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2021年10月31日

2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 2日目 鳥取県米子市~島根県島後隠岐の島町

■2日目 10/31(日) 天気:晴れ夜一時雨
走行距離:186.5km



 鳥取県米子市のホテルを出発し、境港を経由して島根県に入った。美保関を巡って七類港に到着。



 七類港から隠岐汽船の隠岐諸島行きフェリーに乗って、島後に上陸。キャンプ場でテントを張ってから、島後を巡った。

 5:00頃起床。前日600km以上走った割にはまだ元気だ。旅も2日目だから疲労も溜まっていない。朝シャンを浴びて、出発準備を済ませる。これ以降はしばらくキャンプ生活の予定なので、快適な環境はしばらく無いだろう。

 今日は境港を経由して、島根半島東端の美保関に立ち寄りつつ、七類港9:00発の隠岐汽船フェリーに乗って、隠岐諸島島後西郷港に渡る。1時間前に七類港に到着するように立ち回ろう。

 準備も終わり、チェックアウトしてバイクに向かう。キャンプ道具満載だが、何もされていない。さすが日本は治安が良い。前日の夜軽く雨が降ったようなので、路面が濡れていた。屋根がある場所に置いていたので、その辺もありがたい。

 ホテルを6:00頃出発。秋なので、周囲はまだ真っ暗だ。まずは、事前調査していたすぐ近くの吉野家で朝食を取る。吉野家を美味しくいただき、すぐ近くの公共建築CP「米子市公会堂」を通過して、県道47号に入った。

 国盗り「後藤」「弓ヶ浜」をGetしながら、早朝で交通量の少ない道を快適に進む。境港市境にある、米子鬼太郎空港に寄り道して、国盗り・空港CP・メロディーロードCPをGetした。

 国道431号に入って、タワーCP「夢みなとタワー」に寄り道して、国道沿いのセブンイレブンで朝のコーヒーを飲む。7:00を過ぎたのでようやく明るくなってきた。

 割と順調に来ていたので、境港で1か所行ってみたいところがあった。境港周辺にある、水木しげるロードに行ってみたい。早朝だし観光客もまだ居ないだろうから、少し寄ってみよう。国盗り「境港」もGetした。これで鳥取県の国盗り、ハイドラCPを制覇した。



 7:10頃水木しげるロードに到着。予想通り殆ど観光客は居なかったので、堂々と鬼太郎像近くに乗り入れてみた。



 ねずみ男像。



 目玉の親父像。

 この他にも色々像はありそうだが、とりあえず主要処を抑えたので、先を急ぐことにしよう。どんなもんだろう、と思っていたが正直来てしまえば「ふーん、こんなもんか」といった感想だった。時間がある時に、通りの像を眺めながら歩くとまた違う印象を持つかもしれない。

 そんなことを思いながら、水木しげるロードを出発。国道に戻って境水道を越える橋を渡る。大きな船が通るため、高さがあるから見晴らしが良くて気持ち良い。

 橋を越えると島根県に入った。時間も大丈夫そうなので、美保関に向かうため県道2号を東に向かう。ツーリングマップルにもあるように、海の向こうに大山の良い景色を見ながら走る。途中神社CP「美保神社」もGetした。



 7:20頃美保関灯台に到着。ここは不思議だが、美保関というのが一般名称だと思うが、岬の名前は「地蔵崎」というらしく、岬CPも地蔵崎だった。



 日本海を見ながら遊歩道を歩く。



 美保関灯台に到着。どうやら海を見ながらビュッフェが楽しめるらしいが、当然ながらまだ空いてなかった。

 灯台周辺はパッとしなかったが、途中の道から見る大山の写真が撮りたかったので、目的も果たしたし駐車場に戻ってきた。バイクに乗り込みしばらく戻った所に停まってみる。



 東の雲が分厚くて、ようやく雲から朝陽が出てきた。



 この光芒が大変良い。大山はまだ陽が射してないのでハッキリとは見えなかったが、シルエットだけでもキレイだ。



 バイクと撮りたかったが、逆光なのが残念。まぁ満足した。

 今から七類港に向かえば丁度良いだろう。美保関周辺も楽しんだところで出発した。国道485号に入り、トンネルを越えて下っていくと、七類港が見えてきた。フェリーもあって、これは気持ちが昂る瞬間だと思う。

 そんなことを思いながら、8:00頃七類港に到着した。てっきり係員さんの誘導があるのかと思ったら、特に無かったので適当な場所にバイクを置く。

 早速ターミナルに入って乗船手続きをする。ここ隠岐汽船は今まで乗ったフェリーとは少し違うような印象を受けた。まず、乗船票を書くようにあったので、車輛航送用の用紙があった。予約番号をメモしておいたので、そちらに記載して窓口に持って行ったら、バイクだと違うらしく、違う紙を貰った。

 仕方ないのでそれに記入するが、もう1枚固縛承諾書というのを書かされた。平たく言うと、固縛をしますが、それでも倒れても知らないよ。と言ったのを承諾するように、ということだ。まぁ何度もフェリーに乗せてて何かがあったことが無いので、フェリー会社のプロのことは信頼はしているので大丈夫だろう。と思い、ちゃんと記載する。

 隠岐汽船はちゃんとカードが使えたのでありがたい。乗船申込も完了した。ちなみに、七類港~島後西郷港まで二等バイク込で、7,250円。クルマ5m未満は22,870円なので、約1/3の値段だ。やはり島に行くにはバイクに限る。



 バイクに戻ってしばらく待機。時間があったので、これから乗る「フェリーおき」を撮影。しばらく待つと、入るように指示があったのでフェリーに乗船した。

 例によって、バイクは先乗りだったから誰も居ないフェリーに入る。絶好の窓際で、コンセントがある場所を確保出来た。しばらくキャンプ生活が続くので、充電できるものはしておけると助かる。

 バイクウェアを脱いで、ハンガーがあったから壁に掛けておく。最近のロングツーリングでは、トレッキングシューズを履いているので、サンダルは持ち込まなかった。

 スマホを見ながらしばらく待つと、他の乗客も入り始めた。そこまで混雑はしないと思っていたが、予想通りまばらだがぼちぼち二等船室が埋まっていく程度だった。出港の案内があったので、甲板に出てみる。



 さらば、本州。また戻って来る日まで!このターミナルは変わった形をしているが、メテオプラザと言って、美保関隕石を展示するミュージアムにもなっているらしい。



 あれは9:30出港の「フェリーくにが」であろう。ちなみに、私が乗っている「フェリーおき」は朝本土を出発し、島後→島前→本土の航路。「フェリーくにが」は朝本土を出発し、島前→島後→本土を結んでいる。明日は、同じ「フェリーおき」に乗って、PMから島前へ向かう予定だ。




 桟橋で釣りをしている人が居るのは、良く見る光景。



 灯台を横目に、フェリーは外海に出ていく。



 島根半島が良く見えて、とても良い天気。隠岐も天気が良いと嬉しいが、どうなるだろうか。

 離れたところで船室に戻り、しばらくゴロゴロ。朝も早かったので30年振りくらいの隠岐諸島を楽しみにしながら、軽く目を閉じる。



 ほんの少し眠っていたのだろう。隠岐島後が見えてきた。早速島らしい景観と、紅葉している部分があって秋らしさを感じる。天気も良さそうで何よりだ。

 フェリーは定刻通り11:25頃、隠岐諸島島後西郷港に到着した。2.5時間の船旅だったが、ゆっくり出来た。



 案内があったので、バイクの元に戻る。周囲を見渡しても、バイクは私1人だった。

 早速隠岐島後に降り立つ。こんな日本海に浮かぶ島に来れただけで、気分は上々でテンションが上がる。目の前にはターミナルと予約していたホテルがあった。キャンセルしているので、今回は泊まらないが。国盗り「隠岐の島西郷」とコロプラ土産をGetした。これで、国盗り600国を完全制覇することが出来た。6000空が残っているので、まだまだ続けなくてはならないが、一区切りついて満足。

 さて、当然ながら島後に一泊するのは確定しているので、さっさとテントを張って軽い状態で周りたい。島後にもいくつかキャンプ場があるが、温泉が1つしかない。そこに近いキャンプ場にしようかと思っていた。

 まずは国道485号を北に向かう。道中にいくつかスーパーも見えたので、買い出しはこの辺にまた戻ってくることになるだろう。しばらくのどかな街が続いたが、あっという間に田園風景になった。

 しばらく走ると県道316号を曲がる。信号は1つも無い山中の快走路を快適に走る。20分弱走ったところで再度国道に合流すると、目指していたキャンプ場の受付場所「さざえ村」に11:45頃到着した。ツーリングマップルでも、ここのさざえ丼を勧めている。



 という訳で、良い時間だったので早速いただいた。コリコリした歯ごたえのさざえがとても美味しい。ここのご主人が話好きで、隠岐の色々な話を聞けて楽しかった。支払いはau Payが使えたのでありがたい。

 食事を済ませたところで、今日キャンプをしたい旨を伝えた。キャンプ料金もau Payで払えたのが嬉しい。早速案内してくれたが、トイレや流しの場所を教えてくれた。一部で恐らくデイだろうが、BBQをしているグループが居たと思う。

 通路にバイクを入れても良いと言ってくれたので、どこに張っても便利そうだ。BBQグループはどうせ夜には帰りそうなので、トイレと流しが近い所に陣取る。長イスも置いてあって荷物の一時置きにもありがたい。慣れた手つきでちゃちゃっとテントを張る。



 島根県隠岐諸島島後隠岐の島町中村キャンプ場をキャンプ地とする!時間もあるのでタープも張ってみた。

 繁忙期はどうなるか分からないが、バイクの通路乗入可。水洗トイレは少し年季が入ってるが、清潔に保たれていた。温泉もバイクで10分くらいの所にある。買い出しはまともなスーパーは少し遠いかな。後は流しが若干使いづらかったが、600円でゴミまで捨てられるので、問題無い。厳密に言うと、1泊500円でゴミ処理台が100円だった。正直、翌日はフェリーに乗るので、フェリーは安定してゴミが捨てられる。なので、別に出さなくても良かったのだが、管理人さんが捨てるよね?って前提で話をされたから、断るのもなんなので甘んじた。



 入り江で海も見渡せるので大変ロケーションが良い。このキャンプ場は気に入った。

 テントを張って、一服休憩ししばし落ち着いた所で、早速島後を走ることにしよう。いつも通り、米を水に浸けておく。隠岐諸島島後のノルマは国盗りが4つ。神社・名水・空港CPとなる。他にもダムがあれば寄って行きたいと思っていたが、先ほど通った道にあったダムだけだったのでクリアしている。

 出発する前に1つ気掛かりがあった。色々どこに行くか調べていたところ、何年か前に隠岐にも豪雨被害があったらしく、結構色んな道が通行止めになっていた。観光地のローソク島・トカゲ岩などへ繋がる道が通れなくなっている。

 その中でも、名水CP「壇鏡の滝湧水」にもなっている檀鏡の滝周辺への林道も通行止めになっているのが分かった。隠岐まで行ってCPの取りこぼしは厳しいな、と思った。何とか近くまでは行けるようだったので、最悪歩いてでも行ってみようか。と考えていた。

 そんなことを思いながら、13:20頃キャンプ場を出発した。とりあえず周れるだけ周ってみよう。まずは国道485号を反時計回りに走る。Mustポイントの檀鏡の滝が島後の南西側にあり、前述通り時間が掛かる可能性があったので、反時計回りに行ってみる。途中で国盗り「五箇」をGetした。

 途中から県道44号に入って走っていると、色々なポイントの看板が立っていたので、分かりやすくて嬉しい。先ほどのローソク島展望台への道もあったが、事前情報通り通行止めのバリケードが置かれていた。

 仕方ないな、と思っていたら「ローソク島遊歩道」というのがあった。ローソク島は島後の紹介写真にも大体載っているので、こちらで何か見えないか行ってみよう。



 駐車場にバイクを停めて歩いて行くと、ジオパークらしい白壁が見れた。



 鳥居があったがその奥に急な階段があり、ロープまである。登りは良いが、下りは確かにロープがあった方が良いだろう。しかし、こんなところに来ると思ってなかったので、トレッキンググローブを持って来ていない。仕方ないので素手で登ったが、手が真っ白になった。



 更に道なき道を登らされた。ここは、ロープが無いと登れそうにない。正直振り返っても展望が望めないんじゃないか、と思ってしまったが、ここまで来たのでもう少し登ろう。



 残念ながら予想通り、ふーん。な展望しか見れなかった。あの小さいのが、ローソク島らしいが、遠すぎてかなり微妙だった。どうやら、夕陽の時間に来ると良かったらしい。

 若干残念な気持ちになりながら降りる。登るのは良いが、下りは中々スリルがあった。何とか降りきって、バイクの元に戻る。

 ローソク島遊歩道を出発して、島後の西海岸を南下する。次はツーリングマップルにもコメントがある、福浦トンネルに向かってみた。



 14:00頃福浦トンネルに到着。案内板が展示されていた。



 昔は現役の道路だったようだが、現在は危険のためか立入禁止になっているのが残念。



 行ける所まで行って写真を撮る。この素掘り感が中々良い。



 途中の道路にはでっかい落石もあるが、よっぽど交通量が少ないのだろう。撤去はされていなかった。

 福浦トンネルを楽しみ、引き続き県道44号を走る。あまり広い道ではないが、交通量が皆無に近いので気持ち良く走れる。これも島の醍醐味だ。

 走っていると、夢崎展望台という案内があったので行ってみたが、展望台という名のただの原っぱだった。特に展望も無かったので、写真も撮らずに県道に戻る。こう思った場所だったが、この後戻ることになる。それは後述する。



 県道走行途中で展望が良く広い所があったので、停まってみた。



 島らしい美しい風景。



 良い感じに紅葉が進んでいる。標高は高くないのだが、10月末だがやはりこの辺は冷えるのだろうか。

 撮影を楽しみ出発する。こう特に、ここには行くぞ!と決めずに、標識や直感を頼りに散策するのが非常に楽しい。今度は、ツーリングマップルにも載っている、那久岬に行ってみる。この辺で国盗り「都万」をGetした。



 14:30頃那久岬に到着。まずは、旧灯台が保存されていた。この看板は何と私と同い年だった。



 ここからの島後の景色も素晴らしい。



 バイクと一緒に撮影。



 西側を見ると、島前の景色が広がっている。



 ただ、秋だけにもうかなり西に太陽が傾いて逆光だった。写真だと中々難しいが、那久岬灯台の向こうに広がる島前の景色が良かった。

 灯台まで歩いて行けそうだったが、高低差が結構あったし壇鏡の滝の時間が読めなかったので、そこまでは行かなかった。



 バイクも一緒に撮影。逆光なのが惜しいので、明日AMに時間があったらまた来てみたいな、と思った。

 那久岬灯台を楽しみ、いよいよ壇鏡の滝へ向かう。県道に案内があったので、脇道に入ると案内があった。壇鏡の滝より向こうに通り抜け出来ません。と書いてあったような記憶がある。

 と言うことは、壇鏡の滝までは行けるのか?と期待が高まる。あまり広くない道を進んでいくと、事前にストリートビューで見ていた鳥居があった。そこにも表示があったが、確か訪れた日の前の週くらいまで工事をしている、とのことだった。だったら入っても大丈夫だろう、と思い進む。



 結局あっさりと15:00頃壇鏡の滝駐車場に到着。こんな状態だからか、他に人は全く居なかった。無事に名水CP「壇鏡の滝湧水」をGetした。



 折角なので少し巡ってみる。森林浴を楽しみながら、階段を登る。



 これが壇鏡の滝だ。最近晴れ続きのせいか、水量が少なくてあまり迫力は無かったが、軽く紅葉している風景と一緒に滝を楽しむ。



 裏見の滝になっていたので、裏側に周ってみる。中々このように見える滝は少ないので楽しい。



 滝の近くには、壇鏡神社もあったので参拝しておく。



 無事名水CPも取れたし、滝も見れたので大変満足した。遊歩道の途中は大木が倒れていたり、確かに豪雨被害があったんだろうな、というような感じだったが、全く問題無く来ることが出来た。

 壇鏡の滝を楽しみ、駐車場に戻ってきた。県道まで戻り、再度南下していく。ツーリングマップルにコメントは無いが、屋那の松原・船小屋群というのがあったので行ってみた。写真は撮らなかったが、船のような小屋が立ち並んでおり、その光景が面白かった。



 この近くに防波堤の無い場所があったので1枚写真を撮る。隠岐島後の岸壁は、どこも白い。火山活動で出来た島らしいが、ここまで白いのは中々見ない気がする。

 県道44号を走ると、上陸した隠岐の島町中心部西郷が近づいてきた。この辺になると流石に他のクルマをちらほら見るようになった。

 隠岐空港に立ち寄るため、県道43号に入ると空港が見えてきて、無事空港CPをGetした。空港の近くにツーリングマップルにもコメントがある、西郷岬があったのでそちらに行ってみる。



 16:00頃西郷岬に到着。白亜の灯台が絵になる。



 この辺から、標高の高い山に雲が掛かるようになってきた。少し不安になったが、海沿いなので大丈夫かな?とこの時は思った。もう日没が近いので、後は西郷の街中を少し回って終わりかな、と考えた。



 ということで、何となく隠岐国分寺に到着。



 折角なので中を見てみよう。



 16:00過ぎなのでまだ大丈夫だと思っていたが、受付は閉まっていた。本来は拝観料を徴収されるみたいだが、この日は随意にどうぞ、とあるので入っても大丈夫なのだろう。



 隠岐は南北朝時代の後醍醐天皇が流されたところでもあり、行在所でもあり石碑が建てられていた。



 厳かな雰囲気が感じられた。本当は資料館とかもあったと思うが、受付が空いてなかったので見れなかった。



 すぐ隣には、隠岐モーモードームがあった。当然やってなかったが、入れそうなので入ってみる。



 隠岐にも闘牛があり、ここでは牛突きと呼ばれているらしい。

 これで今日はタイムアップだろう。やはり秋は陽が短いのが惜しい。国道沿いにあったスーパーで買い出しをする。どこかで夕陽を見たいな、と思ったから西海岸に向かうため、国道485号を北上する。途中にある、神社CP「水若酢神社」を通過してCPをGet出来た。

 ここで何となく覚えているのが、柴犬を散歩させてた地元の人たちが道端に座って談笑していた。柴犬は私が一番好きな犬種なので、かわいくて走りながら見ていたら、地元の人が手を振ってくれたような気がする。唐突でびっくりしたが、反応出来なくて頑張って会釈をしたが、届いただろうか。

 そんなことをしながら西海岸に向かうと、かなり陽が傾いてきた。これは急がなければならないが、うまく良い場所が見つかるかな?という不安があった。そういえば、近くに昼間に通った夢崎展望台があった。大した展望ではなかったのでその際は素通りしたが、海は一応見えていたのでそちらに行ってみようと思った。



 17:10に夢崎展望台に到着。と言っても、前述通りただの広場ではある。



 木が少し多いが、何とか水平線に沈む夕陽を見ることが出来た。



 バイクと一緒に撮影。



 大展望では無いが、昼間のリサーチが役に立った。



 しっかり最後まで沈んでくれた。マジックアワーを存分に楽しみたかったが、真っ暗な中あまり動き回りたくないので、この辺で出発する。

 買い出しも済ませており、先に温泉に行った方が効率的なので、温泉に向かう。隠岐は火山で出来た島なのだが、温泉があまり無い。唯一の隠岐温泉GOKAに向かう。

 この温泉は少し変わっていて、男女別の小さな内湯と、水着着用の共同温泉があった。折角なので両方入りたいが、当然水着など持ってきていない。心配しなくても、有料だがちゃんとレンタル出来るのがありがたい。

 まずは体を洗って内湯に入る。やはり水着を着て風呂に入るなど、基本邪道だと思うので、まずはすっぽんぽんで内湯を楽しむ。そして、水着を着て共同に行ってみた。

 広さは断然共同の方が広く、ジャグジー等色々あった。でも何となく、内湯の方が温泉成分が濃い気がした。これだったら、内湯だけでも良かったのかもしれない。ツーリングマップルに記載通り、ヌメりある温泉を楽しみ、1日の疲れを癒す。

 1時間程度温泉を楽しみ、18:30頃出発。真っ暗な中キャンプ場に戻るため走っていると、何と軽くだが雨が降り出した。これはかなりブルーだが、キャンプ場までそこまで遠くはないので、安全に気を付けつつ急いで戻る。夜の雨は本当に視界が悪くなるので、これは少し辛かった。

 何とかキャンプ場に18:50に到着。幸いびしょ濡れになるほどではないが、バイクジャケットが軽く濡れた。当然防水性はあるので中は全然大丈夫だが。まだ雨は続いていたが、タープを張っているのでこのくらいなら大したことはない。結果的にはタープを張ってて助かった。

 雨雲レーダーを見ると、どうやら島後北部だけ弱い雨雲が掛かっているようだった。昼間見た山に雲が掛かっているのは、北側だったのだろう。この時期だから、北西の風が山に当たり北側にだけ雨雲が発生しているのだろう。これ以降も強くはならなさそうだったので、安心した。

 テントに入り、重たいバイクジャケットを脱ぎ、ジャージに着替えてようやくリラックス出来た。周囲を見渡すと、昼間居たBBQ組は予想通り居なくなっており、どうやら完ソロのようだった。でも、ここは波の音は聞こえるし、すぐ裏が集落なので不安は全く無い。

 早速浸けていた米を炊飯する。この時期のキャンプ飯は鍋が一番だ。簡単だし、温まるし、間違いなく美味いし、野菜もたくさん取れる。ちゃんと家から鍋キューブを持ってきた。



 という訳で完成。気温も下がってきたので、大変おいしくいただいた。

 食後に後片付けをするが、流し台に持って行ったが、これが中々使いづらい。蛇口が結構遠くて、何より排水口がダダ流れになっていたので、水が地面に溜まってしまっていた。格安のキャンプ場なので文句は言えないが、少し罪悪感もあるので何とかしてもらいたいものだ。

 何とか後片付けをして、夜風に吹かれながらゆっくりする。この頃には雨は完全に止んでいて、星空も見え始めた。



 という訳で、温泉も済ませてるからヒマなので、夜景の撮影を始める。



 キャンプ場の夜景。



 満点の星が広がる中に、飛行機が飛んでいた。後から考えてみると、隠岐上空を飛ぶ飛行機ってどことどこを結ぶ便なのだろうか。地図を見ても、関西から韓国へ向かう便とかその辺りだろうか。国内線だと、隠岐上空を飛ぶ経路なんて無い気がするのだが。

 夜景撮影を楽しんだところでテントに入る。前回の北海道キャンプで、メインで使っていたモンベルのダウンシュラフ#3の耐温度がかなり悪くなってきて、10℃を下回ると寒くて寝づらくなっていたから、今回思い切って#2を購入した。ケチって650FPにしたので少し大きいが、何とかシートバッグに入れることが出来た。早速入ってみると、やはりかなり暖かい。これなら快眠が出来そうだ。

 明日は今日乗ってきた同じフェリー西郷港12:05発に乗り、島前中ノ島に渡る。そこからが決めかねている。島前には主に3つの島があり、中ノ島・西ノ島とどちらも無料キャンプ場がある。どちらかに泊まって、その翌日は知夫里島でゲリラキャンプをするつもりだ。

 しかし、効率を考えると連泊する方が望ましい。となると、西ノ島の方が風呂やフェリー等の利便性も良いのかな。とも思う。その辺の細かいところは、明日現地を見て決めることにしよう。

 そんなことを思いながら、22:00頃眠りについた。

宿泊地:島根県隠岐の島町 中村キャンプ場 600円
温泉:隠岐温泉GOKA 600円

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2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング
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Posted at 2022/06/13 23:34:59

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