2年ぶりにエスハチの車検を受けました。
この件については次回のネタにするかもしれません。
しないかもしれません。
というわけで、クルマの話題は終了。
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数年前からの懸案事項だったパソコンの買い替えを遂行しました。
私の趣味の一つと言ってもいいのがmacOSのバージョンアップです。
2009年10月に購入したiMacのプレインストールOSは10.6(Snow Leopard)でした。
その後、10.7(Lion)→10.8(Mountain Lion)→10.9(Mavericks)→10.10(Yosemite)→10.11(El Capitan)→10.12(Sierra)→10.13(High Sierra)、とほぼ毎年にようにバージョンアップしました。
そのせいなのか、反応速度が極端に悪くなりました。
仕方がないので2016年からはUSB2.0で接続した外付けSSDをシステムディスクとして使っていました。
2014年には内蔵HDDが壊れ、自力で交換しました。
最近では光学ドライブが無反応になりました。
満身創痍です。
そして、今年リリースされた10.14(Mojave)で私のiMacは対象機種ではなくなりました。
これまで、何度も買い替えを検討していましたが、検討対象のiMac Ratina 5Kモデルは私にとって高額すぎ。
どうしたもんじゃろのう、別にAppleに付き合う必要も無いし、スルーかなあと思っていたところ、のり@CLさんから怪情報が...
ノーマークだった中古MacProに俄然興味が湧いてきました。
ただ、買い換えるとしても光学ドライブが壊れたiMacをどうするか...
と思ったら何故か復活していました。(嬉)
これはもう動くうちに手放さないと...
というわけで、さようならiMac (Late 2009)。
こんにちは、MacPro (Early 2009)。
差し引き11,301円の出費でiMacよりも数ヶ月古いモデルへ買い替えてしまった...
モニタはHDレコーダー&PS4用にしているBenQ EV277HDRを利用すればこれ以上の出費は不要です。
が、MacPro(Early 2009)はカスタマイズ情報が豊富です。
また、macOS Mojaveをインストールするにはビデオカードの交換が必須です。
(インストーラへパッチを当てて非該当機種へインストールする方法はありますが、純正のマップアプリの地図表示がされないなど、問題あり)
更に、古い機種なのでメモリやCPUは安価に手に入れられます。
というわけで、泥沼へゴー。
●CPU:XEON W3690/3.46GHz (中古)
このMacProへ装着可能なCPUでは一番の高性能。
つまり、これ以上速くはできないということ。
●GPU:RADEON RX560 (中古)
macOS Mojaveの条件(Metal対応)を満たすため。
●メモリ:32GB (8GB×4) (中古)
購入時のメモリ構成は1GB+1GB+2GB+4GBの8GBだったので、4GBを3枚購入して16GBにする予定だったが、お買い得なこいつが出品されていたのでつい。
●PCIe-SATA変換カード
iMacで起動ドライブにしていたSSDをなるべく高速な起動ドライブにするため導入。
●2.5inchドライブマウンタ
私の購入したMacProはHDマウンタが一つ欠品だったのと、もう一個所有している250GBのSSDをスマートに取り付けるため導入。
●EIZO EV2736W-FSBK (中古)
iMacと同じサイズ/同じ解像度(2560×1440)が欲しくて導入。
というわけで、MacPro本体購入価格の2倍の追加出費が発生しました。
結果、差し引き76,000円ちょっとで以下のアップグレードを実施したことになります。
CPU:Core2duo/3.06GHz → XEON W3690/3.46GHz
メモリ:8GB → 32GB
起動ドライブ:USB2.0接続SSD → PCie-SATA変換ボード経由のSSD
GPU:Radeon HD 4670 GDDR3 256MB → RADEON RX560 GDDR5 4GB
また、既存のドライブを整理して内蔵可能なものを内蔵しました。
[内蔵]
ドライブ#1:疑似フュージョンドライブ (250GB SSD + 1TB HDD)
2.5inchドライブマウンタ経由で接続したSSDと、MacProに内蔵されていた1TB HDDとで
疑似フュージョンドライブを作成。
このドライブをホームディレクトリに設定し、重要かつよく使うデータの置き場所に。
(起動ドライブはOS/アプリ/Windows仮想環境の置き場とする)
ドライブ#2:2TB HDD
iMacで利用していた外付けHDの殻を割り、MacProへ内蔵。
使用頻度は低いが削除不可なデータの置き場
ドライブ#3:4TB HDD
iMacで利用していた外付けHDの殻を割り、MacProへ内蔵。
3つのパーティションに分割
・High Sierraパーティション
・Snow Leopardパーティション
・Time Machineによるバックアップ用パーティション
→ 起動ドライブ/ドライブ#1/ドライブ#2をバックアップ
これまでに比べ、強烈に快適です。
昔のOS(10.6)も動作するのが個人的には助かります。
昔、68kマックをあれこれ改造したり、PowerMacG3(B&W)へPC用グラボのROMを改変して流用したりして遊んだときのように楽しかったです。
元々が古いマシンな上にmacOS Mojaveが動作するMacProとしては最底辺の機種なので、次回もしくは次次回にはOSアップデート対象から外される可能性が高いです。
そしたら買い替え?
そしたらHackintoshかなあ...
[参考]
CINEBENCH(CPU&グラフィックのベンチマークテスト)の結果です。
購入時点の構成、OSは10.13
カスタマイズ後の構成、OSは10.14
消費電力についても考察。
iMac (Late 2009)の消費電力は365W (CPU最大稼働時)。
Mac Pro (Early 2009)の消費電力は263W (CPU最大稼働時)。
この数値はノーマル状態の数値なのでCPUとGPUを交換した分を考慮する必要あり。
また、モニタが外付けになったのでその分も加味する。
(1) CPU交換の変動分:0
ノーマルのW3520と交換後のW3690のTDPはいずれも130W。
W3690はW3520より発売日が2年新しく、消費電力は変わらずパワーアップしている模様。
(2) GPU交換の変動分:+25W
ノーマルのGT120の最大消費電力は50W。
交換したRX560の最大消費電力は75W。
(3) 外付けモニタ利用による追加分:+67W
モニタの省電力設定を活用すればもっと減るかも。
というわけで、合計は355W。
iMacに比べ-10Wとなりました。
まあ、MacProは追加で内蔵したドライブが4つあったり、PCIe-SATAカードを追加しているのでノーマルより消費電力は増えているかも。
ただし、MacProへ内蔵したドライブは、iMacでは外付けで使っていたものなので厳密なところはよくわかりません。
そんなに違いはないでしょう。多分。知らんけど。