
タイヤを交換しました^^
ミシュランの新作、Primacy3(プライマシー3)にしてみました。
装着してから、600kmほど走りこみました。
早速ですがインプレッションを、感触が薄れないうちに書いておきたいと思います。
ミシュランを使うのは、パイロットプライマシー以来、久しぶりです。
あれは軽いし乗り味も軽快で、バランスがすごくいいタイヤでした。
また使いたかったけど、もうカタログにさえないので廃盤なのですね。
今回のプライマシー3は、アクティブ・コンフォートという謳い文句で登場してます。
「高速での爽快感」かつ、「静かでゆったり」の両方を満たす、そんなタイヤ。
これはCTの性格にもぴったり合うんじゃないでしょうか!?
プライマシー3のスペックはこんな感じです。
サイズは205/55R16 91Wとなります。
■UTQG(国際基準)
TREADWEAR(磨耗性能): 340
TRACTION(ウェット性能): A
TEMPERATURE(耐熱性能): A
TREADWEARの値が340もありますので、消耗に強そうです。
年間走行距離が多い方は、この値も気になるのではないでしょうか。
ちなみに、エナジーセイバープラスだとこの値は400以上ありますね。
■日本のラベリング制度
転がり抵抗: A
ウェット性能: b
これはエコタイヤとして見るならば普通レベルでしょうか。
低燃費走行にこだわるのであれば、国産タイヤを選ぶべきでしょうね。
■重さ
1本あたりのタイヤ重量 10.2kg ありました。
同サイズの他のタイヤと比較すると重いです。持った時ずっしりと重さを感じました。
国産メーカー(ダンロップ、ヨコハマ)などは9kg台のタイヤがあるので、
プライマシー3はけっこう重い部類のタイヤだと思います。
ではプライマシー3の、実際に走ってみた感想を。
ブリヂストンTURANZA ER33と、YOKOHAMA db E70とも比較してみます。
■ドライ路面
感触としては、外国産タイヤらしくちゃんと路面の情報は伝えてきますので安心感があります。
TURANZAはこの情報を絨毯をひいたようにカットしてしまう難点がありました。
プライマシー3は、接地面がワイドで、綺麗に接地していて安定感があります。
サイドもふんばりが効いていて、ぐにゃっとしないので曲がる時も快適に感じます。
ちょうど駐車場に粉の白線があり、こんな写真が撮れました。
ワイドに接地しているのが分かりますね。
わだちにも強く、まっすぐ綺麗に走ります。
■ウェット路面
これはすごい。正直びっくり。
ドライ路面とほとんど変わらず走れるし、ちゃんと止まる。
路面の接地感が希薄になることもなく、水たまりに足を大きくとられることもない。
そのせいか、運転していても緊張感がなく、とても楽です。
雨の日にこんなに楽に感じたタイヤは今までないです。
■応答性
ステアリングは若干軽くなりました。
中立付近からの応答もダルさがなく、クイックで好印象です。dbと同じぐらい良い。
TURANZAは、かなりダルかったので相当改善されています。
■転がり抵抗
アクセルオフでの滑走距離は、dbより良く、TURANZAと同じぐらいかと思います。
AAAラベルのエコタイヤのような、明らかに転がり続けるという燃費重視の性格ではないと思います。
が、今までよりタイヤが綺麗に転がっている感じを受けます。
綺麗な丸が、スーっと転がってるイメージです。
燃費がどうなるかは、今後の燃費記録で明らかになるでしょう。
■サイドウォールの感触
プライマシー3は、サイドウォールは厚めで硬い感じです。触っても硬いのが分かります。
ビード部を前作から見直して、振動の収束時間を短くするように改善しているそうです。
ちなみに、エナジーセイバーを触ったところ、薄く柔らかい感触でした。
その路線とはちょっと違うみたいですね。
■乗り心地
すごく乗り心地が良いです。凹凸を綺麗にいなして、フラットな感触。
硬めのサイドで、一発でドシっと衝撃を抑える感触がdbとかなり似ています。
乗り味の硬さで言えばdbやTURANZAなどの国産タイヤよりは硬いと思いますが、不快ではないです。
この硬めの乗り味はCTの性格に合っていて、シャキっとしたCTの持ち味をいっそう引き立ててくれてます。
TURANZAも乗り心地はいいのですが、あれは柔らかくてブヨっとした印象です。
なので、国産タイヤのようなフワっとした乗り心地が好きな方には合わないかもしれないですね。
■ロードノイズ、パターンノイズ
国産タイヤに比べたら多少はうるさくなるだろうと思ってましたが、
プライマシー3は予想外の静かさでした。
TURANZAより、かなり静かです。
dbも静かですが、それともまた違った静かさです。
プライマシー3は、低速ではタイヤの音さえ聞こえません。
加速中にある一定の音量になったら、ずっとその感じが続きます。
このため、スピードが出てる感じがしないのです。
加速が悪くなったのかと最初は勘違いするほどでした。
■高速道路
ウェット路面での時速100km走行に不安を感じません。
十分な性能だと思います。
そしてやはりドライ路面の高速でもロードノイズが少なく、すごく静かです。
タイヤの音より、風切り音のほうがうるさく感じます。
■強めのコーナリング、ブレーキング
まだ実践してないです。ある程度慣らしてからですね。
■総評
dbに性格的にはかなり近いタイヤだと思いますが、
ウェットでの走りやすさや静粛性を考えるとそれ以上の性能を感じます。
もっと走りこんで、ある程度磨耗させた後にパーツレビューを書こうと思います。
今のところ、その性能の高さに驚いています。
■追記
5,000km走行後のパーツレビューです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/956048/car/1293405/5566463/parts.aspx