寒くなるにつれてなぜかキャンプツー、しかも焚き火がしたくなってきた。
焚き火の前で男がウイスキーを飲んでいて、そこに「火がある。人がいる。サントリーオールド」と、ナレーションがかぶさる、昔のサントリーのCMが何故か頭によみがえってきて仕方ないのだ。
魚住勉のコピー、好きだったな。
ということでさっそく焚き火台を物色。
色々ネットで勉強した結果、初焚き火なので手ごろな価格でコンパクトなものをチョイス。そしてその他、諸々を買い増して準備した結果が以下のアイテムだ。
・DOD 秘密のグリルちゃん 焚火台 Q1-506
・LOGOS たき火台シート
・Ribitek メタルマッチ ファイヤースターター(火打ち石 + 火吹き棒)
・Hewflitハンドアックス
・FLYFLYGO ランタンスタンド(上の写真にはない)
・BAXON インナーシュラフ
前述の理由で、焚き火台はDODの秘密のグリルちゃんに決定。さらに焚き火に必要な焚き火台シート、火つけも雰囲気を味わいたいのでメタルマッチを購入。さらに、焚き火台が小さいので絶対薪を割る必要が出るだろうと手斧も購入し、ランタンスタンドも追加した。
またシュラフも快適使用温度が約0℃~15℃のものだったので、12月の寒さにちょっと不安になり、インナーシュラフを購入することにした。新しい冬用シュラフを買おうかと思ったが、冬の厳寒時にそうそうキャンプしないだろうし、これなら夏にシュラフなしでも使えるからというのが理由だ。
次にキャンプ地を選定。
山と違って比較的寒くないだろう海辺を探し、見つけたのが「ACN南紀串本リゾート大島」。
すぐ近くに無料で有名な潮岬キャンプ場があるが、無料期間は場所がイマイチらしいので、ここに決定。天気予報を見ながら日にちを決定し、さっそく予約した。
出発は12月4日。
大阪は曇りで、和歌山に入ると少し雨がパラついたりしたが、田辺を過ぎるころにはいい天気になってきた。
少し前に買った冬グローブと防寒パンツもいい仕事してくれていて、寒さはほとんど感じない(グリップヒーターONしてますが(^^;))。
13時過ぎ串本に到着し、まずは今日の夕食と明日の朝食の食材を購入しにオークワ串本店へ行く。
そして予約した15時チェックインの15分前、無事キャンプ場に到着。
中へ入り受付をする。すると、予約していた展望区画サイトにはすでに何組か来ており、見てみるとなんだかゴミゴミしていたので、まだ空いている林間サイトへ変更。
区画サイトの料金、露天風呂代、薪代を払って愛馬を林間サイトへと移動させる。
すでにBMWの方が1人居られたので、私は奥の83区画へ。愛馬を83区画の駐車スペースに停め、荷物を下ろす。
さて、さっそく設営にかかる。
ランタンスタンドはこんな感じ。
焚き火台、着火セット、薪、手斧も用意できた。ちなみに薪は燃えやすい針葉樹にした。
テントも設営し、焚き火の用意もできたので、ちょっとコーヒーを沸かして一服したあと、焚き火の準備だ。
まずは火口となる焚きつけを周囲から収集。
幸い、周囲はすぐに林で、ちょうどいい細い枯れ枝はすぐに見つかった。
これに持ってきた紙を足して、メタルマッチで火をつける。
メタルマッチでの火つけは家で一度練習してきた甲斐あって、問題なく紙に火がつく。
すぐに枯れ枝を組んだ焚き火台に移すと、良い感じに燃え上がった。
念の為、オークワで着火剤を買っておいたが必要なかったな。。。
メタルマッチで火をつけると、何だかキャンプ上級者になった感じがして、誰もいないのに鼻高々になるなコレ。
火を世話するために薪を準備するが、やはり薪は焚き火台には大きいので、時に手斧で半分にしたり、細く割ったりした。
安ものだが手斧はこれで十分使えた。
そして、意外に重宝したのが火吹き棒だった。これでふーふーするとすごく薪が燃え上がった。
う~ん、これはけっこう焚き火の世話に手間がかかるがなかなかいい感じ。
焚き火をしながら思ったのは、コレ、かなり自己満の世界だな。と。
でも、ソロツー自体が自己満なので、ちょうど合ってるのか。
だがしかし、この焚き火台では小さすぎる。
やっぱりピコグリルを買うか、どうするかな?
自作してる人もけっこう多いみたいだが、マンション暮らしにはハードルが高い(不器用でもある)。
まぁ、できんことはないから、当分これでいいか。
さて、メシも食ったし、あとは焚き火の世話をしながら冬の夜空を眺めるか。
あぁ、星がキレイだなぁ。
ちなみに、シュラフ+インナーシュラフで全然問題なかった。