ELAN26Rのブログ一覧

午前５時、霧雨の中を４台のLOTUSは一路富士スピードウェイを目指して国道をひた走っていた。
河口湖のコンビニで朝食を済ませ濡れた路面を滑るように目的地を目指して。

会場はすでに多数のLOTUS達で埋まっていました。

クラスごとの走行会やイベントを見学して少し早めの帰路に着いたその時・・・

スーパー７が突然のダウン、「ジェネレーターのプーリーが無いよ！」
なんと、プーリーが破損してファンベルトが無くなってます。

ここは富士五胡道路の須走りICです。自宅まではまだ５０㎞以上あるのに・・・

緊急処置でおいらのドライビングシューズの紐をクランクプーリーとウォーターポンププーリーだけに装着して高速道路の山中湖ICまで自走して高速を下りました。

ここからは今回の参加車両で唯一牽引フックを装着した私のELAN　S1で延々と牽引を試みました。

因みに私のELANはチルトンのラリークラッチ＆センターレリーズなので半クラッチは皆無です。でも、必死で牽引して何とか主治医のガレージまで到着しました。

しかし、2009年に1963年の車が1962年の車を牽引するなんて不思議なお話ですよね。

それから数ヶ月、東京で開催されたELAN　MEETINGの帰り道、中央高速でついに事件は起こりました。

ご機嫌で１○０㎞/hで追い越し車線を走行中「ガラガラ・・・」駆動力がNGになり失速、ついには路側帯で緊急停止です。

「やっちまった・・・」メインシャフトとクラッチプレートのスプラインが逝ってしまいました。

それからJAFに連絡したけど、暗闇と車が小さかったのでレッカー車はELANを見過ごして通過し勝沼ICで引き返しまた大月ICでUターンしてやっと到着しました。

結果的には修理できましたがその節は色々な方にパーツ調達やらお世話になりました。

Ｓ３の車検が終わりました。
通常の整備とフロントサスペンションをＳＰＡＸに変更しました。
全体的に硬い感じの足回りなんですが、フロントが特に硬くて・・・
ついでに車体も少し傾いていたので（ＥＬＡＮでは良くありますね）車高調整式に変更しました。

今日はお天気も良かったので高速と近くの山岳道路をセッティング兼ねてブーンと一っ走り。

エンジンのピックアップは良いのですが、高速で100km/ｈ（４速4000rpm）でのアクセルを一定に保っているときに何だか息継ぎみたいな症状がでます。
色々試してはみましたがあまり効果が無かったです。

メインジェットは120番でエアーを185～170番まで試しました・・・（因みに170番以下は持っていないので購入せなば。）

それと、このエンジンは初期タイプのOILポンプ（エレメントを分解掃除するタイプ）なんですが、OILプレッシャーが2～4ｋまでしか上がらないのです。
多分ポンプが原因だとおもいますが・・・とりあえずこのまま頑張るぞ！

これからが走りやすい季節ですね。

来週からのGWの渋滞を避けながら、ちょっくら出掛けます。


PS、写真はガレージの一こまです。もう少しするとS1が帰宅するのでMK3は追い出されてしまいます。
誰か可愛がってくれる人が居たらお願いしたいです。m（ _　_ ）m

いよいよ復活の日が近付きました。(^。^)

これからset upですが、排気系は主治医のお宝を譲って頂きました。
（名前は聞いたけど忘れましたが「ラージボアでお宝だよ・・・」と言ってました。

ちなみに、以前の排気管はOILがべっとりで「ELANはいつから２ストになったで・・・」と言われてしまいました。

また報告いたします。

さてさて、心臓の中身について主治医の先生が検証しましたので報告です。
まず、エンジンヘッドはオリジナルの初期タイプあ（通称リブ付き）でエンジンNO（LP728）もLOTUSペーパーと一致していました。
ブロックはなんと！トールブロックでした。（BDRなどに使用されている物らしいです・・・）
チューニングではしばしば使われることがあるようですが、オリジナルでは無くて残念でした。

ピストンは、得体の知れない物でしたので、主治医のお奨めの「JEピストン84ｍｍ」に仕様変更しました。（以前は83.5ｍｍ）

クランクはフルカウンタースチールで結構良いものだそうです。

コンロッドは正体不明ですが、オリジナルではないです。

問題はカムシャフトですが、結果的には再利用となりました。
ケントカムのL1-4と刻印があるので多分オーバーラップが280～290ぐらいかな・・・
L1やL2だと下がスカスカで街乗りはNGらしいです。

ざっとこんな仕様のエンジンになりました。

ゴールデンウィーク前後には火入れ式となるかな？

しっかり慣らし運転なくっちゃ

ついに心臓が戻ってきました。
外見は術前と変わり映えはしませんが（ちょっと奇麗になってます・・・）中身はピカピカです。

心臓オペの先生は「ナ○タ様（ピンと来た方はかなり病んでる人かも・・・）」です。
主治医の先生からのお話では、「大変な苦労されて組上げてくれたよ・・・ヘッドの仕上がりは素晴らしい・・・」との事でした。

入院してから早１０ヶ月目を迎えもう少しで退院です。


次回は詳細な報告をお送りします。ｍ(__)ｍ