キャンバー調整ボルト_EZCams取付_2

--- その1からの続き ---

ワッシャのスモールタブがでかすぎるので、外側を鉄ヤスリで削って、少し薄くしました。

画像の順番が左側ストラットに飛んでいますが、ワッシャのスモールタブが穴に入るようになって、ボルトを根本まで挿入。

内側のスモールタブと反対側の外側のラージタブがボルトオフセットの基本位置となるとのこと。
ネガキャンにセットしたいときは、ラージタブが車体内側に位置にセット。

そして、ボルトの頭の三角形の頂点が横向き（ラージタブ側）になった位置が偏心カムが最もネガキャンに鳴る組み合わせ。　このボルトは90度回すとキャンバー角度が最も小さくなるとのこと。
最大は1.75度のキャンバー。

一度このボルトにしておけば、ボルトを回して、可動範囲内で好みのキャンバー角度に調整可能。

反対側のナットをしっかり締めて、交換作業完了。

ちなみに、このナットは15mmなので、15mmのディープソケットを購入しておきました。
ボルト側は14mmで当たり前のサイズなので、手持ちのソケットで。

クルマをウマから降ろして、試走すると、超違和感。　見た目にも、激しいトーインが付いていて、直進では抵抗が、ステア切っても、変な操作感で、切ったあと手を離しても、直進に戻らないしw

この後、サイドスリップテスターでトー調整の行程に。　

近所のスズキでサイドスリップテスターにかけてもらいました。
調整前：　トーイン25mm

調整後：　あまりにもトーインが大きいので、タイロッドを何度もいじって、テスターにかけての繰り返し。
最終的にトーアウト0.3-0.4mmぐらいで。
30分以上費やしてもらってサンクスでした。　ちなみに、4320円。

近所の道を軽く走ると、ステア切り始めはタイヤの接地感無し、でも旋回始まるとフロントが食いつく感じです。
直進性は大分トーを調整したので、問題無い感じ。

ということで、初めて使う部品でちょっと手こずったけど、キャンバーを起こす方向への調整も簡単なので、けっこう使えそうな部品と思います。