箱根関所

箱根関所が現在の場所に置かれたのは、元和5年(1619)といわれています。徳川幕府は全国に53ヶ所の関所を設けましたが、その中でも中山道の木曽福島（長野県）、碓氷（群馬県）、東海道の新居（静岡県）、そして箱根（神奈川県）の4ヶ所は規模も大きく、最も重要な関所と考えられていました。
関所の役割は、「入り鉄砲に出女」を取り締まるところといわれていますが、実際にはこの箱根関所では入り鉄砲の検査は行っておらず、「出女」に厳しい監視の目を光らせていました。

平成11年から平成13年にかけて、関所の跡地一帯の発掘調査を行い、資料との整合性や遺構の残存状況の確認を行ったうえで、大番所・上番休息所、厩、雪隠、京口御門などの復元を行い平成16年から、これら建物の公開を始めました。

開館期間/年中無休
開館時間/午前9時-午後5時（冬季4時30分）
観覧料金/一般大人500円、小人（小学生）250円
（上記は箱根関所・箱根関所資料館共通券の場合）
駐車料金/旅物語館前は500円（時間17時まで）

住所: 神奈川県足柄下郡箱根町箱根１