母の様子

マツダ病院のHCUにいる母に会いました。
人口呼吸器は外され、ベッドの傾きは60度から80度ぐらい。

右手には手袋、左腕には二本の点滴、これ点滴が痛々しいのです。
鼻からチューブ、栄養分だとか。
顔色は当日と比べるとかなり良い。
こうして母の顔をジックリみるとずいぶん老けたな・・・。
髪の毛は真っ白だし。
まだ目は開いておらず、眠ったまま。
時々、右腕、右足が動く。
触ると少し冷たいが寝巻なのでこんなものでしょう。

看護師さんから現在の状況、今後の予定を簡単な説明書を貰いました。
次週には一般病棟でリハビリ開始、その後の経過を見て、最終的に自宅介護とか病院介護とかを決定するとのこと。


HCUには長居は出来ないので10分程度で
私は皆（父、弟二人）に、
「そろそろ帰ろうか？」と言ったのです。
すると、母は
右手を上げたのです。
まるで「まだ帰らないで。」と言いたかったのでしょうか？
補聴器はつけていますが、たぶん、両方とも聞こえないはずです。

私は右腕を触り、病室を出ました。


まだまだ先は長いです。