2016年09月30日
運転マナーの話
「運転マナー」と聞くと、多くの人は何をイメージするのでしょうね?(^_^;
先週末、ちょっと箱根に行ったときの帰り道の話。
お友達のCX-5を追走しつつ箱根新道から小田原・厚木道路に入って小田原料金所までの区間。左車線を制限速度の70km/h弱で走行していたときのこと。
サイドミラーに映ったパッシングのライトに気付いてミラー越しに視線を送ると、日産エクストレイル(多分最新型)の直ぐ後ろにセルシオ(トヨタブランドだった頃のレクサスLSの二代目)がピタリと車間を詰めていました。それはもう如何にも「煽っている」と誰の目にも判るように。
道路はほぼ直線でしたが、エクストレイルは恐らく75~80km/h程度とおぼしき速度でボクとお友達のクルマをノロノロと追い抜くと、お友達の前を走るクルマの、更に前に車線変更しました。
追い抜いて行くときのエクストレイルのドライバーは確認出来なかったのですが、セルシオのドライバーはなんと!ボクより明らかにお年を召したと思われるおばさんw。ボクを追い抜いて行く間も車間をピタリと詰めたに留まらず、車体を若干左右に振る様子は明らかに「おらおら!早くどかんかーい!」と云わんばかりですが、てっきりそのガラの悪さから若い兄ちゃんだとばかり思っていたら、高齢のご婦人というのにタマゲました(苦笑)。
ガラ悪セルシオwは目前からエクストレイルがどくと、バビューンと走り去ったのは言うまでもありません(^_^;)。
因みに相模ナンバーだったので、まぁ地元と云うかその辺りを走り慣れている方なのでしょうが、秋の取締強化週間(世間では秋の交通安全週間と云うらしいw)というのを知らかったのでしょうね。スピード違反で捕まっちまえw
ガラの悪いオバチャンが走り去ってしばし、お友達が車線変更して前走車を抜きに掛かったため、ボクも彼に付き従ったのですが、その前を走るエクストレイルも追い抜くことになったため、その際にどんなドライバーだったのか興味を持ちました。二十代後半から行っていても三十代前半の若い女性で、シート位置がややハンドルに近く、ハンドルにしがみつくまでは言わないものの、見るからに運転は不慣れな感じの方でした。熊谷ナンバーだったので、道に不案内もあったのでしょう。ボクが視線を送っていることには微塵も気が付いていない様子から「前を向いて必死にクルマを走らせている」感が漂いました。
他県ナンバーのクルマをパッシングまでして煽り倒し、どかしてバビューンと走り去るオバチャン・ドライバーというのもどうか?と思いましたが、一連の様子を見ていて頭に浮かんだのが、エクストレイルの女性ドライバーの運転マナーについてです。
高速道路や二車線の自動車専用道路に於いて、右側車線は原則として追い越し車線であって、そこをずっと走り続ける事は「走行帯違反」という道交法違反となるワケですが、ボクが話題にしたいのは法規の話ではありません。
運転マナーと言えば様々な場面で色々なケースが考えられますが、今回のような場面ではペースの遅いクルマは左車線を走り、仮になんらかの理由で右車線を走っていても、自分よりペースの速いクルマが後方から接近して来たら、速やかに道を譲るのがマナーってもんだとボクは思っています。
如何にも運転に不慣れな彼女がなぜ右側の車線にいたのかは分りません。その場所は左は箱根新道方面、右は真鶴道路方面の二方向から合流してきた先の区間ですから、もしかしたら真鶴道路からそのまま乗り入れて、極自然に右側車線を走る事になってしまったのかもしれません。
しかしもしエクストレイルの彼女がこのマナーを心得ていて、合流後に速やかに左車線に移動していれば、そもそもガラの悪いオバチャンwに煽られるような恐い思いもしなかったんじゃないか?と思ったんですね(^^;
実際、連休などになると普段あまり運転しないドライバーが増えるためか、高速道路の追越車線をゆっくり走るクルマが凄く増えます。そしていつまでもどかないそのクルマに業を煮やして、左車線から強引に追い抜きを掛けるなんて場面を目撃する事も少なくありません。
左から追い抜きを掛けられた直後に慌てて左車線に車線変更するクルマもありますが、恐らく後続車に気付かなかったのでしょう。高速道路を走り慣れていないドライバーには有りがちですが、ヒドいドライバーになると、3台~5台以上に左車線から追い抜きを掛けられても、全く意に介さず追い越し車線を走り続けるツワモノも居ます(苦笑)。
左車線から追い抜きを掛けるのも明らかにマナー違反ですが、そもそも追い越し車線を走行車線と同速度からやや遅い速度で走り続けるクルマが居なければ、後続車はそんなことをする必要もないワケです。つまり、、、
マナー違反な運転がマナー違反を誘発するんですねd(^_^;)。
話を戻してエクストレイルの彼女は少なからず恐い思いや嫌な思いをしたと思うのですが、もし「ガラの悪いクルマに絡まれた」ということにしか思い至らなければ、今後も恐らく同じような体験を何度もすることになるでしょう。
別に「トロいヤツは左車線をおとなしく走っていろ!」などと言うつもりはないのですが、現実問題として様々なレベルのドライバーが入り乱れる公道に於いて、優良ドライバーから行儀の悪いドライバーまで色々居ます(^_^;)。行儀の悪いドライバーの道交法違反は警察にお任せするとして、、、w
公道は貴方ひとりで走っているワケではないのです。道交法違反は問題ですが、法令に違反して無ければ何でもイイ!というワケにはいきませんd(^◇^;)。
マナー良く運転していれば変なクルマに絡まれる事も少ないですし、不思議と危ない場面にも出くわしません。逆に怖い思いや嫌な目にあったとき「アイツが悪い」で片付けてしまって良いのか?という話。セルシオのおばちゃんwは傍目にもヒドいドライバーだと思いましたが、そんなガラ悪なクルマに絡まれずに済む運転は出来たハズなんですね(^_^)b。
以上、週末のドライブで思った事でした。
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Posted at
2016/09/30 10:56:01
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