うちのE350ブルーテックベンちゃん、今度はナニヤラ高速域で異音が(泣)。
だいたい、”ぬふわ”ぐらいから床下より微妙にカタカタ音が出て、”ぬえわ”あたりで顕著になり、”ふわわ”だとハッキリと連続打撃音が聞こえるのです。
アタリマエですが常用域ではないので(笑)、鯨組基準では完全に無視も出来る範囲ですが何か重大疾患の予兆だったらヤバいぞなと急遽ヤナセに緊急入院。
音の再現が難しいので哀本7で録音した音を携えて担当メカニックに、
「ほら、こーいう音がするのだよ?」と聴かせるも、
「おおっ哀本ナナですね!いいなあ~」
、、、ダイジョーブなのかオレのベンちゃんコイツらに任せて、、(~_~;)。
取り敢えずその間代車を出してくれるそうなのでお任せで用意して貰うと、可もなく不可もないラインを狙ったのか現行一個前のE350ブルーテックを貸してくれました。色まで同じ黒かよ(笑)。
まだ5000kmしか走ってないホボ新車ですが既に型遅れとは、最近のベンツのモデルチェンジ頻度の酷さを物語っております(爆)。
うちのが旧ザクとすると現行最新はグフなので当然ザクとは違うのでしょうが、こんなの所詮ザクⅡだろ?とあまり変わり映えしないインパネに若干ザンネン感を抱きつつDレンジに入れてスタート、、、させると、、??。
「お?!」とクチに出るほど鋭い加速にちょっとビックリ。
基本的にエンジンはV6の3000ccディーゼルで変わらないハズなんですけどねえ。
もうちょっと右足を慎重にコソこそ探りながら踏んでみると、なあるほど、コイツは電子スロットルの味付けが違うんですね。
いわゆるチョイ踏みあたりのアクセル開度を大きく取っているようです。
これはシロート騙されますなあ(爆)。ちょっとしか踏んでないのに加速するのだから、速いクルマだと勘違いしてしまうワケです。
これに較べるとうちの旧ザク(笑)は異様に深いアクセルのストロークがリニアに開くタイプなので、ちょっとしか踏まない領域では「クルマが重い」と感じるのでしょうね。
妙なトコロで制御の日進月歩を感じましたが、ふと思い出したのは総務ぶちょーの大昔BJ42(笑)。
登り坂をハーフスロットルで4速のまま失速せず走るサマは、
「さすが2B凄いトルクだぜ」と思いきや、じつはガバナーがガバガバ効いていてそこからさらに踏んでもマニアがテイストと呼ぶ轟音2Bはワレ関せず(爆)。
さすがに現代ベンちゃんのブルーテックディーゼルは2Bよりも少ない排気量とはいえ、ドコからでもどんな坂道でも床まで踏めばオニ加速します。
しかし、アクセレイターに怪しい手心を加えてるのには変わりません。
その制御は全く違いますがヤッテルことは大昔のガバナと同じじゃねーかと、ちょっと安心した昭和のオッサンなのです(笑)。
そんな電子に棲んでいる小人とのコミュニケーションにも慣れてくると、なんとなく解った気になってソージューのヨロコビも増すのですが、ソージューしてない時は別なのです。
どうにもこうにもやはりこの外観には違和感を覚えますなあ(爆)。
グリル中央の巨大なベンツマーク、折れ曲がった釣り針のようなLEDデイライトの羅列、その奥に潜むナニ考えてるか解らないような4つの目、、、、。
フグのクチのようなグリルはカワイイ風でもあるんですけど(爆)、なぜそのオクチの真ん中に波動砲の発射口が?(爆)。
しかもLEDの釣り針が4本光ると、まるでガミラス艦のような異様さとオドロオドロシサが醸しだされるのです。
そうなると真ん中の丸いのはデスラー砲なのか?(笑)。
いわゆるスポーツグレードのアバンギャルド顔ってヤツですが、最近のベンツは皆同じような顔つきがトレンドのよう。
デスラー砲もAクラスから標準で取り揃えております(笑)。
以前はエレガンス顔と呼ばれる波動砲もデスラー砲も無いグリルもあったんですが、日本ではなぜか不人気のようで淘汰されてしまいました(泣)。
ま、自動追従運転でミリ波レーダーを備えるためにはこちらの方が装置とデザインの納まりがイイんでしょう。
にしても、SLやCLなどの超高性能車だったらこれ見よがしの巨大なベンツマークもアリだろうけど、フツー車はもうちょっと謙虚になったほうが良いんじゃないか?と逆にコッチが心配するようでは、、、(笑)。
で、この型からベンちゃんはそろそろ本気で自動運転なるものを考えていまして、レーダークルーズをオンにするとハンドルのサポートまでしてくれるのです。
いや、してくれやがります(爆)。
高速ではコイツなりに車線をちゃんと認識してるようで、カーブが続いている区間では勝手にハンドルが切れていくカンジ。
「じゃオマエやれよ」ってハンドルから手を離すと、ピーピーと警告音がなって「サボってんじゃネーよ」と怒られます。
いったい彼はどうしたいんでしょう?(笑)。
でも渋滞しているような速度だとハンドルを離してもおっけー。ピーピー怒られません。
勝手に前のクルマに着いていってくれますが、完全に停まるとクルコンスイッチをいちいち入れ直さなきゃならないのはちょっと不便。いやコレは便利を享受し過ぎたオレがダメなんだな(笑)。
高速の渋滞では出口のランプでも勝手にハンドルが切れてなかなか優秀だと思わせた装置でしたが、一般路の渋滞では路肩駐車の車にツッコンで行くような素振りをみせて、びっくりしてブレーキに足を載せてリセットしてしまうこと数回。
自動車を発明したメーカーでも、まだまだジドウシャのジドウ化は難しいようです(爆)。
自動追従そのものはうちの旧ザクよりも加減速がスムーズになって、よりヒトの操作に近づいた感じがあります。このあたりは同じような機能の国産よりもさすがだなと思います。
しかもベンちゃんはメーターにメモリある限り設定が出来るので、200km/hで走る高速機動隊のGT-Rにすら自動追従できるのです(爆)。たぶん誰もやらないけど(笑)。
なんだかんだと300km以上の距離を乗ってみましたが、やはりベンツもポルシェのように「最新こそ最良」なのかもしれません。
同じエンジンの筈なのに燃費も確実にうちの旧ザクよりもリッター1~3kmは良さそうです。
最新のグフ(爆)は2.2Lの4気筒にダウンサイジングされているので、さらにコッチ方面は優秀なんでしょう。
しかあし、どんなに新型が素晴らしくとも燃費が良くとも、庶民に750マンエンがそう簡単に払えるワケはアリマセン。
うちのベンちゃんを20年乗ってもその差は埋まらないと思いますし、この先グフはドムになりゲルググになってさらに進化は続くワケですから(笑)。
ちなみに、うちのベンちゃんの異音は排気の遮熱板からのようでした。
ある程度(笑)の風圧が掛かると振動してドコゾに干渉して音が出ていたようです。
原因が解ってヨカッタです。保障期間中のクレームでタダだし(爆)。