車中泊関連②
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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車中泊関連 第二弾。電源周りなど。
車中泊仕様には、電源は欠かせません。
ポタ電にするか、サブバッテリーシステムを組むか、悩ましいところです。
RENOGYで一式サブバッテリーシステムを組むか最後の最後まで悩んだ末に、初期投資が安く(まずは本体のみ)、運用もお手軽なポタ電にしました。
世は三元系モデルからリン酸鉄リチウムイオンモデルへの転換期。前にも書きましたが、基本揃えたがりなので、ちょうど使っている車載冷蔵庫の PowerArQから発売前予約割引の案内があった シリーズ最大サイズのPowerArQ MAX を購入しました。
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2023/2/12 着弾。
容量 2150Wh。カラーは、冷蔵庫と同じオリーブドラブ。
当たり前にデカくて重いですが、常時車載で考えているので、大容量であることが最優先です。
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事前に計算し尽くしていたはずなのに、なぜに。。。
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それもそのはず。
発売前(右)の情報から、しれっとサイズ変更されていました。
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・・・💢
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なぜかこの時は感情コントロールが制御できたようで、対策を考えました。
ベッドキット足の延長です。
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無事格納。
その他の常備品は、多少の寸法調整が可能なソフトコンテナ三つに。
ハードタイプだと当たり前に1cm足りないだけで入らないし、性格的にそれを無理矢理押し込もうとしてトランク部内装がすぐ傷だらけになるので。
ちなみに、キャンプも準備荷積と片付荷下が面倒で、無計画でも思い立った時にさっと出発できるのが理想なので、幕やファニチャーだけ追加する程度、調理器具やガス缶その他車中泊には不要な小物一式もフル常載しています。
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関連装備と順不同になりますが、その後ポタ電は ECOFLOW DELTA 2 MAX に変更しました。
その経緯を簡略して書くと、2023夏の車中泊旅準備でソーラーパネルを調達し、ソーラー充電の動作検証をしている中で、ディスプレイの残量増減がよくわからない表示をし、一度新品交換(点検で別の不良発見)、その後一ヶ月ほどメーカー指示のもと動作検証に付き合った結果、仕様との事になり、希望であれば返品に応じますと。。。
事象は、ソーラーパネルからの入力が小さい(10〜20w以下)とポタ電側でリアルタイムに残量表示反映されず、例えば指示のもと行った完全放電後のソーラー充電検証では、はじめ2日ほど 0% 表示のままで、あるタイミングで気付くといきなり40数% の表示となっていたり、ソーラー接続していると勝手に入るスタンバイモード消費がソーラーパネル入力を上回ることなどあり得なく、内部では充電されているはずとのことですが、AC/DC出力無し(未使用)なのに、ソーラー充電している状態で残量が減って表示される時があったりと、かなり限られたユースケースでの事象なのでしょうが予定している10日間ほどの車中泊旅での使用勝手を鑑みると、この表示ラグは扱い難く、返品とさせていただいた次第。
くれぐれも欠陥というほどの事では無く、問い合わせへの対応は丁寧で、メーカーに対しての不信感などもなく、その後も同メーカーの他製品は何点も購入していることを念のためつけ加えておきます。
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再配置。
これも当たり前ですが、三列目部分のみのいわゆるショートタイプのベッドキットは、高くするほど二列目との差が生じるので寝るには快適度が薄れていきます。
MGRの最低調整幅の21cmがベストなのでしょうね。
ポタ電変更によりポタ電高が38cmから30.5cmになりました。
ついで高かったのが、冷蔵庫高で35cm。
キャンプ用の高級クーラーボックスに比べれば安いモンなので、使い分けや両使いもできるしと、縦横寸は同じで高さだけ26cmで容量を落としたサイズのアイリスオーヤマ製冷蔵後も調達し、ベッドキット高を改善しました。
ベッド下配置の冷蔵庫って、いざ使ってみると出し入れの度にマットを捲るのも面倒だったり、一人ならマット上全面空けておく必要もないので、実運用の際には上に置いたり、二個とも積んで飲料・その他と使い分けたりしています。
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2023/7/29 DELTA 2 MAX化とほぼ同時にECOFLOW WAVE 2を導入。
ちょうど2となって発売されたポータブルエアコンです。
尋常ではない猛暑の中で車中泊するので死活問題かと。
結局のところ暖房機能は使っていませんが、WAVE 2 になって、冷暖房対応になりました。
DELTA 2 MAX 給電前提なので、専用バッテリーパックは買わず、AC給電より効率的なXT150ケーブルで運用。
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WAVE 2は、持ち運べる利便性の反面、据付エアコンとは違い使用するためのセッティングが必要です(ありあまる車内スペースがありスイッチいれるだけの状態のままにしておけるなら話は別ですが)。
本体自体は、設置場所に置いて電源接続するだけですが、排気・吸気ダクトを取り回す必要があります。
プラダンを型取りして、外側にはガラリを取付。
構想イメージは決まっていて部材調達・ブラックアウトまで終わっていたりしますが、毎夏結局作らず騙し運用で漕いでしまっていていまだ未作成です。
コレは2024夏の、ダンボール型紙と製品付属の汎用ダクトパネルを無理矢理組み合わせた現地突貫仕様。
わざわざ佐渡に行ってから、フェリー下船後ダイソーに直行して黒ガムテ他物品調達し、初晩の車中泊地でつくりましたw
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効果は絶大。
真夏に車中泊すること自体の必要性は置いておいて、コレがあるのとないのとでは雲泥の差、生死の分かれ目ですw
あとは、ポタ電給電での連続運転可能時間次第。。。
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購入したソーラーパネル。
AFERIYの折り畳み式の200wです。
揃えたがりも、スペックとコスパでこちらを選択しました。
2023/7/3 に1枚目を購入し例のポタ電検証しながら、思ったほどの充電効率を見込めなかったので 7/12に2枚目を追加購入しました。
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サイズ的にはバスターズに2枚広げるにはちょうど良いサイズ感です。
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2023 夏、現地実戦(敢えて戦うほうw)。
この年は、前半娘同伴キャンプ・後半単身車中泊のハイブリッドと言えば格好の良い中途半端旅だったので、ラックにも荷積していたのでラック上には並べられず(載せたら何度か風で落下)、地面に広げての運用です。
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所感としては、少なくとも車中泊には折り畳み式ソーラーパネルは向かないですね。
ソーラー充電のために足止めを喰らうわ、マメに陽の傾きに合わせて角度調整を強いられる割には充電効率が悪過ぎる。
ルーフに据付タイプで、移動しながらとか、寝てる間の夜明け日照で意識せずとも僅かでもチャージされてた位なサブチャージ機能とすべきかと。
熱帯夜の夜間、WAVE 2でDELTA 2 MAXを毎夜使い切る運用では、初日満タンスタートで最高 → 翌日ゼロスタートでは夜まで満足にチャージし切れず。
どんなに大容量なポタ電もカラになればタダのハコ。
ポータブルエアコンも給電できずではジャマなハコです。
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ポタ電を下ろしてテントで使うのであれば、自サイトで寛いでいる間や、車で外出して帰ってきたらチャージされてるとか、サイトロケーションに合わせて対応しやすいので折り畳み式ソーラーパネルは使い勝手がいいです。
さて、やっぱり走行充電器含めたサブバッテリーシステム組んだ方が正解だったのかなぁ、、、と少し後悔もし始めていたところに、、、
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ECOFLOW Alternater Charger発売。
ポタ電用走行充電器キター。
2024/6/4 発売開始のファーストロットで即注文。
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取付は、バッ直とアース、それとXT150でポタ電とと言うシンプルさ。
オルタネーター発電のメインバッテリー余剰分をポタ電に効率良く送ると言うシンプルコンセプト。
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デリカの場合は、車内への配線引き込みだけがシンドイ。
助手席下は、既にウーハー用バッ直配線に使ってるし、そもそもサービスホール径的に無理。
車体に穴あけせずに元穴使うなら、スライド足元のココ一択ですね。
ヒカリオートさんのブログ参考に助手席側を探しても探しても見つけられず、そのオチは純正のオートステップ車は既にその配線で使われていて目当てのホール周りがオートステップパーツで隠れていました。見つからないわけですね。
と、言うわけで運転席側から引き込み、ケーブル長の限界で運転席側二列目シート下にオルタチャージャー本体を設置。
ポタ電へのケーブル長によりポタ電の積載位置もサイドチェンジ。
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控えめに言って、最の高。
おかげで2024 夏旅は、毎夜フルチャージで晩酌開始の幸福ローテーション運用が成立し、快適な夜を過ごせました。
ポタ電チャージのために必要のない移動やアイドルをしていたので、平均燃費はじわじわと落ちていきましたが旅中は致し方なし。ノープロブレム。
基本移動しながらのジプシー旅ならそのネガ要素すらなくなるでしょう。
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TDIに続き、ECOFLOW製品もスマホに入れたアプリで一元管理できるのが秀悦。
オルタチャージャーの出力値を見ていると、安直にエンジン回転数に比例するのではなくて、アクセル抜いている時やアイドリング状態の時がMAX 800w出ていたりして興味深い。
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車内で過ごせる装備を加え、もとの悪路走破性能やディーゼルエンジンによる燃料コストの優位性により、デリカは頼れる旅の相棒ですね。
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