CUSCO ブレーキシリンダーストッパー取付

納車直後に購入していたBCS、やっと重い腰を上げて取り付けました。

取り付け方法は先達にお任せしまして、取り付けのコツなどを。

このパーツの取り付けは、工具が揃っているかどうかで難易度が大きく変わります。
適切な工具が揃っていれば30分かからないで取り付けられます。
でも、工具が無いと…。
相当な時間と工夫が必要だと思います。
工具が揃っていない場合は、ショップに取り付けを任せたほうがいいかも知れません。

ウチはたまたま工具箱にあった工具さん達で何とかなりました。

作業にあたっては、まず写真の丸で囲んだ配線留めを外して、この配線留めで留められている配線をずらした方が作業がしやすいです。

配線留めはステーに刺さっているだけなので、ステーの裏の爪をラジオペンチなどで押しつつ、配線留めを上に引っ張ると抜けます。
抜けないときは爪がしっかり押されていないものと考えられます。

使用した工具達です。
並べ方が悪いな…。

一番右のラチェットと、一番左から2番目3番目のソケットとエクステンションは、元から付いているネジの取り外しに使用しました。

右から2番目の先の曲がったラジオペンチで配線留めのステーを外しました。

真ん中2本のメガネレンチはオフセットが付いています。
本締め等に使用。
これくらいのオフセットが付いていないとネジにアプローチしにくくてキツいかも。

一番左のコンビネーションレンチはオフセット15度のものですが、この角度だとネジの緩めと本締めは厳しいです。
ネジの締め込みに使用。

真ん中左にラチェットメガネがありますが、取り付け場所が狭いので、振り幅の小さいタイプの方が便利です。

ネジへのアプローチは上からだけでなく、リザーバータンクの下側からなど、手の入りやすいところを探しつつやるといいと思います。

注意点は、ネジ、ワッシャーを落とさないようにということと、狭いところに手を突っ込むので、部品で引っ掛けて怪我しないように、といったところでしょうか。
あと、エンジンルームの狭い所に手を突っ込むので、エンジンが熱い時に作業すると火傷します。

マスターシリンダー自体をどれくらい押さえつけていいのかはこのパーツでいつも悩むところです。
説明書には締め過ぎるとブレーキラインがパンクしますみたいなことが書いてあるし…。

説明書では、先端カラーの押さえ面とブラケットの間のネジ長は28mmと書いてあるので、その数値に従うと、触るか触らないかくらいになりそうです。
ワタシは、エクシーガの時と同じくらいの、先端カラーがマスターシリンダーに触れてるけど指で回るくらいにしました。
この辺は乗りながら再調整して、ブレーキフィーリングと相談、といったところでしょうか。

正解は、今度どっかのイベントでCUSCOの中の人と話す機会があったら聞いてみよう。

9/16追記

パーツを車体に取り付ける時は、ネジは1つずつ付けるのではなく、全てのネジを1〜2回しだけネジ込んでネジ穴の位置とパーツの位置を合わせてから、ネジをそれぞれ少しずつ締め込んでいきましょう。

ネジを1つずつ締め込んでいくと、後から入れるネジがネジ穴が合わなくて入りません…。

このパーツに限らずパーツ取り付けの基本ではありますが…。