ハイエースオーディオについて考える

ハイエースのスピーカーはワゴンワイドボディで①②の4個、グランドキャビンで③が加わり6個となる。


さて、グランドキャビンの配線図を見てみると③のスピーカーはリアスピーカーと直列で繋がっている。つまり、運転席、助手席ではフロントスピーカー、リアスピーカーが成り立っているが、２列目以降の座席ではリアスピーカーからの音が主となってしまう。
後部座席着目して快適な音響空間を作ろうとすると③はフロントスピーカー、②はリアスピーカーであることが望ましい。
今回はAの位置にフリップダウンモニターをつけるので少なくとも③はフロントスピーカーの信号を入れたい。加えて4列目シートに隠れる②のスピーカーについては④の位置に移設又は増設するのがベターな方法だと思う。

このようなことを考慮していくと、運転席所、助手席のみの乗車の場合①はフロントスピーカー信号、③はリアスピーカー信号（場合によっては②と④はも）、後部座席に乗車するときは①、③はフロントスピーカー信号、②、④はリアスピーカー信号に切り替えてやる必要がありそう。
①や②は足元にあるので志向性の小さな低音域に絞って再生させてやるのがいいかも知れない。


ついでに、今回は①のスピーカーから分岐させてAピラーにツィーターを増設するので全部のスピーカにたいしてネットワークを組んで位相遅れを作ったりというのは事実上不可能に近い。

というわけで、DSPを導入してみようと思い部材の手配をしたところである。
信号線には色々と物をかますのは気分的によくないが、今回はメリットの方が勝ったために
導入に踏み切った。

オーディオの世界ははまると底がないので、ある程度の部分までもっていければいいかなと
思ってみたり。。。