座右の迷のブログ一覧

北海道ソロキャンプツーリング　～道北編～












●4日目
8月28日（水）

少しテントの撤収に時間がかかり、朝8:30、とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場を出発。
海岸線を北へ、オロロンラインを走る。
実は、もうすでにこのあたりからオロロンラインなのだが、実にすばらしい！！
美しい海岸線や水平線、そして遠くに見える利尻富士。

そしてオロロンラインのハイライトは電柱やガードレールが何もない原野の道がひたすら続く道道106号線。
風力発電のプロペラが28基も一列に並ぶさまは圧巻だった！

稚内では「ノシャップ岬(野寒布岬)」「稚内港北防波堤ドーム」などを観光し、明日は雨が降るということから稚内でライダーハウスに宿泊することにした。


ルート）





オロロンラインから利尻富士が見え始めたので撮影したが、走って行くたびにどんどん利尻富士が近くなってもっといい絵になっていくのだった…。




一直線に伸びるオロロンラインの道と風力発電プロペラ。もっといい絵が撮れるだろうけど、それは他のライダーやドライバーに迷惑になるので自重した。



サロベツ原野PAとそこからもう少し走った場所からの利尻富士。こんなに利尻富士がキレイに見えるのは運がいいらしい。本家富士の運には見放されているのだが…。




根室の納沙布岬じゃなく“ノシャップ岬(野寒布岬)”と稚内港北防波堤ドーム。これは1931年（昭和6年）から5年間をかけて建設されたもので、北海道と樺太を結ぶ鉄道連絡船（稚泊連絡船）の桟橋など港湾施設の保護および、桟橋を利用する乗客の便宜のために作られたらしい。




ライダーハウスみどり湯。稚内では有名なライダーハウスらしくて、昨日キャンプで隣り合った同じ大阪の人に勧められたので宿泊。

ベッドだし、コインランドリーはあるし、隣は同経営の銭湯なので利便性は高い。料金は銭湯代込みで1,440円！
ただ、夜10時からの歌と自己紹介・懇親会は嫌な人はだめだろう。

自分的には、色々なライダーの話が聞けたので有意義だったが。
とにかく、50～60代のシニアライダーと20代の学生ライダーがほぼ半々で、そこに学生チャリンコライダー、ヒッチハイカーが数人といった宿泊者たちの内訳にとにかくビックリし通し！
また日本一周中の多いこと多いこと。この一泊だけでもバイク４人、チャリンコ２人、ヒッチハイカー１人居た。

そしてシニアは北海道経験者がうじゃうじゃ。
ここ10年毎年来るっていう猛者まで居るのだ。みんなどれだけ北海道に魅せられているのだろうか。

かくいう自分はそうそう来れないと予想する。

今度来るときは年金ライダーになってからだろうなぁ。



翌日、やはり雨だったので出発は中止してここに連泊。


★4日目了
　5日目は雨天で稚内で連泊、6日目へつづく

北海道ソロキャンプツーリング　～道央ー道北編～












●3日目
8月27日（火）

朝8時、小樽温泉オスパを出発。
留萌へ向けて海岸沿いを走り、その手前で内陸部に方向を変えR275に入って、幌加内の「そばの花展望台」へ向かう。
ここは、あたり一面そばの花で覆われていてとてもいい景色だというから楽しみだ。
そのあとは、ひたすら3日目の宿泊地、「とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場」をめざすというのが３日目の予定になる。

ルート）





道の駅石狩「あいろーど厚田」で小休止。しかし到着が早かったのでまだ開いていなかった。


増毛町のトンネル前、いい風景だったのでパシャリ。






そばの白い花であたりが覆い尽くされている幌加内のそばロード。





目的地だった「そばの花展望台」だけど、ちょっとしょぼい。ここでそばを食べて休憩してからオートキャンプ場へ向かう。



15時30分、少し早いが「とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場」に到着。
受付を済ませてサイトへ移動。すでに先着のライダーが２人居て、私は同じ大阪の人の隣を確保。けっこうきれいな場所でだった。




前回の練習ツーではテント張った写真を撮るのを忘れていたので、今回はしっかりと撮影。
しかし、テントを張ると同時に羽アリの集団がてっぺん真ん中の黒い部分に群がり、排除するのに苦労しました…。
前回で虫にはかなり困ったので、テントのまわりにふりまく虫よけは買っていたのですが。。。




本日の予定はこれで終わり。
テントも立てたし、隣接の温泉にも入ってさっぱり！

ちょうど落日の時間となり、いい感じになっていました。






こっちは翌朝。
朝５時に目が覚めたのでテントを抜け出すと、ちょうど日が昇る前だったのでラッキーでした。







★3日目了
　4日目へつづく

北海道ソロキャンプツーリング　～出発・上陸編～

8月25日（日)、いよいよ念願の北海道ソロキャンプツーリングに出発する。

日程は決めていない。
とにかく北海道ツーの定番スポットや絶景ポイントを押さえながら、ぐるりと一周するつもりだ。





北海道まではフェリーで一気に行く。
舞鶴港出航の新日本海フェリーで、出航は23時50分。
舞鶴港までは高速を使って1時間30分ほどなので、20時頃に出れば充分だが、ネットで天気予報を見ていたらそのあたりの時間、途中の地域に雨が降りそうだったので、16時30分、少し早いが準備が整ったので自宅を出発することにした。





途中山間部で少し雨に降られたり、SAやコンビニで時間調整をしながら、20時頃無事に舞鶴港に到着。

出航約4時間前だというのに、見た感じすでに約20台ほどの列ができている。
盆を過ぎて8月の終わりなので、もっと少ないかと思っていたが、この時間でこんなに来てるということは、出航までにはもっと多くなるだろう（出航までに3列できた）。






私は一列目の後ろの方に愛馬を停める。
前のバイクは山口ナンバーだ。
少し話しを聞く。
見た感じ私よりも上のシニアライダーで、北海道へは何回か行っているらしい。
いろんなところにソロで行っているようだ。あぁ、みんなバイク好きだなぁ。

22時50分にバイクの乗船らしいので、それまで待合室で時間を潰し、22時30分、そろそろ愛馬のもとに行く。
この時間でもまだやって来るバイクがいるのに驚く。
まぁさんふらわあと違い、窓口で手続きしないeチケットなのですぐ列に並べるからいいのか？

列が動き出した。定刻どおり乗船を開始したようだ。
何事もなく無事乗船を果たし、部屋を探す。部屋は安部屋のツーリストAだ。
それでも、さんふらわあのマットを敷いて寝る雑魚寝部屋よりも数段マシ。





時間になり出航。
結構機関音が響いて小刻みに揺れるのと、日本海の荒波でさんふらわあよりも揺れる。
少し寝付けないかと思ったりしたが、すぐに寝れたようだ。


まだ北海道は遠い。




●2日目
8月26日（月）

6時30分に目が覚めた。

トイレに行きがてら外に出て見ようとしたら、強風で外へは立ち入り禁止になっていた。残念…。

買い込んでいた朝食を食べて、大浴場へ行く。
うん、風呂はさんふらわあよりも広くサウナもあっていい。
レストランを覗き価格をチェック。朝食はコスパ良さそうだったので食べても良かったな。さて、昼食はどうするか。

とりあえず部屋に戻る。
が、しかし、することがない。

そう、スマホの電波が入らない圏外なのだ。フェリーのWi-Fiサービスもない。

つまり、時間を持て余してしまうのだ。

しまったな。
北海道のツーリングコースばっかりに目がいって、このフェリー内での時間を見過ごしていた。

海外旅行に行くときのように、スマホに小説をDLしておけば良かったと思うも、あとの祭りだ。

帰りのフェリーの教訓とする。

外に出られないので、オープンデッキから窓越しにパシャリ。





あとは、何もないので省略。


20時45分、小樽港に到着。



こんな中途半端な時間なので、もう宿を取って寝るしかない。
ほかのライダーはどうしてるかというと、ネットで調べたら…

⑴近くのライダーハウスに泊まる
⑵ビジネスホテルに泊まる
⑶ 小樽温泉オスパに泊まる

などがおおよそで、そのまま走って行くライダーは稀らしい。

私はライダーハウスは雑魚寝や他の人とコミュニケーションとるのがわずらわしかったので、温泉も入れる「小樽温泉オスパ」に行く予定だ。

フェリーを降船してナビをセット。割と近くにあるのですぐに到着。
受け付けを済ませて入場。


翌朝撮ったオスパ。お湯は天然温泉でいいのだが寝る場所が下のようなところでひどかった。

と思ったが、安いライダーハウスはこんなもんではないことがあとでわかりまだマシだった。


さて、いよいよ明日からが北海道キャンプツーリングの始まりだ！




★北海道キャンプツーリング 〜小樽→苫前編〜へ続く