20年目の妥協

かなり久しぶり（8年ぶりぐらい？）にプラレールを料理してみました。
材料は←の東海型急行（165系）です。40年近く前から作られている超ロングセラー商品ですね。
作るのは茨城や福島県浜通りの方にとってはちょっと懐かしいアレです。





まず全体を研磨しパーティングラインや塗り分け線を消します。


屋根はそのまま使うのでマスキングします。


次に下地に白を吹いて湘南色を隠します。


次に青20号を塗装。なんとなく北陸のアレみたいですねw


次に帯になる部分をマスキング。


で、クリーム10号（小田急アイボリー）を塗装。


マスキングをはがした状態。


Hゴムやライト類等細部を色差しして前面種別幕を貼り完成です。
そう、こいつは2007年春までときわ路を駆けた白電こと415系です。
しかし車体は急行型のままなのでタイプ、ここが最大の妥協点です。
というのもプラレールではなぜか113系など3ドア近郊型が発売されておらず。かつて横須賀線の113系が発売されたこともあったがやはり急行型の塗替えでした。

以下、どうでもいい昔話。
私がガキの頃プラレールで見慣れた白電（この頃は形式とかは分かっていなかった）が欲しかったが当然ラインナップには無く、トミーにおたよりを出したこともあったが無視された（笑）挙句近郊電車ブルーライン（415-1500）も絶版になるという仕打ちでした。
当時のお気に入りはスーパーひたちではなく色的に白電に似ていたライト付きひかり号でした。
その後ミニ四駆やファミコン、ガンプラなどへ趣味が移り、プラレールは卒業しました。

しかし数年経ったある日、ふとハローマック植田店のプラレール売り場を覗いてみるとちょうどプラレール40周年限定品の「復活トリオ」（457系急行ときわ、103系常磐線等）を見つけてしまい、まんまと出戻ってしまいましたw
しかし白電は欲しいとは思いましたが当時はリアル志向が自分の中では強く3ドアでないとダメだったので白電は作らずじまい（車体をプラ板で・・・とか思案はしていたようですが）で、そのうち高校を卒業し就職し小遣い面で余裕が出たことからNゲージへ移行していきました。

その後フィギュア改造や痛車制作などを経て現在に至るわけですが、最近2回目の出戻りをしたきっかけが「651系の引退」だと思います。
というのも今年の春E657系の投入により651系の引退がいよいよ現実のものとなったある日「そういえば651系ってプラレールであったよな・・・」と思いヤフオクを見てみると昔売られていた通常品とは別に明らかに最近発売されたと思われる限定品も見られ半ば衝動的に落札してしまいました。
そして「どうせなら常磐線の列車を全部再現しようか」となり、奇しくも痛車のイベントシーズンも終わったので第一弾としてこの「プラレール白電」を作った次第であります。

さて長くなりましたが完成品と手持ちの車両を並べて何枚か。


白電、銀電、スーパーひたち。


併結っぽく（実際はつながていない）


駅


鉄橋

さて、次はどの列車を作ろうか・・・