先日の土曜日のこと。
久しぶりにうちのサファリY60参号機ことTBゴクツブシ号を稼働させました。
そういえばふた月ぐらいはゆうに乗ってなかったことに気が付き、少々狼狽しつつキーをひねるもやはり虚しくリレーの音が響き渡るだけ。
う~む、そういや去年の冬からバッテリ怪しかったからなあと気を取り直しつつ、SUAOKIのジャンプスターターで始動させてちょっと充電のつもりで単独ご近所の徘徊に出かけました。
暖気の済んだTBは久しぶりなのにご機嫌な様子でシュルシュルと目の前で回っております。
オルタ君も快調のようで電圧計は14V以上を常にキープ。とゆーことは発電系統に異常はナシ。
にしてもやっぱりサファリライドは気持ちいいのです。
それがエコだの節約だの言ってる”有識者”が見たら卒倒するような燃費でも(爆)。
隣の町にたどり着いたときにオペレータ(つまりワタシ)の喉がとても乾いていることに気づき、喋れる食べれるでお馴染みのコンビニへ。
一番入口に近いP枠に戦車を突っ込んで、全く何の疑いも疑問もなくいつものようにキーをOFFにした瞬間、「あ!?」と小さな悲鳴を上げてしまいました。
もしかしたら再始動が出来ないかもしれないのじゃないか?
エンジン停めたらヤバくねーか?
今なら間に合うのじゃねーか?
そんなことが瞬間脳裏に浮かんで、慌ててキーを捻ったのだけれど思った通りの万事休す。
やはりグモグモグ、、、、と弱弱しくTBが何か言ったそのあとは、もうリレーを叩く音のみなのです。
仕方ないので衆人環視の目もありますが、ボンネットを開けてジャンプスターターを取り出して接続。
どーして入口の近くに停めちゃったんだよオレ、、、と後悔しつつ手早く作業を終わらせようとしたのですが、頼みの綱のSUAOKI君、なんと強制始動スイッチが利きません。
コイツは12Vと24Vを自動選別してくれる機能付きですが、バッテリ電圧が不十分だと判別がつかないために強制的に12Vor24Vを流すスイッチが付いておるのです。
それが何度やっても全く操作を受け付けません。
なんでや、オマエのバッテリーはビンビンなのに、、、。
もう手持ちの装備でのセルフリカバリーはダメっぽいので、レスキュー担当総務部ちょーに電話するも出やしねえ(笑)。
仕方ない、ちょっと歩きますが最寄りのカインズホームでバッテリを入手するしか手がありません。
ロッドスチュワートのようなコンビニのレジおばさんに断って、ついでに人間用の経口飲料を買って歩き始めましたが、帰りはクソ重いバッテリを担いで戻らねばならない件をどうするか思案しつつの往路となりました。
カインズで貸し出し用の軽トラを借りても、結局軽トラを戻したあとは徒歩で戻らねばならないのです。
ケータイの地図だとだいたい片道1キロぐらいありますので、ちょっとそれはメンドクサイ。
時間もそれほど余裕とは言えません。
単管とチェーンがあればトウバーを作れるのでそいつも一緒に購入して、サファリでカインズの軽トラを引き摺って、、、いやいやソレなんかあったらヤバいでしょう(笑)。
カインズに到着して、名物「地球一周バッテリ」の前でもヒト思案。
今まで使ってきた85Dにするか、LED化も済んでいるのでいっそ55Dにするか、、。
値段は2000円しか変わりませんのでいつもだったら迷わずデカいほうを選びますが、今回は重量も比較対象です(笑)。
持った感じ、そう変わりは無さそうな重さです。
では、気合入れて85Dにするかと意を決して清水の舞台からカタパルト発進する気持ちで購入。
にしてもホムセンで買うバッテリは高い、、、大出費16800円也(泣)。
バッテリ、持ってみると解りますが地味に持ちづらいのです。
四角いので両手で抱えるか、肩に担ぎ上げるかの二択しかありません。
早速上着が不要なほど暑くなってきて、また一つ荷物が増えるという悪循環(笑)。
幸いにも天気は上々なれど、道行くクルマも人も少なめで助かります。
途中ハアハアと休息を何度か入れて、だいたい30分ぐらいでバッテリ運搬ミッション完了。
たぶん明日、いや明後日当りに筋肉痛が襲ってくるでしょう(笑)。
参号機もコンビニの一等地でちゃんと大人しく待っていました。
これからココでバッテリ交換を公開作業せねばなりません(笑)。
まずはダメバッテリの撤去から。
10のメガネで端子外して持ち上げるだけですから全く問題はありませんが、重いのが難点。
またまたツマラヌ筋肉を使ってしまった(笑)。
満を持して地球一周バッテリを開封すると、不親切なことにコイツには取っ手がありませんのでいつも積んでる脚立を取り出して身を乗り出すように設置。
なんてことない作業なのですが、コレがコンビニで出入口の隣というのが何ともレアケース(笑)。
興味深そうにジロジロと覗き込んでいく人、あからさまに距離を取る人、気の毒なモノを見る目で
眺める人とそれぞれです(泣)。
3分もかからずに作業終了、すぐにTBは軽快に再起動してようやく安堵の一息です。
レジのロッドスチュワートにお礼を言って、まさに脱兎のごとく逃げるように立ち去りました(笑)。
取り敢えず解決はしましたが、なぜにSUAOKI君の強制出力スイッチがダメになってしまったのか気になります。
保証期間も過ぎちゃったし、メーカー修理にしても外国製品はとてもめんどくさそう。
まだ使えるモノを捨てるにも忍びないので、ちょっとバラシてスイッチを取り換えてみようかと。
それよりもバッテリが充電すれば復活するもんだと思い込んで走り出してしまった我が安易な考えが一番の”罪”でしょうねえ。
比重ぐらい測ったって何分も掛かりません。
いやはや、また無駄な学習をしてしまった、、、(笑)。
君に助けられたのか、それとも試練だったのか、、、?