見ると米粒になった苦楽を共にした3台が、、、。
「お、オイ!?オレだけかいい~!!」
楽しい戦場での時間はあっとゆう間に終わってしまい、我々栃木隊は鯨組合宿へ、ちよちゃんと愉快なナガイクングンマ―隊は西へと次のコマを進めました。
さすが武闘派上州軍団、いろいろありましたが全くの無傷のままです。
もしタイヤが同条件であれば、我々は完膚なきまでにヤラレテいたことでしょう。
アウエーでのクレバーな戦い、
残念(爆)いやお見事でした(笑)。
鯨の集まりのように「イケ~!」「ドボン!」的なノリも大好きなんですが(笑)、たまにはこんなギッチギチのクロカン遊びも良いものです。
また是非、グンマ―隊とヒリヒリ遊びがしたいと思うくみちょうでありました(笑)。