11月3日のLotus ELAN Meetingが近づき、先々週2台のELANの様子を確認したところ、青号は絶好調でOIL、水関係の確認と空気圧など一通りの作業で準備万端なのですが、赤号が絶不調・・・
エンジンは始動するのですが2気筒死んでます。症状から点火系もしくは燃料系だと思い、小生の拙い知識と技術でトライしたのですが復活しませんので主治医の工場にINしました。

早速、主治医より「3番4番を担当するキャブレターが不調でガソリンが来ないのでキャブのオーバーホールが必要・・・」とのことでした。折角なので両方のキャブレターをオーバーホールキットで修復していただいたのですが、今度は、「加速ポンプ系が不調だけど取り敢えずエンジンは綺麗に回るから試乗しに来たくれ・・・」試乗した結果、「これならMeetingには参加できる‼」完ぺきではないけれど取り敢えず普通に走るから納得して帰宅しましたが、やはり心配なので夜な夜なキャブレター周りを確認したのですが解決には至らず諦めました。
キャブレターを外してあちこち確認しましたが・・・

諦めの悪い小生は、ジェット類をキャブクリーナーで洗浄した結果こんなに汚れていました。
加速ポンプ系は、始動時の生ガス噴射と加速時、一瞬薄くなる混合器へのガソリン補給程度と考えていたのですが、気にしながら走ると結構気になります。始動時はスポイトなどでキャブに直接ガソリンを吹き付ければ良いのですが、加速時にアクセルを雑に踏み込むとボソボソしてから加速が始まります。ある程度エンジンを回していれば問題はありません。しかし、「こんな状態では気持ちよく箱根が走れない・・・」と思い、車関係の知人や友人に電話で確認したところ「ウェーバー45の未対策あるよ」とのご返事、最初は「貴重品だからね・・・」と慎重な態度でしたが、以前お助けしていた事もあり格安でお譲りいただきました。なんとほぼ新品です。
ほぼ新品のウェーバー45 DCOE9のファンネル仕様です。

今回からクリーナー仕様に変更です。
かなり昔にスーパー7で使用していたK&N社のクリーナーを、洗い油とキャブクリーナーでしっかり洗浄してクリーナーオイルを塗布します。
20年近く前のエアクリですが洗浄すればOKです。

ベース部分を取り付けます。

今回からエアークリーナー仕様です。

折角主治医にオーバーホールしていただいたのですが、新品が手に入ったので秋の夜長にガレージでシコシコ作業を行い作業完了となりましたが、本日は雨なのでキャブバランスやある程度のセッティングをガレージで行い当日ぶっつけ本番となります。(走りながらセッティングします)
今回、ジェット類の洗浄過程でガソリンのやにや、汚れが酷いことに気が付きエアークリーナーの大切さを思い知りました。トラブルは経年変化したキャブレターのトラブルだと思われますが、普段からエンジンに火を入れたり、ファンネル仕様で酷使した事も原因の一つだと痛感しています。
所詮はオーナーである小生の責任です・・・ELANよスマン。
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ELAN TYPE26 | クルマ
Posted at
2021/10/31 11:53:34