パーツレビューや整備手帳ではアップしていますが、夏タイヤをホイールと共に新調し、純正のランフラットタイヤから非ランフラットタイヤへと変更しました。今回は「ドレスアップ」ではなく、「課題解決」のための変更なので、サイズもインチアップすることもなく、純正と同じにしています。
その「課題」とは・・・
実は購入時にディーラーで納車となった帰り道の首都高から感じていたのです・・・60~70km/h程度の速度域でステアリングに振動がありました。その時は、「まだ足回りがなじんでいないからかなぁ」思い、とりあえず慣らし運転が終わるぐらいまでは様子を見ようと思っていました。しかし慣らしも終わった後も特に状況が変わることもなく、新東名等の高速道路を走っていると、高速域で車体に振動が発生する状況となりました。
ディーラーに相談してホイールバランスを取り直してもらっても特に変わりはなく、次は車体の補強をと思い、CPMの「ロアーレインフォースメント」や「ストラットブレース」を取り付けました。これにより、60~70km/h程度の速度域のステアリングの振動は、とりあえず我慢ができるレベルには低減しましたが、高速域の車体の振動は変化なしでした。
その状況の中、調べていると、「ラジアルフォースバリエーション」「ユニフォミティマッチング」というワードにたどり着きました。これらの検索でヒットした記事の内容が、私の5シリーズにもピッタリと当てはまりました。ランフラットタイヤは、特に扁平タイヤになると製造が難しく、「ラジアルフォースバリエーション」の数値が良くないものも多いようで、これが原因でステアリングや車体に振動が発生することがあるようです。
その後、スタッドレスタイヤに交換し、脱ランフラット化をしたのですが、これがすこぶる良かったのです。60~70km/h程度の速度域のステアリングの振動、高速域での車体の振動も完全になくなり、快適そのものでした。恐らく純正タイヤにあった「ラジアルフォースバリエーション」の不良がなくなったのだと思われます。1シリーズ以来久しぶりに感じる路面にピタッと吸い付く感じが最高でした。スタッドレスタイヤでも、純正夏タイヤ以上に安定した走りだったのです・・・
ということがあり、夏タイヤも脱ランフラット化しようと決心し、今回の新アルミホイールと新タイヤの購入となりました。ノーマルアルミホイールとランフラットタイヤは、ディーラー入庫時と5シリーズを売却する時のために置いておきます。
「ラジアルフォースバリエーション」や「ユニフォミティマッチング」で検索していると、現行5シリーズ(G30、G31)での記事にヒットすることはありませんでしたが、他車種でも感度が高い人はラジアルフォースバリエーション不良で振動が気になり満足できないというようなものもありましたので、恐らく私が車に対する感度が高いのだと思われます(笑)
新しいタイヤで高速道路はまだ走っていないので、もしかしたらこのタイヤのラジアルフォースバリエーション不良により振動が発生するかもしれませんが、その際は改めて対策を考えたいと思います。
ということで、今回はなぜアルミホイールとタイヤを新しいものにしたかの理由について書きました。もし皆さんの参考になることがあれば幸いです。これで我が523i Touring M Sportも長く付き合える車になったと思います(実は振動があまりに気に入らないので、もう乗り換えようと考えていました)。
以上、本日のどうでも良いブログでした。
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BMW(523iツーリング) | 日記
Posted at
2021/02/21 22:34:29