
日曜日のつづき・・
「与島ヨーロッパ車ミーティング」でお会いしたデロリアンさん。実はお互いご近所さんということで、イベント終了後にエスプリに乗り換えて2台でこっそり密会しちゃいました!
デロリアンDMC-12とロータスエスプリ・・同じジウジアーロデザイン×ロータスの設計というヒストリーを持つこの2台。確かに似てるところもあるけど、実はかなり違うクルマなんですね〜。

ワイド&ローの2シータークーペボディの2台。DMC-12の方が大人っぽい雰囲気。
時代から言えば1975年にデビューしたエスプリが先で、その年、ジョン・デロリアンは理想のクルマを造るためデロリアン・モーター・カンパニーを設立します。デロリアンのラインオフは1981年。エスプリで言えばS3&ターボの時代ですね。
何でもDMC-12は企画段階からガルウイング・ドアでステンレス・ボディそしてライトは固定式とされていたそうで、ジウジアーロのデザインはエスプリやマセラティブーメランのようなカクカクのデザインから、いすゞピアッツアに流れていく少し丸みをおびてきつつある時代のデザインです。
インテリアの雰囲気はバックボーンフレームを採用していることもあり、センターコンソールが大きく張り出し、手前にスラントしたダッシュボードにメーターパネルが載ったようなデザインで、よく似た雰囲気です。

テールランプのデザインなんかは初期型ピアッツアに通じるものが・・エスプリはローバー3500からの拝借したランプを採用。
乗った感じは、見た目以上に違います。
乗り心地も良く、ジェントルなGTカーのDMC-12はまさにお洒落に乗りこなすスーパー・グランツーリスモといった感じ。対してエスプリはやはり軽い車重と軽い4気筒エンジンの恩恵でかなり軽快で繊細な感じがします。(それでもヨーロッパよりはずっとGT的ですが・・)

ライトON! HID装着でキリリと光るDMC-12と・・エスプリのライトは年代物のシールドビーム(暗!)でもやっぱ、リトラはいいなぁ♪
こうやって見ていくと、似て非なる従兄弟ですが、エンジンも乗り味もデザインもそれぞれがとても魅力に溢れていて・・こんなクルマをデザインしたジウジアーロ大先生の偉大さは言葉では言い尽くせません。
それで、ふと今回思ったのですが・・いつかジウジアーロデザインのクルマを集めたジウジアーロ・ミーティング!なんて、誰か企画してくれないかなぁ・・。
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Posted at
2012/04/18 00:42:06