八王子城跡　御主殿跡

御主殿跡は北条氏照の館があった居館地区でした。
落城後は徳川氏の直轄領、明治以降は国有林であったため、落城当時のままの状態で保存されていました。
発掘調査の結果、礎石を沢山つかった建物の跡や水路の跡、多数の遺物が出土しました。
ベルギー製の陶器が発見され、ガイドの方の話によれば、同盟関係にあった安土城の織田信長から氏照あてに使者に渡された贈物であったそうです。
また、現在はけもの道となっており通行はできませんが、山頂の本丸に通じる急峻な荒れ道を登ったところに現存している当時の石垣も案内してもらいました。

住所: 東京都八王子市元八王子町