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世界の巨大工場シリーズはブガッティベイロンでは失望したが、今回は見どころ満載で面白かった。

ピラー部品用のカーボン繊維編み機は圧巻だった。

エンジンは元F1エンジン製造工場で組み立てられているそうだ。
全ての工程の現場が整理整頓されてチリ一つ無い清潔な環境には感心した。

クラシックカーディーラーズのメカニック担当のエドの大型工具ケースに天狗のような絵が描いてあるのが気になる。

今回はフェラーリ250GTルッソと300SLアロイボディと楽しめる車種だった。

正直、300SLに軽量化されたアロイ（アルミ？）ボディが29台作製されたことは知らなかった。

内外装に標準車と大きな違いは無いがシート生地がSLRのようなチェック柄なのは初めて知った。

もしかしたらゴルフGTIのシートがチェック柄なのはこれが発想の原点かもしれない。

オークションで標準型の300SLは8,000万円だが、アロイボディ車は4億2,000万円まで上がったのには驚いた。