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phantomⅢのブログ一覧

2020年11月14日 イイね!

乗りたいクルマが無い・・・・

間もなく、家で使っているフィットが車検となります。車検前に乗り換えは考えておりませんが(コロナ渦の今はできない)、出来たとしても、大金を払って欲しいとまで思わせる車が無いのが原因ですね。そんな思いを徒然なるままに書いていく、久々の車考察です。

現行車での良いと思うのはスズキジムニ―です。基本的な性能が高いですし、日本の林道を走ったり、河川敷でちょっと楽しむのも最適な大きさですね。パーツも豊富で弄りやすいのも良いです。価格もお手頃で、長く楽しめる車ですね。


僕が選ぶ車の傾向としては、日常だけで終わらない車を選びたいという事ですね。勿論、実用性も大事だけど、遊び心とドライビングファンである事にプライオリティを置きますね。その辺を踏まえ、今後登場するであろう車も考慮して考えていきます。

考え方は以下の2つ

1.週末ドライビング重視の選択
2.実用性+ドライビングファン

1.週末ドライビング重視の選択

第1位はトヨタGRヤリスです。最低限の実用性もあるでしょうが、分類では週末型でしょう。半端ではない開発と、必要な所にたっぷりとお金を掛けたポルシェの様な車ですね。モータースポーツでは早くも走っている姿が見れますね。マシーンを操るという興奮と期待に応えてくれる安心感がありそう。戦闘機のような車ですね。


次は期待を込めて新型スバルBRZ/トヨタ86です。
これも最低限の実用性はありますので、スポーツカーのある暮らしが出来そう。エンジンの排気量アップとアイサイトの装備が目玉ですが、運動性能の更なる向上と走りの質感アップに期待しています。買いやすい金額であって欲しい反面、大人が満足できるスポーツカーであって欲しいですね。エンジンは高回転での伸び感があるといいな(エコだのなんの言ったって、スポーツカーのエンジンは高回転での叫びでしょう。ボクサーエンジンのバランスの良さを活かしてほしい)。スタイルはどうか?11月18日23時にアンベールされるらしいです。


第3位はマツダロードスターです。
実用性はほとんどなく、完全な趣味のクルマですが、だからこそ良いです。バイクっぽい感じというかね。時期ロードスターはハイブリッドエンジンという噂も有りますので、このND型がベストかもしれませんね。僕なら駆動系が強化されたNR-Aにします。装備も悪くありませんし、ナビならスマホで充分です。

2.実用性+ドライビングファン

まさかの1位は出るかどうか解らないトヨタtjクルーザーです。
このスタイル、イケてますね~。大きさも見た目より大きくないんですよね。ミニバン+SUVというコンセプトが最高!ただ、このスタイルは賛否両論ありそうで、結局は大人しい格好になるのかも・・・それなら魅力半減ですけどね。この車にキャンプ道具積み込んで、河川敷でBBQとか、4WDモデルで少しだけ林道に踏み入ったりとか、勿論、サーフィンや、自転車の移動など楽しいこと一杯。エンジンは拘らないのでハイブリッドでOK!ただ4WDにはしたいところ。

実際にはあのホイールはデカすぎるので、この位が良いのでは?


第2位も期待を込めて、マツダ2(デミオ)の次期型(写真は妄想画)
以前より高評価しているデミオですが、新型はマツダ3のスタイリッシュさをコンパクトボディに反映して欲しい。エンジンもいっそスカイアクティブX積んで、トレッド拡大したら、これは💛間違いなし!

必ずしもスポーツカーが欲しい訳ではないです。ただ前にも書いた通り、日常だけで終わらない車ですね。また、せっかくの休日を自動運転で移動する事はしたくないですね。何処へ移動するかは目的で無くて、車と対話するのが目的ですから(しゃべる車という訳ではないですよ)。

自動運転は確かに便利だと思うけど、それはどこまで行っても安全運転補助デバイスでしかない。完全自動運転が可能なら、所有する意味は無くなるし、免許も取らんでしょ?それこそシェアして乗れば良く、販売台数は低下して自動車メーカーはやってられないでしょう。何故、若者の自動車離れが進んだのか?自分たちが若い頃、車の何に魅力を感じたのか?そこに普遍性はあるのか等、もう一度考えてみると良いと思いますね。新日産フェアレディZのブログでも書きましたが、車の良し悪しを決めるのはジャーナリストではないです。誤解を恐れずに言えば、ジャーナリストも公平に判断している訳も無く、だからこそスポーツ性能に拘るジャーナリストや、アウトドアの使用を考慮してのインプレがある訳です。そして、その車の販売上での成功は何人の人がその車を購入したかですよね。

僕は長年モータースポーツを通して車を感じて来ましたが、まずはその車をノーマルで半年位乗ってみます。半年もしない内に変えたパーツもありますが、正直それは我慢ならぬ程、気に入らないパーツだった訳です。製造側の甘さや、製造工程上の合理化や時短化であり、良い製品になり得たのに、結果的に量産化される及第点の製品としてユーザーに手渡される訳です。市販化された車に、直ぐにボディ剛性向上を謳うパーツが併売されたら変でないですか?ボディのしなりを感じたい方の為の配慮ですか?僕なら剛性不足だと感じますけど。剛性不足のボディでは足回りのセッティングは非常に困難です。でも全てでバランスが取れてる車もあり、こういった車はバランスを変えるべきでないですね。

でも車は結局のところ、何をするかは購入者の自由です。弄るのならそれなりの知識と経験が必要ですね。若い人は車以外にも魅力的な趣味も有るでしょうし、車好きな大人は、電化製品の様な車が嫌いなのかもしれません。車好きな大人は外車へ流れれば良く、国産のクルマは燃費が良くて、走るのが楽で苦労しないクルマが良いのかもしれません。気をつけたいのは楽での部分で、クルマがアシストしてくれる。だから事故になっても、クルマが悪いとかなりそうな点。また、クルマが勝手に暴走し始めたら、冷静にシステムをカットするか、ブレーキを踏めば良い訳ですが、それがドライバーに出来るのか?車を楽に走らせるのと、未熟なドライバーでも結果的に事故無く走らせる安全デバイス、もしくは自動運転デバイス。何かあった時の責任の所在はドライバーであるはずです。システムの不具合は考えられますが、事前に警告は無かったか等を感じられるドライバーであったかも大事ですよね。

話を整理すると、楽で安全、クルマがほとんどやってくれると思っているドライバーのドライビングスキルが高いとは思えず、何かあれば、クルマのせいにするのはおかしいです。昔のクルマは一切安全デバイスはありませんから、全て自分が感じ取って動かしていた筈です。現代のクルマは電気仕掛けで、なかなか感じ取り難い事も多いです(補助デバイスは否定していません)。あのエンジンに拘りの強いホンダでもモーターへ積極的に移行しようとしている現在、クルマとは何かとはほんの一握りの人達だけが感じる事でしかないのでしょうね。

でも車に乗れば楽しいと思う人がいる限り、クルマを所有する意味は有るでしょうし、カーシェアリングで終わったりはしないでしょう。スポーツカーなど売れないから造らないという考えは有りですが、そんなメーカーか!じゃあ、きっと熱いハートのある車や、ドライバーの手応え感までは考えてないのだろうな。と思いますので絶対に選択しません。それはスポーツカーを造った事ないメーカーがやれば出来るよ!と言ってるのと同じですからね。加速や最高速だけで造ったと思うなよ!という事です。

長文、お読みいただきありがとうございました。
Posted at 2020/11/14 13:29:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車考察 | クルマ
2020年10月08日 イイね!

これが次期BRZなのか⁉

これが次期BRZなのか⁉スバルの時期BRZらしい車輛がスクープされたので、今回はこの車について考えていきます。時期型はキープコンセプトで開発。ターボ付きは無い様です。排気量ですが2.4LのNAという噂ですね。排気量を上げたのはスポーツカーとしての動力性能を向上させる目的からでしょう。昔から排気量アップに勝るチューニング無しと言われますからね。しっかりと綺麗に高回転まで回るエンジンであって欲しいです。

スタイルを見て行きましょう。

まずはフロントから。全体的にキープコンセプト。形もシンプルで良さそう。グリルの上縁を低くして車体をワイドに見せようとしていますね。ヘッドライトはやや縦に広いデザインになるのかな?

サイドビューもそれほど変化ないが、一目でスポーツカーのスタイルと言えるでしょう。

フロントフェンダーにはエアアウトレットが付くようです。ホイールもカッコイイ!

スポーツカーはリアスタイルが大事ですよね。テールランプを小振りにし、ここでもワイド感を強調。デザインもスクウェアな感じから流麗なラインに変わっています。個人的には結構好みです。

ややロールした動的なイメージこそがスポーツカー!いいんじゃない?

BRZ(86も)の良い所は大きさ。大き過ぎず、窮屈過ぎないデザイン。日本のワインディングにはピッタリでしょう。

BRZ(86)の良さは等身大のスポーツカーという感じで、動力性能が行き過ぎてない、大き過ぎない、でもチープでもないという正に日本のワインディングにピッタリのクルマ。ターボ付きであって欲しいという方もいるのも解りますが、気持ちのいいNAなら、いいかなと思えます。希望を言えば8000rpm位まで回って欲しいですけど、排ガス基準通らないでしょうね。

インテリアはこの時点では解りませんが、今までのデザインも良かったと感じていますので、こちらもキープコンセプトなら心配してません。メーターはフルデジタル表示になるか、タコメーターのみアナログでしょうかね?この辺も楽しみなところです。

新型BRZに期待しています。
Posted at 2020/10/08 01:55:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車考察 | クルマ
2020年09月19日 イイね!

やってしまえ日産!フェアレディZプロトについて私論

やってしまえ日産!フェアレディZプロトについて私論前日発表されたフェアレディZプロトですが、話題にはなっていますね。スタイルも大方このままで行くようですから、ほぼ、このまま市販に移されるのでしょう。僕的には残念です。では、とんでもなく恰好良かったら買うのか?ですが、その可能性はもちろんYesです。でも3リッターV6ツインターボという点でまず買いませんけどね。今回はかなり私論を入れての話ですから、まぁお気楽に見てやっておくんなまし。

日産は1999年、経営危機に陥り、ルノーに救済される形で今日に至っている。その時に最高経営責任者として、あのカルロス・ゴーンが来て日産を立て直したのだが、多くの人や子会社、車種までがリストラされ、代表される名車のほとんどは姿を消した。名前で残っているのはマーチ、スカイライン、フェアレディZ、シーマ、バネット、セレナ、キャラバン位だろうか。あとはカルロス・ゴーン時代に生まれた車となる。日産はゴーン時代に過去最高の売り上げを2003年度に挙げ、僅か4年でトップに返り咲いて見せた。その後2007年にはあの日産GT-Rを発表し、年次毎の改良を施しながら現在に至る。ここで話題になったのはあのドイツのニュルブルクリンクを走って車を鍛え、タイムアップをし、公表するというPR。ニュルで鍛えたスーパーカーがGT-Rなのである。一方、フェアレディZも日産を代表するスポーツカーだが、ゴーン体制のZ33からはまた新しいデザイントレンドで登場する。Z31までのロングノーズショートデッキから、Z32のつるっとした幅広ボディに代わり、Z33から2シーターオンリーのNAエンジンのスポーツカーとなった訳です。

現在の日産を支えるエンジンはノートやキックスに積まれるe-POWERエンジンであり、技術トレンドは自動運転である。日産に限らず、自動車業界は低燃費、自動運転、各種運転アシスト等が重視される時代であり、もっと言うと車を所有して乗る時代でも無くなって来ている訳です。そこに、今回、スポーツカーのフェアレディZの新型が出ると相成った訳で、日産ファンならずとも注目の一台である事は間違いないですね。

前置きが長くなりましたが、そんな時代に3リッターツインターボを搭載し、マニュアル6速でシフトできる車が出ることに喜びを覚えるコアな人には朗報ですね。
勿論、シンクロレブコントロール付きでしょうから、初心者だけでなく、真剣に走り込む場合にも武器になりますね。

でも、僕なら2リッター以上の車をマニュアルミッションで乗ろうとは思いません。DCT等のツインクラッチの方が速いからです。走る喜びを味わいたいなら、ロードスターが一番良いかもしれませんね。以前のブログ(Fairlady Z復活に思うこと・・)でも書きましたが、2.4リッターNAで充分だと思います。でかいハイパースポーツより、小柄で本物のスポーツカーの方が良いと思うし、ライバル少ないじゃないですか。

でも日産は世界の名立たるスポーツカーのいる戦場へ、新型Zを放つのも男気あるな~とも思いますね。

僕の憧れたZは何時の時代も土の上をドリフトで走っていくZです。Z31までは全日本ラリーで走っていましたし、Z32を除けば、Z33、Z34でもいたかもしれません。

新しいZに話を戻すと、今度のZには潤沢な予算は割けなかった。アメリカで売るならターボだ!過去の名車のイメージを持たせて、古いZファンを喚起しろ!という日産の苦しい事情も見えますね。つまり最後のZという覚悟のZでしょう。

ダットサンZ / フェアレディZ における逸話
1960年代中期、当時のアメリカ日産の社長片山豊が企画提案したのがきっかけで開発が始まったスポーツカー「開発コード "Z"」。「儲からないスポーツカー開発には力を入れない」という日産の経営方針のため、デザインチーフの松尾良彦をはじめとしたスポーツカー開発陣は冷遇されていた。そんな、スタッフに宛てアメリカ日産の片山は、『頑張れ!』という一言だけのメッセージとともに「Z旗」を贈呈した。これが「フェアレディZ」の由来となった(Wikipediaより)

また海軍でZ旗は日露戦争の日本海海戦で、「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」という意味を持たせたZ旗を旗艦「三笠」のマストに掲揚した。この文案は名文家として有名な連合艦隊参謀の秋山真之であるとされている。

Zに込めた熱意が日産の空回りで終われば、当然、次のZは無いでしょう。要するに熱意をもって新型Zを作った。評論家も絶賛だ!だが、財布を開く人が少なければ失敗と言われかねない。だから冒険をしたいけど、それも出来ない。だから過去の名車のエッセンスを多用した。

ユーザーとなる人だけが正しい評価を下せる。それは神頼みする事じゃないし、評論家が決めるものでもない。だから自信を持って出せばいいし、結果は受け止めれば良い(と思うけど、マジか日産とは思う!)。
Posted at 2020/09/19 23:00:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車考察 | クルマ
2020年08月31日 イイね!

Honda e発表!

Honda e発表!先日、ホンダはホンダ初の電気自動車「Honda e」の正式な発売を発表。10月30日より発売する事になった。ホンダ起死回生の1台になるか?そして、どんな車か予想してみます。

ホンダが小型の都市型電気自動車のコンセプトモデルを発表したのは2017年9月のフランクフルトモータショーです。その時のコンセプトモデルのスタイルがこちら。

プレーンな面で構成されつつも、存在感のあるオーバーフェンダー、円形のヘッドライトの上端が切れている点も、可愛いながら、鋭さも感じさせていいですね。あと、パーソナルユースなら、やっぱ2ドア(3ドア)でいいでしょう。後席はおまけ程度でね。つまり、このスタイルならホンダ復活でしょう!と思ったわけです。

実際にはややぼてっとしたデザインになりました。特にボンネットの高さ。

2ドアでは売れない。コンセプトモデルはプレーンだが、安っぽい感じがしないでもない。女性受けは大事だよね。とか、色々な要素が有ってのことでしょう。個人的にはスタイルは残念です(ホンダとスバルはコンセプトカーはカッコイイことが多い)。


内装はベンチシートは辞めたものの、正にグラスコクピットで悪くない。色々なアプリもダウンロードできるらしく、音声認識アシスタントも備わる。因みに「OK ホンダ」と話しかけるようです。またサイドミラーを廃し、カメラで後ろを見る為、視線移動が少ない様だ。

動力性能についてはV6、3Lエンジン並みの(154PSだが、トルクは315N・m)出力のRRだ。航続距離は260Km弱だが、30分で80%まで充電できる。航続距離は長くは無いが、毎日の足としては充分な距離ともいえる。

走りはどうだろう?重量は1.5tを超えるようだが、重心は低いと考えられるので、乗り心地は重厚でフラットライドだと思われますね。ハンドリング、ブレーキング共に良いと考えます。そして、モーターならではの加速力と考えるとスポーティな一面も考えられますね。

それではお幾ら?となるのですが、最高で495万円とのことで、ちょっとした高価格車。GRヤリスにオプション付けたらこれ位かな?

最後に僕の考えですが、ホンダらしい面白いクルマとは思えるのですが、僕的にはスタイルが✖。お値段もかなりお高い印象ですね(この金額なら迷いなくGRヤリス買います!)。コンパクトカーなのに軽快感の無い(多分ね)走りもどうかなと。ただ、電気自動車に航続距離を求めすぎるのもどうかなとも思ってまして、「手間のかかる子ほどかわいい」と言うじゃないですか。ホンダもそんな可愛がってもらえる車を目指している気がするんですよね。内装の趣味は新しさを感じますし、リアシートもイイ感じです。だからこそ2ドアならもっとパーソナル感があって良かったし、可愛いと思えるんですよね(みんなのクルマではなく、僕の!みたいな)。だからもっとクセのあるコンセプトカーのような外観の方が相棒的な感じがあって良かった気がするのです。

ホンダはデザインに関して迷走していると感じてまして、最近のデザインはシンプルさが無いですよね。過去のレガシー的な車のアイコンを小出しにしていますけど、中途半端で良くないと感じてます。3ドアの初代シビックは今でもいいデザインだと思いますが、3ドアは販売で苦労するから造らない。5ドアなら売れると考えていると思いますので、売れるでしょう。でも昔のホンダはハートに刺さるパーソナルな車が多かった事を考えると仕方ないですね。
Posted at 2020/08/31 18:17:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車考察 | クルマ
2020年07月09日 イイね!

Fairlady Z復活に思うこと・・

Fairlady Z復活に思うこと・・日産のフェアレディZがモデルチェンジするらしい。発売は早ければ2021年中らしい。そしてそのスタイルは原点に立ち戻りS30風ともいわれる。どんな車になりそうか、また、僕の好みも加味して考えていきます。

所有したことは無いが、フェアレディZは常に興味のある車だった。20代の頃、日産関連の仕事をしていたが、所有したのはマーチRやパルサー(N13)R1だ。これはジムカーナをしていたからで、大柄な車は不利なだけだったからだ(もうひとつ、日産車から選ばなければならない足かせもあった。ジムカーナにおいての常勝マシンはホンダCR-Xだった)。

入社した当時のZはZ32型でスタイルはそれまでのロングノーズショートデッキからつるっと、ペッタンコなデザインに変わった。大柄でスーパーカーっぽくなった外観は人気があった。仕事で何回も乗ったが、良いクルマだったが、いまひとつ好きになれなかった車だった。Z31の後期型の3Lが抜群にカッコイイと思っていたせいもあるからだが、Zはロングノーズ・ショートデッキが良いだろうとは思っていた。

さて、復活するZ(Z35?)はエンジンは3LのV6ターボという噂だ。パワーも400PSに届くともいわれる。ではV6エンジン搭載を前提に考えていきましょう。

今度のZも多分2人乗りで、足回りはフロントがダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンクになりそう。ミッションはMTとATが用意されそう。バカでかいタイヤを履きそう。2WDのFRになりそう。モータースポーツの参戦は無さそうなことから、スポーツカーか、スペシャルティカーという位置づけになりそうですね。

上記はあくまで予想や噂のデータでありますので、実際は解りません。2シーターならミッドシップカーでも良い訳ですし、コルベットは長年FRでしたが、新型はミッドシップカーになりましたしね。日産は会社再建中でありますから、Z34のコンポーネントを極力生かして開発するというのが、最も考えやすいかと思います。

では考えていきます。僕が思うに最もやらなければならないのはダウンサイジングです。大きすぎるエンジンは要らないんじゃない?ということです。3LのV6ターボならエンジン自体が相当大きく、高さを押さえるなら、ドライサンプも考える必要があるでしょう。この時点で横幅は大きくなりそうで、フロントのダブルウィッシュボーンのアーム長は短くなりそうですね。400PSに耐えるミッションはかなりの容量となりますから、GTーRの様にトランスアクスルにすれば、重量配分的にもいいかもしれません。でもMTの存在は消えそう。乗員はもちろん2人でしょう。これらのことから、S30風の流麗なスタイルが与えられるならば、かなり大きな車体となりそうな気がします。

仮にノンターボならエンジンルームはかなりクリーンになりますし、熱的にも楽にはなるでしょう。もっと小さなエンジンを積めば、車体全体も小さくスタイリッシュに出来そうです。タイヤの直径も小さく出来そうです。当然軽量化に貢献できますから、燃費にも有利ですよね。

ですが、そんな事はしないでしょう。国内ではトヨタスープラが仮想ライバルとするのだと思いますが、Zはどんな人にアピールしたいのでしょう?若い人に高額なスポーツカーを進めるのはハードルが高いですし、舌の肥えたオヤジがパワフルなZで首都高やサーキットを走るかどうかは解りません(もっと適した車は他にいくらでもある)。日産は長い間、国内市場を無視して、世界で利益を上げて来ただけに、今回も国内よりも世界に目を向けた車輛作りをしている点は仕方無いですね(だから、日産離れが加速している現状も仕方ない。ノートが売れているぜとか言うだろうけど、それはノートが良いだけで、他に良い車が出れば、簡単に離れるよ。NISMOフェスティバルに行けば、日産ファンという人に会えますからね。多くは古いオッサンだ)。

そこで、僕の好みを入れて、理想のZを考察する。
エンジンはズバリ2400ccのV6NAで充分だ!エンジンの性格としては回転数によるパワーよりトルキーな性格が良い。2400ccとしたのは、当然240Zに対するオマージュからである。エンジンはなるべく車体中央に寄せたいけど、ミッションはエンジンに直結のノーマルなタイプに6MTでいいんじゃない。足回りはダブルウィッシュボーンとマルチリンクかな。フロントはインボードサスでもいいくらい。コクピットは適度にタイトが良いよね。横幅が広々というのは違うんじゃない。ルーフは低くしたいけど、ヘルメット被る余裕は欲しい。つまり、シートを低くセッティング。メーターはレトロに、と言いたいところだが、ここは難しいね。近年のフェラーリのメーターっぽくメーター表示なら繊細なアナログの表示、またナビや車体のセッティングも表示するマルチメーターが良いと思う。

写真はフェラーリローマのコクピット

タイヤサイズはバカでかいタイヤはボンネット高を高くするだけだから、18インチは要らないよね。前後サイズは当然変えるべき。だってローテーションなんて所詮出来はしないのだから。シルビアが無い現在、Zはシルビアの様な手軽なFRの領域までカバーすべきで、今度のZが失敗すれば、シルビアも生まれる訳も無い訳です。そういう意味では価格面でもリーズナブルである事も大事な要素です。

日本車からスポーツカーが消えている現在、メーカーは採算の取れない事はしたがらないのが現状です。世界的にも手ごろなスポーツカーが消えつつあるので、逆に言えばチャンスもあるわけですよ。だから、背伸びせず、奇をてらわず当たり前なZを作ればいいんじゃないというのが、僕の意見です。

色々なファンが理想のZを模索していますが、この方のZは好みです。


最後に世の中にZを愛している方が多くいることに日産は感謝し、Zファンの声を聴くべきだ。企業の利益なんてその後だよ。最後のZになるかもしれないしね。

Posted at 2020/07/09 22:44:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車考察 | クルマ

プロフィール

「イカロスの翼だな。これは! http://cvw.jp/b/932072/48684025/
何シテル?   09/28 22:57
phantomⅢです。モータースポーツ好きのアラフィフです。車、バイク好きですので愛車以外にも色々な車、パーツについてもインプレや考察をしていきたいと思っており...
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