プレオイリングと車検延期

次の休みは車検で、あとは軽くメンテするだけ♪とGSX-R600を引っ張り出しました。

フロントスタンドを掛け、ハンドルとトップブリッジのフォーククランプボルトを緩めてから、フロントフォークのトップキャップを緩めてフォーク内を大気圧と同じにします。
たまにですが、シューッと音が聞こえる事があります。
フロントフォークオイルを交換してから乗った時に違いを感じるのは、オイルもありますが、これによる違いも結構あると私は思っています。
フォークのトップキャップを締め、ハンドルとトップブリッジのボルトを規定トルクで締めます。

次はプレオイリング。
タンクをリフトアップさせて、入念にエアブローしてから配線やホースを外してエアクリーナーBOXを外します。
スロットルボディをガムテープで塞いでから、更に各所をエアブロー。汚れている部分があれば、この機会に拭きとっておきます。
イグニッションコイル(プラグキャップ)を抜き、プラグホール内もエアブローしてからプラグを外します。
プラグは何km使ったっけ(^_^;)？
イリジウムプラグは電極が細いから、磨耗が更にわかりづらいですね。
インジェクションでイリジウムプラグなら1万kmは保ちそうだから、急いで交換する必要は無いと思いますけど。
個人的には間を取って7500km位で交換しておきたいですね。

バッテリーを取り付けて、フューエルポンプのカプラーを抜き、フロントスタンドを下ろしてからプレオイリング。
15秒×4回回しました。
オイル点検窓を見てみると中間の少し上くらいになっていました。
オイルフィルターを替えているので、まぁこんなものかなと。
あとは、エンジンを掛けて少しアイドリングさせてから油面を見てオイル量を調整します。

プラグ周りを取り付け、エアクリーナーBOX周りも取り付けて、フューエルポンプのカプラーを差し込み、タンクを下ろしてからセルを回してエンジン始動…
あれ？掛からないなぁ(・_・?)
フューエルポンプのカプラーを差し忘れたかな？と点検するも差してあります。
音的にフューエルポンプが回っていない。
キルスイッチはRUNになってるし、そもそもそうでなければセルは回りません。
サイドスタンドスイッチ？と思い、スイッチを指で直接押してみるも変化なし。
ギアを入れた状態でサイドスタンドを下ろすとイグニッションがカットされる感じになるので、サイドスタンドスイッチは作動しているようです。
ヒューズ周りも点検しましたが、切れていませんでした。
接触不良も疑い、カプラーの抜き差しや配線を各所こねくり回して見ましたが反応無し。
ポンプの固着も疑い、ポンプを少し小突いて見たりもしました。
次はフューエルポンプリレーの場所を探して、リレーも小突いてみました。
キースイッチをON-OFFしてみると、フューエルポンプリレーからはカチカチと、音はしています。
因みに一瞬だけ初爆あり。これは、インジェクターの中にある燃料がインジェクターの開弁で垂れて来て、それに着火したと思われます。なので、プラグに火は飛んでいると思われます。

サービスマニュアルを引っ張り出して来てトラブルシューティングを見て見ましたが、英文なので英文力が無い私には大まかにしか分かりません。
ZX-6Rの日本語マニュアルを引っ張り出して来て見ましたが、私のやった事と大差ない感じでした。
１つ、転倒スイッチの故障が出ていたくらいでしょうか。これは忘れていました。
大昔にZXR400Rのレースキットの転倒スイッチを取りつけた事があり、そういうのもあるんだなぁと思った記憶が甦りました。

GSX-R600のサービスマニュアルを眺め、フューエルポンプ周りの点検項目を見て見ましたが、フューエルポンプに電気が来ていないような？
でも、カプラーの電極が細くてテスターの電極を当て切れていない可能性があるので何とも…
メーターにエラー表示は出ていません。
エラー表示が出ていない時は、大抵は機械的な故障のパターンが多いので、多分転倒スイッチは無い気がします。
サービスマニュアルのエラー表示の項目にも、転倒スイッチ(TO SENSOR)がありましたし。

配線図を眺めてみると、フューエルポンプ↔フューエルポンプリレー↔ECUなので、どれかが原因であろう事は予想出来ました。
リレーはカチカチと作動しているのでポンプかECUなのかなぁ？と思ったのですが、調べてみるとリレーも経年劣化等による故障は結構あり、作動音がしていても故障している場合も結構あるみたいです。
作業したのは午前中で、昼過ぎから仕事なので時間切れで撤収しました。

そのあと、フューエルポンプの作動確認と、リレーの作動確認をする予定です。
因みに フューエルポンプはスペアが2個あります(^_^;)
そっちの方はバッテリーに直接繋いで作動するのを確認してあります。
あとは、リレーとECUです。
リレーは部品で¥1800台だったので、確認する前に発注掛けました。
点検して異常が出てから発注しても時間がかかるので、先に発注しておきました。
リレーが異常無しでも、スペアとして取って置けば良いだけですから。
転倒スイッチは¥8000台とお高めなので後回し。
ECUですが、これがダメだった時が一番最悪ですね(>_<)
しかし、良否判定に使えそうな物があります。
GSX-R750(K5)のECUを何故か持っているんです(≧▽≦)
GSX-R750とは共通部品も多く、フューエルポンプやハーネス等も共通です。
なので、ECUを付け替えて作動確認位は出来る筈。
これを付け替えてフューエルポンプが作動したら、ECUがダメだという事になります。
まぁ、これは最後にするつもりですけど。

個人的にはフューエルポンプリレーが最有力候補で、フューエルポンプ、ECUの順になります。
他にも初歩的な作業ミスの可能性もゼロではありません。

この辺りの修理経験は無いので上手く直せるか分かりませんが、出来るだけ自力でやってみます。