我が家の愛犬みるくが11月1日の0時10分に亡くなりました。
16歳10か月でした。
数年前に血液検査を受けた際にクレアチニン、BUNの数値から腎不全と診断されました。
進行を遅らせるために2週間に1度皮下補液のために通院していましたが数値の上昇に伴って、2年位前からは補液の頻度が毎週になりました。
同じく2年位前からは統合医療を行っている病院にも見てもらえるようになり、通院する病院は2か所になりました。
こちらではサプリ、鍼灸、漢方と考えられる治療は全て行ってもらいましたが腎機能の低下はじわじわと進み最近は補液の頻度は3日に一度までになっていました。
今年に入ってからは原因不明の高熱が出たり突然ふらついてしゃがみ込んだりということも起き、夏前頃からは今まで食べていた処方食を食べなくなってきました。
それでも4月には伊豆修善寺の有名旅館「絆」に泊まりに行き
帰りにはみん友さんにお会いすることもできました。
6月にはかみさんの両親を交えて千葉県鴨川市のご・遊庭に行く元気な時もありました。
(これが最後の家族旅行となりました。)
去年、一昨年とみるくの誕生日をお祝いした九十九里のホテル。
今年も予約していたけど行けなくなってしまいました。
9月に角膜浮腫という病気が見つかりましたが、船橋市の有名な眼科で診察を受け、帰りに同じく船橋市内のかみさんの実家に立ち寄った際には家の中を走り回っていました。
台風17号で千葉県八街市に住む義兄夫婦宅が停電のため我が家にお風呂に入りに来た時には楽しそうに遊んでもらっていました。
元気なうちにみんなに姿を見せておきたかったのかな。と今では思っています。
10月に入ると出したご飯を食べなくなりました。
休日になるとかみさんとホームセンターやペットショップを駆け回ってはいろいろなご飯、ワンコ用に限らずネコさん用でも食べそうなものなら何でも買い回っていました。
10月7日の夜半に立ち上がれなくなっているみるくを幕張新都心にある夜間救急病院に連れて行きました。
朝方までかかって血液検査等行った結果は「首から下に原因は見い出せないので脳から来るてんかんによる発作だと思います。腫瘍等の可能性もあり持って数ヵ月、1年生きれば奇跡です。」という事でした。
2日後の10月9日に仕事の休憩時間にWebカメラを見ていたら発作が起きてその後にベッド(僕らと同じベッドで寝ていましたので)から落下しているみるくが写っていたのでかみさんに帰宅してもらい、かかりつけの病院へ連れて行ってもらいました。
薬を注射してもらい帰宅しましたがその日は夜から夜中にかけてさらに数回発作が起きたので再び幕張新都心の夜間救急に行きました。
その後10月13日、14日で数回発作が起きたので幕張新都心の救急病院に連れて行ったところそのまま入院となりました。
24時間体制で診療を行っている病院が近くにあったのは本当に助けとなりました。
2
週間の入院でしたがかみさんは毎日、僕もできる限り帰宅後に面会に行きました。
病院では自宅以上にご飯を食べなかったみたいで、日に日にやせ細っていくみるくを見るのはとても辛かったです。
入院時に2.7㎏あった体重は退院時には2.05㎏まで減っていました。
退院後も体調不良でかかりつけの病院と入院した病院に結局毎日通うことになりましたが10月30日にはかみさんが出したローストビーフや豆腐、水やキャロットジュースを珍しく美味しそうに口にしていたということでした。
僕が帰宅したときにはよろよろしながらもしっかりした足取りで玄関まで迎えに来てくれました。
お別れが間近に迫っていることを察したみるくが少しでも元気に見せようとしたのでしょうか。
そして迎えた10月31日。
昼過ぎにかみさんから「みるくが辛そう。熱も39度ある。」と電話がありかかりつけの病院に連れて行ってもらいました。
「入院の疲れもあって風邪をひいたのでしょう。」ということで抗生物質を注射してもらったとのことでした。
残業が終わって僕が帰宅した20時過ぎには布団に包まって静かに眠っていました。
熱は38.5度と少し下がったようで明日の朝には元気になっているかと思っていました。
翌日の11月1日は会社から休暇をもらっていたので、久しぶりにみるくを僕の布団に入れて寝ようか。と思っていました。
23時過ぎからみるくが眠っている居間の隣の和室でPCの前でウトウトしていたと思います。
てんかんの発作後に起こるような「ワン!ワン!ワン!」というみるくの吠える声で目を覚ましました。
あまりの大声だったので寝室のかみさんも起きてきました。
発作が起きたのだと思い背中をさすっていたらかみさんが
「みるく息してなくない?」
と気が付きました。
2人でみるくの名前を呼びながら体をさすっていると2回「フッ。フッ。」とみるくが呼吸しました。
「戻ってきた。」と一瞬安堵しましたがその後みるくが目を覚ますことはありませんでした。
退院の際に担当された獣医師からは「持って一か月ですね。」とは言われていましたがまさか退院から4日とはあまりに急すぎてしばらくは実感がありませんでした。
翌日はみるくを前に一日涙を流していました。
これほど泣けるとは思ってもいませんでした。
夜にはかかりつけの病院の院長先生もみるくの顔を見に我が家まで足を運んでくださいました。
とても穏やかな顔をしている。と言ってもらえました。
苦しまずに息を引き取ったようで少なからずホッとしました。
そして11月2日、雲一つない快晴の日中に千葉市内のペット斎場からみるくは空に昇って行きました。
とても小さいワンコでしたがとても大きな存在でした。
子供のいない我が家にとってみるくが子供そのものでした。
みるくがいなくなって一週間経ちましたがかみさんとみるくの思い出話をしてはいまだに二人で涙を流しています。
この先に亡くなったみるくの画像を載せます。
ご覧になりたくない方はここまでにしていただければと思います。
ありがとうございました。
眠っているみたいですよね。
てんかんの発作でぶつかっても大丈夫なようにバスマットでサークルを作っていましたが急きょベッドに作り直しました。
このまま斎場に行き出棺用の籠に移りました。
出棺の際の画像は残していますが今はまだ見ることができません。
時間がたって気持ちが和らいだら画像を変えようかと思っています。
最後に僕のスマホに残っている元気なみるくの最後の画像です。
みるく、我が家に来てくれてありがとう。
16年間一緒にいてくれてありがとうね。
天に上ったみるくも喜ぶと思いますのでよろしかったらイイね!押してあげていただければ幸いです。
長文に関わらず最後までご覧いただきありがとうございました。
お詫びです。
コメントありがとうございます。
落ち着きましたら必ず返信いたしますのでもう少しお時間をいただければ幸いです。
申し訳ありません。
Posted at 2019/11/10 21:10:37 | |
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