しばらくは車に乗るような気候ではないので小生の青ELAN(1965年式)とお世話になっている主治医の黄ELAN(1967年式)についてパーツの検証をしてみました。

小生の青ELANは依然jんおブログを参照していただくと分かりますが、1980年代にかの有名なパラゴン様でレストアされ40年程経過しております。
主治医の黄ELANは2010年頃にフレーム、ボディー等、新品パーツをふんだんに使って組み上げられた個体だと聞いております。拝見するとかなりオリジナルに近い状態でレストアされている模様で、小生の車の検証をするには良い車だと思います。また、組立精度も高く、ドアのチリ合わせやボンネット、ライトポッドの隙間も整っております。
それでは、数か所検証してみます。
トランクヒンジ
青ELAN

黄ELAN

当然ですが、黄ELANのヒンジが正解なのですが、材質については黄はスチールメッキで青はステンレスの削り出しの様です。しかも青はDHC用の形状です。
ナンバー灯
青ELAN

黄ELAN

多分黄ELANが正解だと思います。
インテリア
青ELAN

黄ELAN

ステアリングについては、小生の好みでロータスヨーロッパの物を付けいています。
メーターパネルについては、オリジナルは素っ気ないベニヤ板だと認識していますが、青ELANは当時、楽器メーカーから表面の板を取り寄せたと聞いております。現在でもとっても綺麗です。
黄ELANはアフターパーツでと思いますが、ニスの塗り具合が素敵です。
メーターに関しては、多分シリーズ3当時のオリジナルメーターだと思いますが、スピード表示が青はキロで黄はマイルとなっています。
さすがに40年前と10年前のレストアではパーツの流通状況も異なります。
元々、LOTUSの車は色々な車のパーツ流用されています。
青ELANがレストアされた1980年代は旧車パーツの流通氷河期だったと聞いております。
さすがのパラゴン様でもオリジナルのパーツを揃えることは非常に困難だったと推察します。しかし、それこそが後世のオーナーにとっては個性として受け入れられ、今回の様に検証することも楽しみだと思います。(小生の勝手な解釈ですが・・・)
今年は新型コロナ禍で難しいですが、エランミーティングで多くの車を拝見させていただくことを期待しています。
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ELAN TYPE36 | クルマ
Posted at
2020/08/15 16:54:48