目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
タイヤ空気圧の設定。
結局、インチアップ時の適正空気圧はどうなるの?XL規格って?
まずややこしくしているのが、銘柄サイズ毎の空気圧別荷重能力(ETRTO(XL)規格,TRA規格,JATMA規格)。
これは、選んだタイヤ(サイズと能力)がロードインデックスから負荷能力を満たす空気圧の設定を導く指標です。
ETRTO(XL)規格,TRA規格,JATMA規格とロードインデックスが絡み合って話をややこしくし、更にSW20は前後異径な上、適正空気圧も前後で異なる、とにかくややこしいです。
更に空気圧が下がればグリップは増すが転がり抵抗も増す(燃費低下)。空気圧が上がると相対的な関係がある。乗り心地にも大きく影響する。
ストリートでも走り方によっては温間時のターゲット空気圧を考慮して冷間時に設定しなければいけない場合もあるかもしれません。
そして車両の適性空気圧という言い方も、ややこしい。
乗員数や荷物やガソリンの積載量とノーマルの車両重量から安全マージンも踏まえて、推奨という意味に捉えたほうが良いですね。
適正と言われるとそうしなければならないみたいに聞こえますよね。
つまり、推奨値を参考に自分で決めていいという事と理解するとします(耐荷重能力を考慮しつつ)。
ドアのステッカーには適正空気圧として空気圧を示さずに、目安としての耐荷重(タイヤに必要な負荷能力)として表示すべきですよね。
SW20の場合、
フロント450kg(JATMA,84[LI],2.0[kg/cm^2])
リア600kg(JATMA,91[LI],2.3[kg/cm^2])
今回チョイスするタイヤの場合、
XL規格に当てはめて空気圧を導き出します。
フロント450kg,84[LI]なので2.6[kg/cm^2]
リア600kg,94[LI]なので2.6[kg/cm^2]
そうは言われても、こんなに高い空気圧で良いものなのでしょうか?
体感として明らかにタイヤ性能が出ていない気がしてしょうがない…。
グリップ性能がスポイルされていると感じます。
そんな要素を全てを考慮しつつ、給油毎に0.1kg/cm^2単位で、適性を見極める日々です。
安全マージン分や車両軽量化分考慮し、
温間時に2.5[kg/cm^2]くらいになるように、冷間時2.3[kg/cm^2]の設定としました。
2
JATMA規格(空気圧毎の負荷能力表)
3
XL規格(空気圧毎の負荷能力表)
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