海沿いに戻り、更に南下しました。
途中に灯台があったので、脇道に入りました。
ここは予定にない場所で、地図で見ると“鴻の瀬鼻灯台”とありました。
公園内にあり、そばにはキャンプをしている人がいてテントを張っていました。
久々に自分以外の旅行者(観光バス等を除く)を見た気がします。
時間的にそろそろ宿に行った方が良い感じになってきたのですが、もう一箇所は行っておこうと海沿いの道から看板を目安に再び右折して山奥に向かいました。
途中に“工事通行止め”の看板があったのですが、それが目的地より先なのか手前なのか分からないので、取り敢えず行ってみました。
中速コーナーの続く道で、なかなか良さげでした(^o^)
時間があったのなら、何回か往復したくなる道でした。
途中で地元民の車が沢山止まっている所があり、何だろうと見てみたら、ゲートボールをやっていました(^_^)
ゲートボールはお年寄り限定スポーツみたいなイメージがありますけど、何でお年寄り限定ってイメージになってしまったのだろうって思いました。
老若男女問わずに楽しめそうな気がしますけどね。
そこから更に進むと、工事通行止めのバリケードがありました。
目的地よりも少し手前でした…
地図を見てみると、目的地へはかなり迂回してでないと行く事が出来ず、宿への到着時刻が遅くなってしまうので諦めて戻る事にしました。
目的地は“小倉千枚田”でした。
宿への到着を遅らせて強行していればきれいな夕暮れでも見られたかも知れませんが、なるべく宿には遅れたくありません。
再び海沿いの道に戻り、地図を見て考えました。
このまま海沿いを南下すれば宿に行けます。
しかし、佐渡に来ての目的の一つに酒の蔵元に行って酒を買うというのがあって、まだ実行していませんでした。
今日は実質的に佐渡最終日。
明日は午前中にフェリーに乗って本州へ戻らなくてはなりません。
最悪はフェリー乗り場そばの土産物店で買えばいいやと思いましたが、そういう所では無難な酒しか置いてなさそうなので、出来れば蔵元の直売店に行きたい。
タブレットで佐渡の酒造所を調べて見ると、西側に集中していました…
初日に走っていたエリアです。
その日は昼食難民だったので、メシの事しか考えていませんでした(^_^;)
現在居る東側南部には無いのか⁈と調べてみると、無いわけではありませんでした。
宿までの途中にもあるようなので、走っていて集落が見えて来たら注意していれば見つかるだろうと思い走り出しました。
しばらく走っていると集落に入り、速度を落として観察しながら走っていると建物に酒造メーカーらしき名前が書いてあるのを見付けたので、即右折して止まりました。
調べた時に大抵の蔵元は16時閉店でした。
ここはパッと見は空いている感じでした。
この状態だったなら、閉店していても強引に入るつもりでしたけどね(笑)
営業時間が入口に表示してあり、16時30分まででした。
その時点で16時27分でした。
ギリギリセーフ!
急いでヘルメットを脱ぎ、店内へ入りました。
客は他に一組のカップルが居ました。
酒は冷蔵室にあり、そっちに案内されました。
色々な酒が並んでいましたが、日本酒はリーズナブルなのからバカ高いのまで沢山の種類がありました。
私は焼酎派なので、日本酒ではなく焼酎で探しました。
焼酎では、新潟独特?の粕取り焼酎とか言うのと古酒を選択して購入。
日本酒のバカ高いのには敵いませんが、焼酎としてはなかなか良い値段です。
それを購入して自宅発送を依頼しました。
これで佐渡での重要目的の一つはクリアしたので、安心して宿に向かう事にしました。
宿にはチェックイン時間の数分前に到着。
宿は小木港そばの“小木温泉 旅館かもめ荘”。
ここも、なかなか設備がきれいでした。
佐渡の宿はきれいな宿が多い印象です。
コロナ禍でなければ、結構な宿泊客で賑わっていたんだろうなぁと思いました。
そうでないと、なかなか設備の更新は出来ないと思うので。
チェックインしたら速攻で入浴。
晩飯に備えます。
お風呂は掛け流しの温泉でしたが、泉質を見るのを忘れていました…
飯の事しか頭に無かったので(^_^;)
先客が数人居ましたが、すぐに上がって行ったので貸し切り状態になりました。
お湯は透明で特に匂いとかも感じられず、お湯が流れ込む所に結晶物が無ければ温泉だと分からない感じでした。
風呂を上がり、部屋で飯に備えて暖機運転で飲酒(笑)
ここも食事は専用の部屋で食べる方式でした。
カサゴの唐揚げとか刺し身も美味しかったのですが、他の宿みたいにホワイトボードにメニューが書いてあったりしていなかったので、何だか分かりませんでした(^_^;)
正直、カニはイマイチでした。
これなら、カニ無しで刺し身を増量してくれた方が良かった。
ここでも日本酒を頼みました。
普段は日本酒は飲まないのですが、安定の美味さでした。
そして、ここも柿とイチジクが出ましたが、抜群の美味さでした。
旬の果物が美味いのは当然なのかもしれませんが、その中でもハズレはあるはずなので、佐渡の果物のレベルは高いんじゃないかと思いました。
飯も食べたし、明日に備えてとっとと寝る事にしました。
明日で佐渡ヶ島ともお別れです。
今日の走行距離は162kmでした。
ブログ一覧 |
ツーリング | 旅行/地域
Posted at
2020/11/20 00:16:06