2020年09月26日
この指揮者
ベルナルト・ヨハン・ヘルマン・ハイティンク
(1929年3月4日-)オランダの指揮者
アムステルダム出身で同地の音楽学校に学ぶ
1954年から1955年までフェルディナント・ライトナーに指揮を師事するまでは
地元のオーケストラでヴァイオリンを弾いていた
1955年にオランダ放送フィルハーモニー管弦楽団の次席指揮者
(1957年より首席指揮者)に就任
1961年から1988年までアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
マーラー:交響曲第5番
マーラー:交響曲第7番
1967年から1979年までロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(ピアノ:アシュケナージ)
1978年から1988年までグラインドボーン音楽祭
1987年から2002年までロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督を務める
1995年からボストン交響楽団の首席客演指揮者となり
2004年に名誉指揮者となっている
2002年にドレスデン国立管弦楽団の首席指揮者に就任したが
これは音楽監督就任を要請されたものを辞退した結果であり
同時に次期音楽監督の選任への協力を託された
しかし2004年、楽団とザクセン州は、彼に相談なしにファビオ・ルイージを
2007年からの次期音楽監督(ドレスデン国立歌劇場の同ポストと兼務)に指名
この事に対し、「オペラはともかく、オーケストラレパートリーの経験が少な過ぎる」
と反対したが、聞き容れられなかったため、同年5月に辞任を発表
11月のロンドンでの演奏会を最後に辞任した以後は同楽団には客演していない
2004年5月には、同楽団と最初でそして恐らく最後の来日をした
2006年からシカゴ交響楽団の首席指揮者に就任
ブルックナー:交響曲第9番
2009年2月にはシカゴ交響楽団とともに再来日を果たしている
Rシュトラウス:アルプス交響曲
日本には、1962年のコンセルトヘボウ(オイゲン・ヨッフムが同行)との来日を皮切りに
1968年に再度コンセルトヘボウ(ヨッフムも同行)
1969年はロンドンフィル
1974年はコンセルトヘボウと初の単独来日
1977年はコンセルトヘボウと首席指揮者在任中最後の来日
1992年はロイヤルオペラと初のオペラ公演
1997年はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
2003年はPMFとスーパーワールドオーケストラ
2004年はドレスデン国立管弦楽団
2009年はシカゴ交響楽団
2013年はロンドン交響楽団
2015年にもロンドン交響楽団と来日
2019年6月12日、2019年9月6日のルツェルン音楽祭でのウィーン・フィルとの共演を最後に引退すると発表した
最後のライブ
ブルックナー:交響曲第7番第3楽章
レパートリーは幅広く
ベートーヴェン、シューマン、ブラームス
ブルックナー、チャイコフスキー、マーラー、
ショスタコーヴィチの交響曲全集を完成させている
(ベートーヴェンについてはロンドンフィル、コンセルトヘボウ、
ロンドン交響楽団のそれぞれで1度ずつ完成させている)
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Posted at
2020/09/26 20:48:12
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