昨年の暮れから悩んでいた問題にやっと決着をつけましたが、代償として「青エラン」と「白カニ」とお別れしなければならなくなりました。

二台とも、運転することが楽しくて仕方ない車でしたが、小生の30年間の夢を叶えるために本当に悩み抜いた末にこの様な答えを出すことになりました。
想えば30年前にエランS4から始まり、途中回り道をしましたが常にエランは手元に居て小生を楽しませてくれました。特に青エランは、小生がエランを生涯の友とするきっかけになった実車であり、めぐる会えたことも奇跡だったと思います。お陰で前オーナーや、1980年代に車をレストアした方本人とも知り合いになりました。車を通じて多くの人と巡り合えたことに感謝しかありません。また、白カニは小生と同じ年の製造で、一緒に老いていくような感覚で楽しませていただきました。
こんな過酷な条件でもしっかり走りました。

青エランはの思い出は数多くありますが、何故かトラブルになるのは高速道路上が多く、JAFさんのお世話になることも数回ありましたが、一番の思い出は、エランミーティングの帰り道、中央道笹子トンネル内でのエンジン停止でした。さすがに小生もビビりまくりましたが、高速隊のパトカー様や関係者様の協力で脱出できました。多分、トンネル内で四輪車を押して脱出した人間は小生だけではないのでしょうか・・・
一回だけトップを外してオープンで走りました。

白カニは、小生の師である主治医から引き継いで長く乗るつもりでしたが、現在の車に対する環境やガレージのことを考えると、今以上に厳しくなりそうなので今後の余生を新しいオーナーに託しました。大きなトラブルは無かったのですが、小生の元でエンジン移植を行いとっても良く走る車でした。
もうずぐ小生の手元を離れていく二台ですが、新しいオーナーの元で大切にされる事を心から願っています。そして、新しく我が家のガレージの住人となる車は小生が大切にしたいと思います。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2023/01/29 11:05:13