キンパルのブログ一覧

相方様が所有している８６パンダトレノが急に動かなくなったということで、キンパル工房に入庫。

原因を探っていくと、CPUユニットからの伝送不良が見つかりました。　おそらく経年劣化による伝送経路の断線と思われます。



この箇所は修理不能であり、ほぼワンオフに近い車体であるため、廃車通告をさせていただきました。


しかしながら、今まで手足のように（足は無いかｗ）使われていた愛車８６トレノを手放すことに悲しみを抱いている姿を見て、私も何とかできないものかと悩んでおりました。

あくる日、工房の片隅にある廃車置き場で何かを呼ぶ声が・・・。



これは以前キンパル工房で所有していた３２GTR。　6年前、エンジンブローで廃車になったが、　まだここにあったなんて・・・！



そうだ！
GTRの伝送部品はまだ大丈夫かもしれない！　これを８６の心臓部に繋げることができれば・・・?!



８６トレノの心臓部・・・名機４A-G。
キンパル工房の威信にかけて、最新鋭の設備と技術で４A-Gエンジンを蘇らせます！



４A-GとRB26DETTのパーツを奇跡的に繋ぐことに成功！



GTRの意志を受け継ぎ、８６トレノがまた息を吹き返した！



レストアは無事完了。
これからも手足のように（足はないｗ）使われて行くことだろう。
GTRはまたひっそりと元の場所で安眠している。




2011年の11月・・・テリキが我が家にやってきて間もない頃、こんなブログを投稿しておりました。

・８６トレノ購入編

・GTR購入編


まぁ、この話はあながちフィクションではないｗ・・・(^_-)-☆