目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
いきなりリヤガーニッシュまで外れた画像からですが、ストラーダナビ連動のバックカメラの画像が滲むというか、歪むのでカメラを覗くと、レンズのカバー内側に結露が出ていました。
どこからか雨水が浸入したようです。
と言う訳で・・
車屋さんの先輩のガレージをお借りして、早速分解しようと思い、久しぶりのクルマいじりです。
リヤゲートを開け、ゲート最下部の水侵入防止の防水ゴムをパチパチ外します。
そうすると内張りは下側が、内装用クリップで留まっていますので、内張りを内張り剥がしでパチパチと外します。開閉用の手掛け部は細いもので手掛けの内側を外し、ビス2本を外します。ちなみに、クリップは合計4本なんですが、2本で止まってました(笑)
後はリヤウィンドウ側の内張り上部をビビらずに気合を入れて、エイヤっと引っ張ればクリップがバチバチ抜けて、リヤゲート内側とご対面です。
ありゃー!!早速出てきました!!
中古で購入しリヤゲートに板金補修跡があったのは承知してましたが、ゲート内部には、外装を治す為の巨大な四角いサービスホール?が。ゲート左側に2箇所も大きく開口してありました。
バリ出まくりのサンダー切りっ放しで危険です(笑)バリぐらい取ろうよ・・。
内張りが剥がれたら、リヤガーニッシュを内部の8mmのナットを全て外して取り外します。バックランプやナンバー灯とリヤフォグカプラをあらかじめ外したほうが良いようです。上手に外さないとガーニッシュの引っかき傷が付きますのでご注意を。
私は線キズをつけてしまいました。養生をしたほうが間違いないようですね・・。
2
カメラはゲート内部にボルト止めされているので、外してカメラの配線を外せばカメラ全体とようやくご対面です。
このクルマは整備手帳によると、東京某区のスバルDラーにて購入、オプション取り付けをしたようです。
今回のバックカメラ(正式名称リヤビューカメラ)は納車から2年後、前オーナーが取り付けを同Dラーに依頼したようで、定期点検の翌日に取り付けされた記録が残っていましたが・・・。
・・・正直、ヒドイ仕事ぶりで、クルマ屋さんの先輩と驚きの連続でした。
1.カメラ取り付けステーの穴が片方はニッパーで切ったようないびつな大穴だった
2.開いてしまった大穴を粘着テープで塞いであった
3.配線が布ガムテープでゲート内側に貼り付けてあった※以前エアコンフィルタ交換の時にもガムテ配線が出てきたので多分あれはバックカメラの配線だったかも
中古で購入しているので、まあ笑ってすみますが、当時は新車だった訳なので、その当時はちょっと笑えないかもしれません。
見えない所にも、手を抜かず仕上げるのが本当のプロだと思うんですが・・。勿論、この手の作業をするのは極一部の方だけだと信じてます。
追記 その後、エアコンフィルター交換の整備手帳からコメントを頂きまして、バックカメラ取付説明書にガムテープにて余った配線は纏める事、的な事が書いてあるのでDラーさんはそれに従って作業をしているのだそうです。ガムテープで配線を纏めれば後でベトベトになってしまうのに、何故それが推奨されてるのかは不明です。
3
画像はカメラを分解した物です。少し見にくいですが・・
さて、カメラはレンズの反対側が小さなビス4本で止まっていて、分解可能ですので、さっと分解します。
レンズの周りにOリング、金属とプラの境目にも四角いゴムパッキンが入っていました。
カメラ本体は振動でなのか、レンズ周りのプラスチックにクラックが入っていて、触ると2箇所欠けました。アロンアルファで補修です。水滴の侵入もこのクラックが原因かも?
分解してレンズとレンズの外カバーを拭いて、Oリングとゴムパッキンにシリコンを塗り、ダメ押しで取り付けビスの頭にもシリコンを塗り、組み立ててガーニッシュと内装を元に戻せば完成です。
とりあえずレンズはキレイになったので画像も鮮明になりましたが、雨が降った後に、再度点検したいと思います。
初めての内装分解だったので、手探り作業でしたが次回は(あっては困るが)かなり早く出来そうです。初めての場合は難易度2ですが、慣れれば簡単です。
2011年9月9日 台風の中を散々走りましたが、レンズに結露は出ませんでした。同じ症状を抱えている人は、是非ご自分でチャレンジしてみてください。ディーラーさんに持っていくより、経済的で健康的です(笑)
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク