
ELAN S3FHCのスケルトンイラストです。
BSタイヤ1983年のカレンダーなのです。
実は、このモデルとなったのが小生の青ELANです。
無論、当時のオーナーはF氏であります。
良く観ると、オリジナルでは無いステアリング(ナルディウッド)やエアクリーナーボックスがそのままイラストになっていました。(現在は仕様が異なります。)
こちらの本にELAN S3FHCが紹介されていますが、この固体こそ小生の青ELANのレストア前の状態です。シルバーで渋い色で中々ミーティングなどでも見かけない色です。(オリジナル色であるかは不明ですが・・・)
青ELANについてのエピソードは以前ブログに書いていますが、1982年以前の状況については不明でしたが、ELAN ミーティングで知り合った方々のご協力で徐々に判明してまいりました。
小生の青ELANは1973年頃日本に入ってきた固体の様です。(先ほどの本にオーナー記事があり参考となりました。)日本で走り始めたのが1974年でその後、1981年~1982年でフルレストア&チューニングが行われています。その後はF氏の手元を離れましたが、小規模な修理はあったもの大病もせず今日に至るようです。
実は、以前からF氏より「プレゼントしたい物があります・・・」と言われたのですが双方のスケジュールが合わず延び延びとなっていましたが、先日ふと、F氏が山梨までお見えになりプレゼントされた次第です。(本当に貴重な資料を有難うございます。)
さて、何故青ELANが、「THE LOTUS 1978」「CG1982」「BSタイヤのポスター1983」とこの様に色々な出版物に登場している理由ですが、日本で最初のオーナーであるF氏の仕事柄であることは言うまでもございません。
現在は山梨の田舎ガレージでひっそりと暮らしていますが、またいつかは皆様のお目に止まる日もあるかも知れません。その時も小生の手元で元気で居るように頑張らばないと・・・
青ELANも誕生から本年で43年目を迎えます。
英国でのオーナーや日本でのF氏を始めとする複数のオーナーがそれぞれの思いで乗り継いで来た大切な車両ですので、これから乗り継がれていくであろう息子達に小生の思いを徐々に伝えてあげたいと思っています。
今年の冬は寒さが厳しいので我が家の英国車3兄弟は依然ガレージにこもっています。
「オット、MINI君は先日暖かな日に半日散歩しました。」
乾いた空気のせいでしょうか、エンジンは非常に軽く回ってくれました。
次男に話をしましたら、「空気の比重が軽いからじゃないかな・・・」こんなことを言っておりました。
正解かどうかはわかりませんが、息子の成長した一面を見てプチ感激しました。
ちなみに息子は4月から自動車整備士の専門学校に進学します。
Posted at 2012/01/28 11:52:46 | |
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