冬の大メンテその1 フロントフォークオイル交換とフロントホイール点検
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
今年は雪が降ったりでなかなか乗れず、また買ってから5年経ち、走行距離も1万キロ手前ということで年末年始の休みを利用して冬の大メンテを実施します。
その1ではフォークオイル交換とフロントホイール点検を実施します。
まずはカウルを剥ぎます。今回はフロントタイヤも外す為、この段階でフロントフェンダーも外しておきます。こうすれば傷付き防止にもなりますね。
2
今回、この作業の為に導入したデイトナのフロントスタンド。
選んだ理由は、ちゃんとしたメーカー製の中では安価であったことと、昔のHPの写真が確かninja250だったと思ったので、使えるという保証があったからです。
3
あらかじめリアスタンドを掛けておいて、フロントスタンドを掛けます。
想像以上に簡単に掛かりました。
なお、アクスルシャフト、ブレーキキャリパーの取付ボルトは上げる前に緩めておきます。
4
フロントタイヤを外し、キャリパーは紐で吊っておきます。
フロントホイールのベアリングに異常はありませんでした。
シール部に耐熱グリースを塗っておきます。
5
フォークを外しました。
洗車の度にフォークをこまめに手入れしていたお陰か、インナーチューブには一切錆がありませんでした。
カウルがあるのでとても手入れがし難いのですが、その苦労が報われて感無量です。
6
今はZ250のトップブリッジを使用している為、ninja250の物が余っています。これを利用して中のCリングを外します。普通はトップブリッジは余っていないと思いますので、車体から外す前にCリングを外しておいた方が良いです。(この場合、スプリングが出てくる、傾けるとオイルが出てくるのでフォークが少し外し難くなります)
外す際はギアプーラーがあればベストで、これがあれば難易度は一気に下がります。なお、片手でトップキャップを押し込んでもう片手でCリングを外すのは試しにやってみましたが私には出来ませんでした。何かしらのクランプで押し込んだ状態にし、両手を外す作業に投入した方が断然早いです。
7
トップキャップを外したらスペーサ、ワッシャ、バネを抜いてオイルを抜きます。
抜いたオイルはやや黒く、最後の方は黒いスラッジが出てきました。
ある程度抜けたら会社の先輩に教わった灯油での洗浄を実施します。灯油を入れてストロークさせ、抜いた灯油からスラッジが出なくなるまで実施します。最初の一回は灯油がかなり黒くなって出てくるため、オイル交換だけでは中のスラッジが取り切れないことがよく分かります。
8
サービスマニュアルではSS-8が指定されているのですが、近くのしゃぼん玉にはG10しかなく、まあ入っていればいいかということで。
フォークの中には灯油が残ってますから、このままではフォークオイルがシャバシャバになりそうです。
勿体ないですが、最初に150cc程オイルを入れて中に満遍なく行き渡らせ、それを捨ててから350cc入れます。これで丁度1リットル使い切れます。
油面はマニュアル通り105mmにしました。それ程深くない為、専用のツールは用意せず注射器に105mmのチューブを付けて合わせました。なお、油面調整時にオイルが殆ど余らず若干焦りました。
あとは元通りにしていくだけです。
その2へ続きます。
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