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2021年07月22日 イイね!

修理マニア File.No.16 ~OCV~

修理マニア File.No.16 ~OCV~今回は 「長年諦めていた異音」 を

解消するために検証を兼ねた

パーツ交換をすることにいたしましたぁ(^-^)



「KF-VE型エンジン」

このエンジンは2005年にダイハツ工業が開発した軽自動車用エンジンで

エッセに初搭載されましたっ♪

軽自動車は排気量が小さいためにどうしてもトルクが薄くなってしまいますが

このエンジンは珍しくトルクフルな設定となり

街中で使用するのにストレスレスを実現したエンジンでしたっ☆

しかし、初期モデルは軽自動車特有の高回転に耐えられるようにか

レーシングカー並みのピストンが採用されており

本来高回転で使用することに適したこのピストンが

高回転のシーンが少ない街中でお買い物をされる

チョイ乗りユーザーさんを悩ませました!

その原因が

”ピストンの首振り現象によるオイル食い” です・・・

これはピストンが首振り現象を起こしてしまうことで

シリンダーを広げてしまい

そこからオイルが燃焼してしまうという現象が軒並み発生したことで

中期以降のモデルから改善されました・・・

この現象が発生している場合エンジンからタペット音のような

”カラカラ” という

異音が発生しています・・・



しかし、僕の 「びー」 ちゃんは改善された中期以降エンジンのため

本来ならその現象は発生しないのですが

数年前から ”カラカラ” という異音が発生しております・・・

しかし、その現象でないことを否定できるのは

「オイル食い」 が発生していないんです・・・

長年によるエンジンの経年劣化によるメカニカルノイズの拡大か

それともオイル食いまでは発生していないが

シリンダーが広がりつつあるのか・・・

ということで

今回の ”修理マニア” は

可能性としては低めですが



「OCV」 (オイル・コントロール・バルブ) を

交換してみましょう!

「OCV」 とは



エンジンオイルの通路を開閉するバルブで

トヨタの可変バルブ・タイミング機構(VVT-i)においてスプール弁の位置を制御し

インテーク・カム・シャフト・タイミング・プーリに作動する油圧を

オイル・コントロール・バルブが進遅角方向に振り分ける働きをするものです☆

このパーツが異常を起こすときは

エンジンオイル交換を怠りオイルが劣化した状態で走行し続けることで

スラッジ等が目詰まりを起こすようなことが多いですが

「びー」 ちゃんについてはシビアコンディションのオイル交換サイクルのため

この症例は考えにくいです(-_-l

しかし、ダイハツはこの内部にある ”ハネ” が折れやすく

それが原因で異音を発生させていることが多いです(>_<)

今回は交換する意味がないかもしれませんが

10万kmオーバーしている 「びー」 ちゃんにとって

交換しておくことに無駄なことはないでしょう(゚∇^d)

では、早速交換していきましょう♪



エンジンによって取付位置は違いますが

エッセの ”KF型” エンジンは

後方部分に位置していますっ!

ソケットを外せば簡単に取り外せそうですが



ファンベルトのブラケット形状が

剛性を上げるためか ”山形” になっているので

取外す際に 「OCV」 本体が当たってしまい

そのまま外せないので一度ブラケットを取り外さないといけないという

煩わしい設定です・・・



何とか 「OCV」 を取り外すことができました!

上がこれまでがんばってきてくれた 「OCV」 で

下が今回新たに取り付ける 「OCV」 ですっ☆

まぁ、見た目では殆ど違いが判りませんね~(^^;

取り外しの際、エンジンオイルが抜けることは無いので

ご安心ください(^-^)



差し込んで取り付け完了ですっ(o^-・)b

新しい 「OCV」 が取り付けられたことが判明できるくらい

キレイになりましたね~(^▽^;A

さて、これまでは

急発進や上り坂などでエンジンに負荷が掛かったとき

または

冷寒時のエンジンを始動した直後などに異音が発生しておりましたが

どうなったでしょうか?

早速効果が出ているのか検証してみましょう(・∀・)



”カラカラ” という異音は全く発生しておりません!

エンジンに負荷が掛った時もエンジンのメカニカルノイズは多少発生しておりますが

あの長年悩まされていた異音は解消されましたっ!

初期エンジンの方でオイル食いまでは発生していないが

カラカラという異音に悩まされているユーザーさん

また、中期以降エンジンでもピストンの首振り現象が発生してしまったと

諦めてしまっていたユーザーさん

諦めず一度 「OCV」 を交換してみてはいかがでしょうかぁ(•̀ᴗ•́)و ̑̑
Posted at 2021/07/22 13:14:54 | コメント(3) | トラックバック(0) | 修理マニア | クルマ
2021年07月01日 イイね!

7年前にやり残した最後のカスタム

7年前にやり残した最後のカスタムこれは、今から遡ること

13年前に掲げた 「Tommykaira計画」 を

進行し始めた時から構想していたことで

今回が恐らく最後のカスタムとなるでしょう(o^-・)b



”サイドディフューザー”

と呼ばれるこのパーツは

かつて、 ”Tommykaira” が手掛けてきた

一部のコンプリートカーに装着されていたパーツで



僕が ”Tommykaira” の大ファンとなった要因とも呼べる

「R」 にも装着されておりましたっ!

当時の僕はこの ”サイドディフューザー” に衝撃を覚えたものですっ!



そのことから僕の相棒だった 「R999」 にも

オマージュとして ”サイドディフューザー” を装着させておりましたぁ(^-^)

そんな ”Tommykaira” は過去の記事で何度もお話をさせていただきましたが

通称 「子亀」 と呼ばれる2台の軽自動車を手掛けたことがありましたっ♪



スバルから RA型 「プレオ」 をベースに

”Tommykaira P-tune”



スズキからは MC型 「ワゴンR」 をベースに

”Tommykaira wR” がリリースされていましたっ!

そして、この2台には





そう、しっかりと ”サイドディフューザー” が装着されていたのですっ!

これは第三の 「子亀」 をカスタムコンセプトとした

「びー」 ちゃんには是非とも装着しないといけないと思ったのですが

ただでさえ ”弱い” 軽自動車のボディに穴を開けないと装着できないという

リスキーな ”禁断のカスタム” を施さないといけないことから

しばらく敬遠してきたのです・・・

ですが、年月と共に 「びー」 ちゃんの走行距離は大台を迎えようとしており

あとどのくらい乗り続けられるかわからないと考えた時

リスキーではあるものの ”禁断のカスタム” に着手しようと決意した頃には

”サイドディフューザー” はもう入手できない時代となっていました・・・

それから僕はこのパーツを求め7年間探し続けたのですっ!

そして・・・

先日、7年前に依頼させていただいていたショップさんから突然連絡があり



ついに念願叶って入手することができましたっ!!

この ”サイドディフューザー” は細かく言うと

【前期】

【中期】

【後期】

とそれぞれVer.UPしているのですが

【前期】 と 【中期】 は素材や製法が違うだけで見た目のデザインは殆ど同じですっ♪

しかし、【後期】 の ”ファイナルVer.” は

エッジラインが入ったデザインに変更されたもので

まさしく僕が欲しかったデザインの ”サイドディフューザー” を

GETすることが出来たのですっ!



もう現存していないことから当然パーツ自体は

前オーナーさんが使用されてきた中古品となり

このように路面を擦ってしまったのか傷だらけで

汚れや劣化が目立っていたとはいえ

比較的ダメージも少なくキレイなパーツを掘り当ててくださいましたっ(゚∇^d)

さて、早速コイツを復活させますかな(^-^)

まずは板金塗装してからキレイにして

保護をさせるためにガラスコーティングを施工いたしましょう(^▽^)

ガラスコーティングは完全硬化するまで

およそ2週間から4週間程必要なので



約1ヶ月掛けてしっかり乾燥させましたっ!

これまで、7年も待ったのに

この1ヶ月がもう待てなかったですね~(^^;

そして、出来上がったのがコチラ!



ペイントはエッセの純正にも使用されている

”X-07” というブラックラメで設定し



擦り傷も板金加工でスッキリと修復されて

完全復活いたしましたぁ(≧∀≦)



では、待ちに待った ”サイドディフューザー” を取り付けていきましょう٩( ╹▿╹ )۶

先程も述べましたように取付にはボディに穴を開けないといけないのですが

サイド2点、底面1点の合計3点ボルトによる固定方法のため



まずはジャッキでお尻を持ち上げますっ☆



”サイドディフューザー” は

ボディサイドに流れる空気を整流化する効果があるため

パーツとボディはフローティング構造となっており

その隙間に空気を流すようになってますっ♪

そのため、ボディから少し浮かせないといけないので

このように仮付けの段階でスペーサー代わりに添え木をして

大体の雰囲気を作っていきますよぉ(•̀ᴗ•́)و ̑̑



両面やマスキングテープを使って完成予想位置を設定しまぁす♪



開き過ぎず狭過ぎずの丁度いいフローティ感!



位置の微調整を済ませると

いよいよ緊張のドリルによる穴開け作業の開始ですっ!

まずは寝転がって底面から開けていきますよ~(>_<)



お次はサイド部分に勢いよくドリルを差し込んできます!

この時点でもう取返しが付きません(^▽^;A



サイドの前方部分に穴を開けたときに恐れていた問題が発生いたしましたっ!



どうやらボディの向こう側にフレームのようなものが存在していて

これが、ボディ面に対して平行に位置していないことから

ドリルが削ってくれない角度になってしまいました(>_<)

どうしたものかと考えてももう取返しが付かないので

進むしかありませんね~(^^;

ドリルは細いニードルから穴を開けて段階的に太いニードルに変えていき

穴を広げていくものですが、そのやり方ではこのフレームらしきものが

刺さってくれないため強硬手段で太いニードルをそのまま押し込んでいくことで

穴を広げるのではなく逆に穴を周りから削って最終的に中心に穴を開通させるイメージで

ようやくボルトを通すための穴を開けることができました~(^^;

開けた穴の周りは無垢金属が剥き出しになっているために

錆びが広がらないように錆止めを施し



グロメットを差し込みますっ☆



グロメットが外れないように最強の 「メグミックス」 流し込みましたっ(^▽^;

これで二度と外れない威力です(^^;



ボディと ”サイドディフューザー” の間に

アルマイト加工されたスペーサーを挟み込み

ボルト留めをしたら



ついに完成ですっ(゚∇^d)



フローティ感も理想的で最高ですっ!



7年前にやり残したカスタムがついに完成いたしましたっ!

エアロで武装してまたひとつヤンチャな感じになりましたねぇ♪

そして、これが ”取付モノ” としては

最後にふさわしいカスタムを飾ることとなりましたぁ(≧∀≦)

今後は小変更や仕様変更のようなことはあるかもわかりませんが

大きなエクステリアカスタムとしてはコレが最後となりますっ!

さぁ、7年の想いを乗せてドライブにでもお出掛けしまぁす(◍•ᴗ•◍)
Posted at 2021/07/01 23:23:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | カスタム | クルマ

プロフィール

「あれだけ汚れていたホイールもキレイになりましたっ♪」
何シテル?   05/01 12:35
【プロフィール】 クルマとゲームをこよなく愛するmacといいます☆ アニメも大好きです♪ 【ネーム】 「mac-e」 の 「e」 の部分は 「ess...
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