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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2021年11月08日 イイね!

2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 番外編

 いつもの番外編です。走行データや経費等の一覧も無駄にまとめてみる。

■走行データ(燃費計算基準)

走行距離 2,343.4km
高速使用距離 572.0km

給油回数 9回

※8泊9日なので、ざっくり1日260km平均ってところだ。天候に恵まれたので毎日走ったが、隠岐諸島ではあまり走ってないので、少し少な目かと思う。
 

■費用合計

 1)宿泊費+風呂代

  10/30(土) 鳥取県米子市  ホテルα-1 米子:3,870円(風呂付)
  10/31(日) 島根県隠岐の島町  中村キャンプ場:600円+隠岐温泉GOKA:600円
  11/01(月) 島根県西ノ島町  耳浦キャンプ場:無料+みつけ島荘:550円
  11/02(火) 島根県西ノ島町  耳浦キャンプ場:無料+国賀荘:500円
  11/03(水) 島根県出雲市  平田森林公園キャンプ場:無料+出雲北山温泉:600円
  11/04(木) 島根県出雲市  平田森林公園キャンプ場:無料+出雲北山温泉:600円
  11/05(金) 島根県浜田市  浜田ニューキャッスルホテル:5,800円(朝食付)
  11/06(土) 阪九フェリー内
  
  合計:13,120円

 ※2020年夏休み以来のロングキャンプツーリングが出来たので、宿泊費を抑えられた。キャンプをメインにしたが、2019年の秋休みの反省を生かし、うまく連泊して設営・撤収のプロセスを省略出来た。一部はホテルを活用したりして、秋の夜長に対応することが出来た。

 2)フェリー

  隠岐汽船 島根県七類港~島後隠岐の島町西郷港 7,250円
  隠岐汽船 島後隠岐の島町西郷港~島前海士町菱浦港 4,070円
  島前内航路 島前海士町菱浦港~島前西ノ島町別府港 600円
  島前内航路 島前西ノ島町別府港~島前知夫村来居港 600円
  島前内航路 島前知夫村来居港~島前西ノ島町別府港 600円
  隠岐汽船 島前西ノ島町別府港~鳥取県境港 7,250円
  阪九フェリー 福岡県新門司港~大阪府泉大津港 13,470⇒0円
  ※リフレッシュ休暇旅行券で支払い

  合計:20,370円

 ※今回は主に山陰・隠岐諸島を巡ったが、山口県秋吉台まで行った。そこから少し逆方向に行くことになるが、九州へプチ上陸してフェリーを使い、楽して移動出来た。しかも、旅行券を使えたので助かる。
 
 3)ガソリン代

  14,253円:86.1リットル 平均燃費:27.22km/L

 ※キャンプ道具を積んでるせいか、夏休みより3km/L悪かった。島巡りだとチョイ乗りも多くなるので、それも原因だと考えられる。

 4)高速料金

  新東名 島田金谷IC ~ 舞鶴若狭道 春日IC:4,820円 357.6km
  山陽道 小野田IC  ~ 九州道 門司IC:810円 45.3km
  東名阪道 亀山IC  ~ 新東名 森掛川IC:2,790円 169.1km
 
  合計:8,420円 

 ※11月から高速の休日割が復活したので助かる。初日はギリギリ10月だから頑張って早起きし、深夜割を利用した。最初と最後の一気移動以外は、フェリーの時間が怪しかったので高速に乗った。

 5)食費 9日分 18,205円

 ※キャンプ自炊で頑張ったので、中々抑えられた。割とグルメも楽しんだ方だと思ったが。早朝出発だとコンビニのおにぎりとかで済ませてしまうので、費用が嵩まなかったと推測する。

 6)その他(飲料・菓子・土産等) 12,844円

  内訳
   飲料:3,359円
   菓子等:1,450円
   土産:3,847円
   雑費:5,677円(観光+宅急便+洗濯)

   観光立ち寄り:
    松江城
    石見銀山
    津和野城
    奈良公園

 ※雨の日は全く無かったが、山陰は中々行く機会が無いので、観光立ち寄りもそこそこした。飲料は、水筒を持参したのでその辺で出費を抑えられたのだろう。


合計 89,281円

 ※9日の旅なので、1日1万以下で過ごすことが出来た。これは中々破格な値段だろう。フェリーに旅行券が使えたのが非常に大きい。


 今回の旅では非常に天候に恵まれて、ノーカッパで完走することが出来た。隠岐島後にて夜微妙に降ったり、松江城で通り雨が降った程度だった。隠岐諸島を日数多めで周ったので、山陽島嶼部が一部周れなかったが、また年末にでも行くことにしよう。

 隠岐諸島も島根県なので、6泊も島根県に滞在したことになるが、今まで構想で終わっていた山陰巡り後、門司からのフェリーで帰る。というのもようやく実現できた。一番のポイントだった隠岐諸島だが、感じ方は人それぞれだと思うが、私の印象としては島前の方が素晴らしいと感じた。こちらはまた訪れたいな、と思えた。

 今回もバイクにトラブルが2つも起きてしまった。まずは出発前に空気圧を確認した際に、バルブキャップを閉め忘れてしまった。タイヤの空気が抜けてたのを現地で気付いた。

 後日談だが、結局リアタイヤは金属異物が刺さっててパンクしていた。帰って1週間した後に、リアタイヤがペチャンコになってたから気付いた。なので今回のトラブルは、バルブキャップ忘れとパンクが複合してしまったので、現地で気付かなかった。よくあれから帰られたことだろう。高速まで走ったので、今考えるとかなりトリッキーなことをしてしまった。

 流石に高級タイヤを夏休み東北ツーリング中に盛岡で交換したので、もったいないからパンク修理をした。最初は箇所が分からなかったので、リアスタンドに掛けて石鹸水でビショビショにしたら一発で分かった。

 もう1つは、キャンプ場で荷物を載せる際にバイクを倒してしまい、フットレストのブラケットが折れてしまった。2013年の夏休み北海道でもバイクを倒してしまい、ステップ付け根が折れるというトラブルが発生したが、それ以来だ。流石にステップは死活問題だったので、現地のバイク屋に駆け込んで暫定処置をしてもらったが、今回は走る分には問題無いのでそのまま帰ってきた。

 ただ、ここを何とかしないとチェーン給油した直後だと、飛散してブーツやパンツがドロドロになってしまいそうだ。事実外して裏を見ると真っ黒になっていたので、これは何とかしたい。

 帰ってとりあえず、交換部品を検索してみた。すると、部品1点2万弱もするではないか。自分で蒔いた種とは言え、これは痛い。他に何かしらの対応が出来ないか模索する。前述の2013年に折った際は、ステップの付け根なので荷重がダイレクトに掛かる場所だったので、素直に新品に交換した。

 今回の場所は、あまり荷重が掛かりそうな所ではなさそうだ。それだったら、割とキレイに折れていたので接着剤で付かないか?と考えた。早速ホームセンターに行って、接着剤コーナーを探してみる。



 金属用の接着剤や、金属補修用パテがあったので使えそうな物を適当に購入した。



 結局2種類くらいの接着剤を試した結果、2液のエポキシ樹脂接着剤が折れ目の凹凸にも入り込みそうな気がしたので、それでトライ。接着剤で仮固めした後に、パテで周囲を囲ってみた。

 最初は、「よし、固定されてるな」と思っても、しばらくするとグラグラしだすとかあった。面倒だったので、表側からしか固定しなかったりしたことも要因だと思う。

 やはりこういうのは面倒でもキッチリ最初からやった方がうまくいく可能性が高い。というのを再認識した。ブラケット自体をバイクから外し、脱脂をして接着剤を表裏にふんだんに塗りたくり、貼り付けた際に漏れた接着剤を除去してパテを盛ったら、中々の強度になってくれた。とりあえず、2022年5月現在ではちゃんと固定されている。一応脱落防止として針金も巻いているので、いきなり道路に落ちるということは無いだろう。

 見た目には分かってしまうが、そこまで目立つ場所でもないので、このままにしよう。気が向けばパテの塗装でもしてみようか。多分しないだろうな。接着剤を色々試したので、そこそこ値段が掛かってしまったが、それでも3000円程度なのでブラケットを買うよりはマシだろう。

 何だかんだで、発生したトラブルも何とかなった。そうなれば後は笑い話に出来るだろう。今となっては、山陰が楽しかった気持ちの方が強い。  

 次のバイクでのロングツーリングは、GWになるだろう。その頃には国盗り完全制覇を達成している見込みなので、中々目的地を定めることが難しくなる。となると、純粋に走りたい所。となるが、もう少しじっくり回ってみたいところは、どこだろう。と考えると、東北か四国がパッと思いついた。

 東北は特に岩手をかなりすっ飛ばしてしまっているし、夏休みに行けなかったトドヶ崎とかに行ってみたい。四国だと、剣山スーパー林道・UFOライン・天空の林道・沈下橋巡りをしてみたいと思っている。これだけパッと出てくる、ってことはやはり四国が第一希望かな。1週間じっくり周ってみたいものだ。四国に行くなら、林道や狭い道が多いので、Ninjaではなくセロー一択になることだろう。

 その前に、最後の国盗り完全制覇のため、年末の計画も立ててみよう。私の中のこだわりとしては、31日大晦日の夕方には実家に居たい。というのがある。今年の年末は、休みが結構長いのでその間で何とか周ってみよう。

 その頃にはコロナが落ち着いていることを祈る次第だ。

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2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 5日目 島根県島前西ノ島町~島根県出雲市
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2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 7日目 島根県出雲市~島根県浜田市
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2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 9日目(最終日) 大阪府泉大津港~静岡
Posted at 2022/06/22 22:42:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陰2021 | 日記
2021年11月07日 イイね!

2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 9日目(最終日) 大阪府泉大津港~静岡


■9日目 11/7(日) 天気:晴れ
走行距離:334.3km

 早朝大阪府泉大津港に到着。そのまま帰っても良かったが、折角秋の早朝に近畿に居るので奈良公園に行ってみた。そこからは真っ直ぐ名阪国道・東名阪道・伊勢湾岸道・新東名を走り続けて、静岡まで帰ってきた。

 5:00頃起床。流石個室なので快適に休めた。早速大浴場に入るが、少しだけ明るくなり始めていた。阪九フェリーは露天風呂があるので、非常に気持ちが良い。洗顔等を風呂で済ませる。



 さっぱりしたところで甲板に出てみると、朝焼けの感じが良かった。そうこうしているうちにフェリーは定刻通りに、泉大津港に到着。下船の案内が始まった。時間も無かったので、写真はあまり撮れなかったのが残念。

 出発準備は済ませていたので、部屋に戻り荷物を抱えてバイクの元に戻る。少し待たされたが、6:10頃に大阪府泉大津港を出発。トラックで少し混雑していたが、横が空いていたので抜けて行く。

 まずは事前に調べていた、泉大津のJA-SSで給油する。そして近くの吉野家で朝食を取った。大阪だと何でもあるのでありがたい。

 お腹を満たしたところで、静岡に帰ろう。と思ったが、折角秋の早朝の近畿地方に居る。早朝なら交通量も少ないし、観光客も少ないはず。予報通り天気も良さそうだ。

 と言う訳で、奈良公園にでも行こうかと考えた。秋の奈良公園は行ったことが無いはずなので、帰るだけでも良いが寄り道してみよう。

 そう決めたので、吉野家を6:40頃出発。早朝だから高速代を節約しようと思い、Google先生に連れて行ってもらう。全くどこに居るか分からない、地元民御用達の道を進んで行くと、府道38号に出た。ここは高速のようなバイパスだった気がする。

 そこからひたすら東進していくと、南阪奈道路に出て奈良県に入った。地図上は有料区間だが、料金所を越えているのかそのまま走れた。橿原市からは国道24号を北上。ここだけ京奈和道が繋がっていないが、早朝なので混雑は無かった。すぐ京奈和道に入ると後は大体道は分かる。大和郡山まで快適に走り、8:00頃セブンイレブンでコーヒー休憩を取る。

 奈良公園にバイクで行ったことが無いので、どこに停めたら良いか調べたところ、有料の駐車場しか見当たらなかった。大した金額でもなかったので、まぁ良いか。と思い、奈良公園に近い、高畑駐車場に8:30頃到着。バイクは1回300円だった。



 奈良公園を散策開始。奈良公園の鹿はあくまで野生動物らしい。鹿せんべいを与えられ、人が近づいても逃げないから、あまりそうは思えないが。



 早速紅葉と一緒に奈良らしい、鹿の群れを見れた。



 今日は非常に良い天気。

 東大寺とかは拝観料は掛かるし、行ったこともあるし、なるべく秋を感じられるよう、春日大社にでも行ってみよう。



 この左側は鹿せんべいを販売していたと思う。シカもここに居れば貰えることが分かってるのは賢い。



 意外と紅葉している木が多かった。



 小鹿がプチカメラ目線をくれた。子供はやはりかわいらしい。



 春日大社の入口に到着。



 やはりシカが祭られている。神の使いとして大事にされているのだと思った。



 シカもマスクが必要だと言っているので、しっかり従おう。



 しばらく歩くと本殿に到着した。奈良も何回か来ているが、記憶を辿っても春日大社の奥までは初めて来たのかもしれない。全く記憶が残っていなかった。



 早速参拝する。厳かな雰囲気が大変良い。



 灯篭の並びと屋根の奥行き感が良い。



 早朝のためか、やはり観光客はあまり多くはなかった。



 春日大社を楽しめた。

 案内図を見て、奈良公園内をもう少し周ってみよう。



 若草山への登山道入り口に出た。ここにもシカが居る。ゲートがあって、それ以上進むのは有料のようだ。そこまでは行かなかった。



 何となく、この階段の感じが観光地っぽくて良い。



 道路に普通にシカが居るので、特にバイクは注意が必要だ。



 再度広場に出た。黄色い銀杏と青空のコントラスト。



 やはり奈良は盆地だから、紅葉も早いのだろうか。平地で11月頭だと少し早いかと思ったが、十分な紅葉っぷりだ。



 紅葉を背景にシカ。



 望遠でも撮影。



 私的秋の奈良、ベストショット。



 気持ちの良い広場でシカがのんびりしている。



 通路と紅葉の雰囲気がお気に入りの1枚。



 こちらも望遠でも撮影。



 The秋といった光景で撮影が楽しい。



 快晴とはまさにこのこと。広場で寝転んでみたいが、シカの糞が大量に落ちてるので、やるならレジャーシートが欠かせないかな。



 素晴らしい光景を楽しめた。他にも行くところがあるかな?と思い案内板を見ると、池と浮見堂があるようなのでそちらに行ってみる。



 こちらは順光方向に紅葉が無かったのが、少し残念。



 初めて来た。やっぱりじっくり周ると色々な発見がある。



 中も入ってみたが、とりたてて良いという感じでもなかったので、外観だけの写真だけ紹介する。



 紅葉がある方向は思いっきり逆光だったので、白飛びが目立つ。



 角度を変えて何とか池と紅葉を撮ろうとしたが、少し微妙。こればっかりは仕方がない。

 秋の奈良公園を楽しめた。10:00近くになり周辺も渋滞が始まりだしたので、そろそろ出発しよう。高畑駐車場に戻って、奈良公園を出発した。

 県道80号を東進して名阪国道を目指す。奈良奥山ドライブウェイの入口があり、通ってみたいと周辺に来る度思うのだが、通行量が若干高いのと未舗装路があるらしいので、ハードルが高い。セローで来た時にでも行ってみたいものだ。

 順調に進み、山添ICから名阪国道に入る。渋滞も無く東名阪道亀山ICに入った。入ってすぐの亀山PAに11:00頃立ち寄り昼食を取る。

 お腹を満たしたところで出発。東名阪道・伊勢湾岸道を経由して新東名に入った。13:00頃長篠設楽原PAに立ち寄り最後の休憩を取る。ソフトクリームも食べた。

 ここまで来れば帰ってきたようなものだ。新東名は3車線あるので少し速いペースで走り、最寄りのIC手前で降りた。JA-SSが家の近くに無いので、掛川国道1号西郷IC近くのJA-SSで給油し、14:20頃自宅に到着。2021年秋休み山陰ソロキャンプツーリングが終わった。



 今回の走行距離は、2,355.9kmでした。9日間雨が無かった割には少ないが、島を巡ったのでまぁこんなもんでしょう。1日260km強と言ったところだ。

 2,300km強も走ってくれたNinja君に感謝。自宅到着が早かったので、多少荷物の片付けをしておく。

 今回の旅ではトラブルは2つあった。

①リアタイヤのエアバルブキャップ締め忘れ
②島根県出雲市平田森林公園キャンプ場で、荷造り中にバイクを倒してしまう

 両方共に、私が完全に悪いので仕方がない。①は家に着いて探してみたら、普通にガレージの窓枠に置いてあった。ちゃんと今後は気を付けることにしよう。

 ②は慣れた頃のトラブルなので、今後は乗入れした際はちゃんとスタンドパッドをしなければ、と強く思った。修理しなくてはならないので、多少の出費は覚悟しなくては。

 今回の旅の印象としては、何と言っても隠岐が素晴らしかったことだろう。特に島前の島々は最高だった。中ノ島は時間が無く、あまり巡れなかったし曇りだったので印象に残っていないが、西ノ島と知夫里島の景色は大変素晴らしかった。

 次に行く機会があれば、是非西ノ島の摩天崖⇔国賀海岸の遊歩道を歩いてみたい。往復するのは辛いが、バイクで行った場合中々有用な手段が無い。金を掛けるなら、国賀海岸までタクシーを呼び、摩天崖まで連れて行ってもらうことだろう。それか後を考えるなら、国賀海岸から登る方が登山と同じ感じになるので、後に下る方が気分は楽かもしれない。

 後はお城巡りもそこそこ出来た。100名城でもある、松江城・月山富田城・津和野城を巡れた。城巡りは元々好きだが、国盗りが終わった暁には、100名城制覇とかも面白いかと思った。ハイドラCPがあるので近くは全部通っているが、中まで見てない所も多いから巡っていくのも悪くない。

 今回観光要素も多かったが、やはり走り回ってばかりよりも、こういう寄り道をちょくちょく入れていくのも楽しいと思った。今後は観光地の立ち寄りを積極的に入れていきたいかな。何かしらの目標があった方が、旅のモチベーションも上がるのは間違いないし。

 そんなことを思わせてくれた、秋休みの山陰ソロキャンプツーリングもこれで終わり。ご覧いただきありがとうございます。

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Posted at 2022/06/21 23:31:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陰2021 | 日記
2021年11月06日 イイね!

2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 8日目 島根県浜田市~福岡県新門司港


■8日目 11/6(土) 天気:晴れ後曇り
走行距離:316.5km

 島根県浜田市のホテルを出発し、国盗り・ハイドラ巡りをしながら、山陰の小京都津和野町を観光する。そして、日本三大カルストの1つ秋吉台を巡って、コロプラ土産をGetしに、瀬戸内海側の宇部に訪れた。そして、逆方向に向かうことになるが、大阪行きのフェリーに乗るため一瞬九州福岡県に入り、新門司港からフェリーに乗った。

 5:30頃起床。朝シャンを浴びて出発準備を整える。朝食付きにしていたので、6:30から朝食を美味しくいただく。出発準備は済ませていたので、部屋に戻り歯磨き等を済ませて7:20頃にホテルを出発した。

 山陰道に入るため、案内に従い進む。無料なのでありがたい。すぐに、道の駅「ゆうひパーク浜田」がPAとしてあったが、一応ランプから降りてGetを確認し、すぐ本線に戻る。今度は国道9号沿いに道の駅があったので、西村ICで降りて国道9号に合流。無料の山陰道が横にあるので、交通量も少なく快適に走る。一部日本海沿岸を通って景色が良い。

 道の駅「ゆうひパーク三隅」を通過してしばらく走ると、山陰道が終わるので少し交通量が増えた。ただすぐ内陸に行ったので、そちらは交通量は皆無だった。

 県道48号から広域農道に入ったが、楽しいワインディングだった。今まで沿岸だったが、内陸に入るとやはり気温は低くて少し寒かった。晴れているので凍えるほどではなかったが。

 国盗り「弥栄」をGetし、県道34号と合流して南下する。ツーリングマップルに「時間かかる山峡路」と書いてあるが、そこまで険道ではなかったと思う。

 しばらく走ると、国道191号に合流した。合流点にあった、道の駅「サンエイト美都」に8:20頃到着し、最初の休憩にした。国盗り「美都」もGetした。この国道191号は、実家の地域に起点があるので思い入れのある道の1つだ。

 道の駅を出発し、国道191号を西に進む。国盗り「比礼振山」をGetし、先ほど休憩したばっかりだが、セブンイレブンがあったのでコーヒーが飲みたくなり立ち寄る。

 コンビニを出発すると、事前に調べていたJA-SSがあったから給油をしておく。国盗り「蟠竜湖」をGetし、萩・石見空港を通過した。小さな空港だったが、何となく空港は寄らなくても見るだけでテンションが若干上がるのは不思議だ。その後適当に変な道を進んで行くと、山陰本線を挟んで国道191号に戻った。

 引き続き西へ進み、国盗り「戸田柿本神社」をGetすると、やがて山口県に入った。道の駅「ゆとりパークたまがわ」を通過する。この道の駅の近くに快適そうなキャンプ場があるので、またいつか来れることを願う。

 しばらく走ってきた国道191号から、県道17号・14号を走ると、再度島根県に入る。国盗り「石見横田」をGet出来たので、国道9号へ最短路で行くため県道170号に入った。若干の険道だったが、予想以上ではなかったのでよかった。国道9号に入ると津和野町に入ったので、国盗り「日原」をGetした。これで島根県の国盗りを制覇することが出来た。隠岐諸島があるので大変だったが、鳥取県と合わせて山陰地方を制覇した。

 喜んでいる間もなく国道9号を走る。道の駅「シルクウェイにちはら」を通過して、快適な道を走ると津和野市街に出た。この辺から、少し雲が多くなりあまり青空が見れなくなってしまった。雨さえ降らなければ良いが、折角なので青空で観光がしたいがこればっかりは仕方ない。

 朝早く出発し、どこにも寄り道せずに来たので時間の余裕はありそうだ。津和野は城下町として山陰の小京都として有名なので、少し寄ってみよう。

 観光地なのでハイドラCPがいくつかあった。まずは津和野城にでも行ってみようかと思った。その前に、神社CPになっている「太皷谷稲成神社」はツーリングマップルにも「山腹に朱塗の建物が目を引く」とあったので、こちらに先に行ってみた。



 10:10頃、太皷谷稲成神社に到着。確かに朱色の本殿が目を引く。



 山腹にあるので眺めが良い。駐車場方向を撮影。



 全てが朱色で鮮やかだ。何年か毎に塗り直しているのだろうか、とてもキレイだ。



 折角なので参拝しておく。既にバイクを倒したり、バルブキャップを忘れたりしているが、大きな被害は出ていないので、これ以上起きないことを願う。



 伏見稲荷みたいな鳥居の連続している所があった。下る方向になるので、こちらには行かなかった。

 あまり寄る予定は無かったが、太皷谷稲成神社を楽しめた。それでは津和野城に行ってみよう。太皷谷稲成神社から少し下ったところに駐車場があるので、そちらに移動する。



 津和野城は標高が高い所にあるので、観光リフトがあった。ありがたく文明の利器は使うことにしよう。



 料金を支払い早速リフトに乗る。ロープウェイも良いが、リフトの方が解放感があって私は好きだ。リフトの終点に到着し、早速散策開始。名城CP「津和野城」もGetした。



 遊歩道を歩いて行くと、石垣があった。



 そこそこ紅葉しており、石垣の風景と相まって中々良い。



 津和野城は古い城だったと思うが、石垣が雑でキレイに整えられていない。これはこれで味があるので良いと思う。



 所々広場があるのも城跡の特徴。



 真っ赤な落ち葉の絨毯に敷き詰められた秋らしい光景。



 本丸に到着。石垣も見えて、非常に眺めが良い。



 島根らしく、石州瓦の家が多い。実家に居た頃は普通だったが、今となっては特徴的な光景だと思う。



 この感じは兵庫県竹田城に似ているな、と思った。川もあるし内陸なので、ここでも雲海とか見れるのだろうか。



 石垣と紅葉。



 ツーリングマップルにも「石垣が残る城跡から絶景が広がる」とあるが、撮影が楽しい光景だ。



 先ほどまで居た太皷谷稲成神社も見えた。



 紅葉シーズンはやはり映える。背景が青空なら更に映えるのだが。



 少し下にも行けるので、折角だから行ってみよう。



 一番上からの眺めも良いが、こう石垣を下から見上げるのも良い。



 一部石垣が崩れているところがあり、シートが掛かっていた。石垣の保全も大変な作業なのだろう。天守閣は無いが、津和野城を楽しめた。



 リフト乗り場から駐車場へ戻る。



 やはりリフトは下りの方が見下ろせて気持ちが良い。



 色んな所が赤や黄色に染まっていて、秋の津和野を楽しむことが出来た。

 そろそろ良い時間になったので昼食としたい。近くに道の駅があるので、そちらに行ってみよう。



 途中公共建築CP「森鴎外記念館」の横を通って、公共建築CPを制覇出来た。またサクッと道の駅「津和野温泉なごみの里」に11:40頃到着。これで島根県の主要ハイドラCPを制覇出来た。



 丼とそばセットを美味しくいただく。



 翌週末は、静岡の友人達とキャンプに行くことになっていたので、食後に売店をうろつき日本酒を土産として購入した。もうキャンプ道具を宅急便で送っているので、このくらいなら十分トップケースに入る。食後にソフトクリームも食べた。

 お腹を満たしたところで、道の駅を出発。県道13号を西に向かうと、再度山口県に入った。国道315号に合流して、交通量の少ない道を楽しく走る。少し走ると、道の駅「うり坊の郷katamata」を通過した。国盗り「むつみ」をGetしたお陰で、山口県の残り国盗りは瀬戸内海島嶼部のみとなった。また、山口県の道の駅も制覇した。

 これで、今回の旅での国盗り・ハイドラ巡りのノルマは終わった。後はバイクで行ってみたかった秋吉台を巡って、2020年末に取りこぼした宇部のコロプラ土産を取りに行こう。宇部は2021年末にも行こうと思えば行けるが、かなり距離が無駄になる見込みなので、今回行っておくべきと判断した。

 本当は秋吉台から日本海側に再度出て、角島大橋とかその辺を巡って北九州に行きたかったが、またの機会を楽しみにしておく。

 そんな余韻に浸りながら、後は時間を見ながら福岡県新門司港に向かおう。県道13号・11号・10号を快適に走ると、萩市街に出た。実は2020年末にもクルマで萩に来ている。日本海に浮かぶ孤島「見島」に行くため訪れた際に、萩城を訪れた。萩城下町とか松下村塾とか行ってみたかったが、その時も時間があまり無くて寄れなかった。今日はバイクなので、走り重視で秋吉台に向かおう。

 萩のセブンイレブンでコーヒー休憩を取り、萩を出発した。県道32号を通って、国道490号に入る。秋吉台の案内に従い、県道28号から県道242号に入った。

 サファリパークを横目に標高を稼ぐ。小さい時に、このサファリパークに来たことがあるので、少し懐かしい。段々視界が広がり牧歌的な風景になってきた。山口県は実家の広島県の隣なので、クルマでは何度か来たことがあるが、やはりバイクだと開放感が段違いだ。やはりバイクは良い。



 いつも寄っている停車帯に停まってみた。ほんの少しだけ青空が出ている。



 だだっ広い草原が広がり、所々で石灰岩が出ているのでカルスト台地っぽい。



 ほんの少しだけ紅葉になってる木があった。



 なるべく青空を広く面積を取り、撮影。



 横から。青空が広がっていたらよかったのだが、またの機会を楽しみにする。

 停車帯を出発する。秋吉台は確かにキレイな風景なのだが、中々ここに停まりたい。と思える場所が少ない気がする。だだっ広い光景は素晴らしいのだが、写真に撮っても中々それが伝わる写真は難しいので、ついスルーしてしまう。四国カルストは、標高が高いだけあってただ広い風景が広がっている訳ではなく、高低差もあり風車もあり。と至るところにスポットがあると思うが、秋吉台は中々難しい。

 なのでどこに行こうかツーリングマップルを見ると、秋吉台展望台というのが見つかった。ここに行ったことがないので、行ってみよう。



 14:10頃秋吉台展望台に到着。立派な展望台で、隣にカフェとビジターセンターがあった。



 こちらも所々で大きな石灰岩がゴロゴロしていた。



 だだっ広い草原が広がっている。



 やはり青空が少ないのが残念。



 秋らしくススキが広がっていた。

 秋吉台展望台の景色を楽しめた。段々時間も無くなってきたので、少し所要時間を調べる。

 宇部のコロプラ土産を取りに行こうと思っていたので、そこまでの所要時間は1時間。宇部から福岡県新門司港まで高速を使えば、買出し含めて1時間見ておけば大丈夫だろう。出港は17:30だから、最悪でも17:00前には着く必要がある。

 現在14:30だから、30分くらいの時間がある見込みだ。そのくらいあれば秋芳洞に行けるかな?と思い調べてみたら、さくっと見ても1時間は必要みたいだ。流石、日本最大級の鍾乳洞。それだと今回行くのは難しそうだ。

 他に寄りたい所も無かったし、もし万が一があると困るのでこの辺で終わりにするしかないだろう。諦めて、秋吉台を出発した。

 国道435号を経由して、国道490号に出た。そこからひたすら南下する。交通量も多くなく、楽しく走れた。しばらく走ると国道2号に合流した。国道2号をちょろっと走り、県道215号で宇部駅を目指す。

 宇部駅に近づいた所でコロプラ土産をGetした。たまにこういう所はあるが、宇部駅は宇部市中心部からかなり離れた所にあった。ちなみに、コロプラ土産は宇部の有名企業にまつわる土産だ。でも企業があるのは瀬戸内海寄りだが、宇部駅でGet出来た。距離を走らなくて良いので助かったが、たまにポイントの場所がよく分からない場合がある。

 これで、完全に今回の旅のノルマを達成した。後は無事に静岡まで戻るだけ。セブンイレブンがあったので15:30頃コーヒー休憩を取る。もうあまり時間が無さそうなので、フェリーの飲料もここで調達しておいた。

 時間があれば下道で行こうと思ったが、少し怪しかったのでさっさと高速に入る。山陽道小野田ICから高速に入り、下関JCTを経由して中国道を走る。中国道は高速だが、中々の高速ワインディングなので割と走っていて楽しい。

 下関ICを過ぎると関門橋が見えてきた。いつも壇ノ浦PAに寄って、いよいよ九州に入るぞ~っと思いに浸るところだが、時間が無かったのでそのまま通過。関門海峡の景色を楽しみ、初めてバイクの自走で九州に入った。と言っても1時間後にはフェリーに乗ることになるが。

 関門橋を通るとすぐにトンネルがある。そこに「ようこそ九州へ」という看板があった気がするが、見当たらなかった。老朽化か何かで撤去されてしまったのだろうか。

 九州道門司ICで高速を降りる。休日割が適用されるのでありがたい。県道25号から海沿いの道に入り、しばらく南下するとフェリーターミナルの案内があり、無事に16:50頃新門司港に到着した。中々ギリギリを攻めてしまった。

 早速窓口で手続きをする。今回はいつもと違って、旅行代理店で予約しているのでいつもと勝手が違った。オンラインで予約する場合は、自分の情報は既に入力して精算も済ませているので、特に窓口で何かをすることは少ない。

 ただ、今回の場合は住所・連絡先・バイクのナンバーまで全部現地で書いた。初めて旅行代理店を使ったが、割と不便だな。と感じた。



 何とか手続きを済ませて、待機場に移動しフェリーと記念撮影。



 これから乗る阪九フェリー「いずみ」



 阪九フェリーの待合所は、何だか日本離れした建物だった。韓国・中国チックな建物だと思う。係員さんから案内があったので、バイクをフェリーに乗入れた。



 長期休暇以外に長距離フェリーに乗ることは殆ど無いが、予想以上にバイクが居た。荷物は既にまとめていたので、さっさと客室に入る。今回は個室を取っているので、まずは案内所で鍵を受け取る。



 今回確保した個室。テーブルや洗面台まであるのでありがたい。



 ブレてしまったが、日付と部屋番号が書いてあるのでカードキーを撮影。荷物を置いて、重たいバイクジャケットからジャージに着替えてようやくリラックスできた。



 着替えたところで初めてのフェリーだから船内を散策する。最近のフェリーは本当に旅客を重視していると思う。普段はトラック運転手がメインのはずだが、これだけ豪華だと船旅が楽しく思える。



 そんなことをしていたら、出航の時間が近付いてきたので甲板に出てみた。ちょうど夕暮れの時間であり、大変素晴らしい光景を見れた。



 空と雲と湾が一面真っ赤になっており、夢中で写真を撮る。



 さらば九州!と言っても、九州滞在は1時間強しか無かったが。九州も山陰も、次いつ来れるか分からないが、また来るからな!!と誓う。



 オーシャン東九フェリー「しまんと」が停泊していた。東京から徳島を経由して北九州に向かう便だ。横須賀⇔新門司航路が新しく出来たので、競合しているのだろうか。



 段々ターミナルを離れていく。



 いつも使っている名門大洋フェリーが見えた。第1便は既に出発しているから、第2便だろう。ちなみに、名門大洋フェリーと阪九フェリーはターミナルが異なるので、利用される方は注意ください。



 夕暮れを背景に大好きな排気塔。



 夕暮れに巨大な排気塔が実に映える。



 オープンデッキも広く取られている。この時期なので長時間居ると少し寒いが、照明の感じも中々良い。



 南側には北九州空港が見えた。

 夕暮れに包まれた素晴らしい船出となった。いつも新門司港に乗るのは、名門大洋フェリーの第2便が多いので、既に真っ暗になっているから夕暮れとの船出。というのも中々見られなくて素晴らしかった。

 フェリーで離れる時はいつものことだが、出発は期待と不安が入り混じるが、帰宅は終わってしまう寂しさしか無い。離れ行く九州を見つめていた。寂しさを感じると共に楽しかった旅を思い出す。

・静岡~兵庫まで高速を走り、日本海側に出て鳥取砂丘を巡った1日目。
・鳥取県を制覇し、隠岐諸島島後行きのフェリーに乗って、島後を巡りキャンプした2日目。
・島後から島前中ノ島に渡って一周し、次に西ノ島に渡ってキャンプをした3日目。
・絶景の知夫里島、西ノ島をゆっくり周り、天候にも恵まれ最高の島巡りが出来た4日目。
・絶景の隠岐諸島から本州に戻り、トラブル対応をしつつキャンプ場で子猫に翻弄された5日目。
・松江城、月山富田城と山陰の名城を巡り、中国山地北側内陸をグルっと周った6日目。
・出発時にバイクを倒してしまい、意気消沈しながら三瓶山・石見銀山を楽しんだ7日目。
・津和野城に訪れて、念願の秋吉台にバイクで訪れ山陰地方を制覇した8日目。

 天気に関しては、当初の予報通りノーカッパで乗り切ることが出来た。一部雨は降るには降ったが、旅に影響を与えることは無かった。一部曇り空もあったが、流石に一週間以上晴れ続きを望むのも酷なことだろう。と言う訳で、今回は大勝利だったと言えると思う。体感的には7割晴れ、2.5割曇りと言った感じだろう。

 山陰は今回隠岐諸島を含めて一週間掛けてじっくり周れた。中々ロングツーリングが出来ない秋の光景を楽しむことが出来た。何度も言っている通り、秋は陽が短いのだけが難点だが、ホテルと連泊を組み合わせて中々時間とお金を有効活用できたと思う。

 山陰は意外と交通量が多いイメージだったが、市街地だけで一歩外れると交通量が格段に減った。四国のような感じだと思った。よく地味だと言われているが、海も山もあり石州瓦の集落の光景など、山陰でなければ見れない光景というのもたくさんあったと思うので、お気に入りの地域の1つとなった。使いやすいキャンプ場も点在しているし。

 やはり、一番印象に残っているのが隠岐諸島だろう。島後も良いが、気に入ったのが島前の西ノ島・知夫里島だ。中ノ島は海が見える道があまり無かったから、印象が薄いが曇りだったのもあると思う。



 そんなことを考えていたら、フェリーは大分九州から離れていた。やはり最終日にフェリーに乗ると、のんびり旅の終わりを実感できるので好きだ。しんみりもするが、この感情もまたたまらない思いになる。出港を見届けたところで船室に戻る。

 そろそろ夕飯の時間だ。いつもならケチってラーメン等を持ち込むが、今回フェリー代が実質タダなので、たまには船内のレストランで食べてみよう。



 豪勢にトンカツ定食にしてみた。冷凍チンかと思ったが、ちゃんと揚げてるっぽくてサクサクで中々美味しかった。

 部屋に戻ってしばらく休み、次に風呂に入る。阪九フェリーは新日本海フェリーと同系列だからか、露天風呂があった。海風に吹かれながら入る風呂はたまらない。やはり事前情報通り、名門大洋フェリーよりも、船内設備は豪華だと思う。

 初日の記録にも書いたが、寝台までだと名門大洋フェリーの方が安いが、個室になると互角なので、今後は阪九フェリーも選択肢としてありかもしれない。但し、第1便が泉大津港。第2便が神戸港発着なので、静岡からだと若干使い辛い感はあるが、どうにかなるレベルではあると思う。

 しっかり温まってストレッチも済ませて部屋に戻り、PC作業をする。次に写真の選別を始めた。撮影枚数も多く時間は掛かってしまった。微妙な所はPCで見るとして、明らかな露出ミスや水平が出ていない物は削除しておく。

 天気予報を見ると、翌日の本州は全体的に晴れようだ。明後日から仕事なのでさっさと帰りたいところだが、折角秋の早朝近畿地方に居るので、どこか寄り道をしても良いだろう。明日の天気を見て、また考えることにしよう。

 そんなことをしていたら眠たくなってきたので、寝ることにする。無事に帰宅出来ることを祈りつつ、眠りについた。

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2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 番外編
Posted at 2022/06/20 23:12:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陰2021 | 日記
2021年11月05日 イイね!

2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 7日目 島根県出雲市~島根県浜田市


■7日目 11/5(金) 天気:晴れ
走行距離:303.2km

 島根県出雲市のキャンプ場を撤収し、出発しようとしたが2回目のトラブルに見舞われた。お蔭で日御碕や出雲大社をすっ飛ばし、国盗り・ハイドラ巡りをしながら、島根県中部の内陸を走る。三瓶山と石見銀山だけ観光して、島根県浜田市まで走った。

 6:00頃起床。昨日の例があるのでそーっとテントを開けたが、子猫は居なかった。



 テントから出ると、朝焼けが見られた。



 少し雲が多いのが気になるが、そこまで悪くはなかったので写真に撮る。

 早速朝食の準備をして美味しくいただく。今朝が最後のキャンプ場の朝なので、コーヒーと一服にて最後のキャンプをしみじみと楽しむ。後片付けを済ませてトイレまで歩いていった。



 そういえば、キャンプ場の全景を撮っていなかったので、途中見下ろせる場所から撮影する。



 紅葉に囲まれた雰囲気の良い林間キャンプ場。



 立派な屋根付きの炊事場も完備されている。

 トイレが遠いのと温泉徒歩圏ではない以外は完璧なキャンプ場だった。

 撮影を済ませて、撤収準備をしていく。前述通り、今日で最後のキャンプだが、あと3日ほど残っているので、邪魔なキャンプ道具が入ったシートバッグは宅急便で送り返そうと思っている。金は掛かるが、それで3日間空荷で走れると思えば、大した金額ではない。

 なので力の限り、シートバッグに詰めていく。食料が無くなったおかげか、2泊分の着替えだけ残して、全てをシートバッグに詰めることが出来た。撤収の途中で雨が軽く降ってきた記憶があるが、テント等は撤収済みだったので濡らさずに済んだ。雨はすぐ止んでくれたので助かる。

 さて、後はバイクに積む作業になる。ここでトラブルが発生した。前の写真の通り、サイトは舗装されていない。よっぽど柔らかそうな地面だったらスタンドパッドを使うが、今までの経験上大体何とかなるのでスタンドパッドを省略していた。

 その状態でバッグを積もうとする。ベルトを掛けて、しっかり固定するためにぐいぐいベルトにテンションを掛けてたら、いきなりバイクが動いた。あ!!!と思ったが、時すでに遅し。あえなく、フルバンク・・・とまではいかないが、良い角度のままバタン、とバイクを倒してしまった。

 恐らくスタンドが埋もれてしまったのだろう。角度が付くと、バイクと荷物の重量がダイレクトに掛かるので、重みに耐えきれず倒れてしまったと思われる。

 あ~あ、やっちまったな。Ninjaを倒したのは、2020年佐渡島で事故をして以来となった。セローなら簡単に起こせるが、Ninjaは軽量な方とは言え大型バイクだからちと困難。

 他力本願は良くないとは思うが、昨日バイク乗りが1人居た。彼もちょうど出発準備を済ませて出発しようとしていた。そんな中なので、ヘルプを求めるのも悪いな、と思ったから1人で何とかしようかと、シートバッグを外そうとする。

 わちゃわちゃしていると、見つけてくれたのか助けにきてくれた。バイク乗りだからこそ、倒した時は大変なのを理解しているので、私も同じ立場だったら、さぁ出発しようと思っても、助けに行くだろう。

 2人掛かりなら、荷物を降ろさなくても起こせるので、何とか起こすことが出来た。今度はすぐスタンドパッドを敷いておく。

 まずは被害状況を確認する。スタンド側左に倒れたが、左側にヘルメットホルダーがあるのでヘルメットを掛けていた。まずヘルメットが壊れていると、旅の継続が困難になるが、バイクと地面に挟まれたのだがキズが付いた程度で大丈夫そうだ。流石SHOEIのヘルメット。もう賞味期限は過ぎているが、強度は折り紙付きだ。

 他に探してみると、残念ながら破損個所が見つかった。フットレストのブラケット取付部が折れていた。ステップやチェンジペダルは大丈夫そうだ。

 少し走りにくいだけで、フットレストが無くても、普通に走る分には問題無いだろう。ただ、場所的にチェーンに給油直後だと、オイルが飛散してブーツやパンツがドロドロになりそうに思える。助けてくれたバイク乗りからも「バイクの部品は高いからね~」と言われたが、とりあえずどうにもならないので静岡に帰ってから調べるとしよう。バイク乗りにもお礼を言って、彼は颯爽と出発して行った。

 とりあえず折れた部品も再利用できる箇所があるので、シートバッグに放り込んでおく。そして荷物を改めて積んでいく。今度はちゃんとスタンドパッドを敷いていたので、無事に積めた。

 そんなことをしていたので、出発は遅れに遅れそうだ。時間があれば、出雲大社や日御碕に行きたいと思っていたが、これは難しいかもしれない。他にも三瓶山・石見銀山に行きたかったが、これは優先順位を付けるしかないだろう。この中なら、三瓶山は走るだけで良いので、石見銀山は是非明るい内に着くように動くようにしよう。

 2日間お世話になった、平田森林公園キャンプ場の出発は10:00になってしまった。まずは日御碕に向かうため、県道250号から23号を通って日本海側に出た。国盗り「鰐淵寺」もGetする。ここから真っ直ぐ行けば日御碕に出るのだが、しばらく走ると何と通行止めの看板が出ていた。ただでさえ、今日はトラブルがあって出発が遅れているのに、これは何の災難だろうか。

 ブツブツ言ってもしょうがないので、迂回するしかない。今日は厄日かもしれないので、気を付けて走ろう。通ってきた道を戻り、国道431号を出雲大社方面に進む。平日なのでそこまで混雑していないが、街中なので流れはそこまでよくなかった。

 平日だが、流石有名観光地。出雲大社周辺はそこそこの観光客で賑わっていた。寄りたかったが、来たことはあるので今回は未踏の地を優先して、スルーする。国盗り・神社・観光名所CP「出雲大社」をGetした。

 日本海を見渡す県道29号に出て、日御碕に向かった。海を見ながら気持ち良く走り、日御碕灯台が見えてきた。日本海を背景に白亜の灯台が見えて、是非寄りたいと思ったが、岬CP「日御碕」神社CP「日御碕神社」をGetしたのを確認し、先を急ぐため折り返す。

 道の駅「大社ご縁広場」に11:10頃到着した。さっき出発したばかりだが、よい時間になったので昼食とする。



 昨日は割子そばだったので、今日は釜揚げそばにしてみた。美味しくいただいた。食後に会社土産も購入して、シートバッグに詰め込んだ。

 お腹を満たしたところで出発。すぐ近くのヤマト運輸営業所に訪れた。シートバッグを外して、11/7(日)18:00以降到着指定で発送する。九州でも利用したが、クロネコ会員だと簡単にスマホから発送出来るので、これは楽な方法だと思う。

 これでバイクがかなり軽くなった。軽快に走れるようなったので、ツーリング再開。ショートカット出来るくにびき海岸道路を走るが、ツーリングマップルオススメルートにもなっており、日本海を望む爽快なシーサイドロードを走る。

 道の駅「キララ多伎」を通過し、出雲多伎ICから山陰道に入った。無料なのでありがたい。快適に山陰道を走る。もう一区間あるが、道の駅があるので大田朝山ICで降りて国道9号に出た。道の駅「ロード銀山」を通過し、国盗り「掛戸松島」をGetした。

 大田市街に入る。ふと大学時代の友人が、この街出身なのを思い出した。全く連絡を取っていないが、地元に居るのだろうか。消防士になるとか言っていたが。「大田市街少し複雑」とツーリングマップルにあったが、特にそうは思わなかった。動物園CP「大田市代官山動物園」を通過して、国道375号に出る。三瓶山に行くには遠回りだが、巡りがあるので仕方がない。

 国道375号を南下して、神社CP「物部神社」を通過して、美郷町に入ると国盗り「邑智」をGetした。これで三瓶山に行ける。どの道を通って行こうかと思ったが、標識が示していたので、美郷町に入ってすぐの広域農道を使って行くことにした。

 交通量皆無の快適な道を登っていく。とても楽しい道だった。県道30号に出ると、国盗り「三瓶山」をGetし、とても開放的な景色になってきた。これはどこかで写真を撮りたいと思ったが、良い場所が見つかった。



 12:50頃三瓶山西の原に到着。連峰になっており、恐らく目の前の2つの山は、左から子三瓶・孫三瓶だろう。



 所々紅葉になっており、秋晴れが映える。



 望遠で撮影。



 バイクも一緒に、子三瓶・孫三瓶を入れる。



 とても素晴らしい高原風景だと思う。



 三瓶山は、小学校5年生の時に林間学校で来たような覚えがある。それ以来だろうから、30年振りに来たのだと思う。当然その頃の周囲の状況までは覚えていないが、施設とかを除いて似たような光景だったのだろう。

 三瓶山高原道路で一周出来そうだが、時間も押しているので先を急ぐ。三瓶山南麓の県道30,40号を東進した。ツーリングマップルにも「ワインディング」「快走路」とあったが、中々楽しい道だった。

 県道を走ると、国道54号に出た。標識に広島までの距離表示が出ていた。この道を真っ直ぐ行くと、実家に着くな。とか思ったりした。100kmも無いと思うが、そんなに近くに居るんだ。と思うと、何だか面白い気分になった。

 道の駅「頓原」を通過し、国盗り「頓原」もGetしながら走る。折り返す形になるので、道の駅「赤来高原」に13:50頃立ち寄って休憩する。国盗り「赤来」もGetした。

 道の駅を出発し、少し戻って今度は県道55号を西に向かう。東に行ったり西に行ったり大変だが、着実にポイントを巡って行く。大田市で走ってた国道375号に出て、少し道の駅「グリーンロード大和」へ向かい、寄らずにUターンして南下。国盗り「蟠龍峡」もGetした。

 江の川沿いの快走路だと思ったが、対岸の県道294号に行くと中々の険道だった。キャンプ道具が無いので割と普通に走れたが、荷物満載だと大変だろう。それでも江の川の眺めは中々良かった。 

 江の川から離れて、県道292号・7号・農道・293号・6号と県道を走り続けると、国道261号に出る。道の駅「瑞穂」を通過して、国盗り「久喜銀山」もGetした。

 国道261号を北上すると、県道7号沿いの交差点にJA-SSがあった。しばらく無い見込みだったので、給油をしておく。そういえば、エアバルブ対応してから全く空気圧を見てなかった。昨日出雲市で給油したときはすっかり忘れていた。なので、ちゃんと見ておこう。

 予想以上に圧が下がっていたが、きっちり規定量入れておく。今考えると、やはり少しずつ減っていたんだろうな。後からそう考えた理由は述べることになるが。しかし、こういう時には普通のGSのエアー供給はクルマのことしか考えられてないので、うまくバルブに刺せなかった。

 店員さんが気を利かせてくれて、ゴムホースのものを用意してくれたので何とかなった。これがあったので、今は横に延長するアダプタを購入して、パンク修理キットに放り込んでいる。これなら、どんな装置でも対応できることだろう。これもあって、レッドバロンならバイクのことを考えられているので、レッドバロンに寄れば良かった、と後悔する。

 とりあえず、給油とエアチェックを済ませてツーリング再開。県道7号を西に走り、国盗り「邑南香木の森」をGetした。

 ここから国道261号に戻るが、農道のトンネルを越えた方が早そうだが、ダムCPがあったので県道112号で行ってみた。予想通り険道だったが、荷物が無いので何とか走る。県道295号に入って、江の川沿いの国道261号に出たところで、国盗り「桜江」をGetした。

 国道261号を東進し、川本町に入る。国盗り「川本」をGetして、道の駅「インフォメーションセンターかわもと」に少し寄り道して、またUターン。本当に、言葉で表すと何をしているんだろう、と我ながら思う。

 県道40号・31号を走っていると、ようやく石見銀山の案内が出てきた。ここに寄るために、出雲大社・日御碕・三瓶山を吹っ飛ばしてきた。それでも割と時間は押していたが、少しでも見たいと思い先を急ぐ。



 16:00頃ようやく石見銀山観光駐車場に到着した。国盗り「石見銀山」とコロプラ土産をGetした。ツーリングマップルにも「世界遺産散策はレンタサイクルで」と書いてあったので、何でだろう。と思っていたが、理由が分かった。かなり広い範囲に街並みがあったりするようだ。

 流石にこの時間からそこまで散策する時間は無いと思ったので、歩いて行ける範囲で巡ることにしよう。



 駐車場から近い所にあった、大森五百羅漢。



 まだ入れそうだったが、時間も無いし拝観料も掛かるので、今回はPassした。



 古い町並みと石州瓦が際立つ。



 レトロ仕様な自販機が面白くて、撮影。



 てっきり私は、佐渡金山のような鉱山跡があるのかと思ったが、どちらかと言うと石見銀山は古い町並みが希少価値があり、推しているように見えた。少し調べてみると、多分龍源寺間歩というのがメジャーどころっぽいが、観光車両が入れない一番奥にありそうなので、やはり自転車が無いと厳しいだろう。



 紅葉と水路が良い感じ。



 雰囲気の良いレトロな街並みを歩くのも中々楽しい。



 代官所跡があったので入ってみる。



 ここは資料館になっていた。是非行ってみたいと思ってた石見銀山なので、流石にどこにも寄らないのも何なので、入ってみた。PayPayが使えたので助かる。



 石見銀山にまつわる資料や道具が展示されていた。



 代官所跡なので、中々ノスタルジックな佇まいで楽しかった。ゆっくり展示を見て回った。



 到着が遅かったので、町並み交流センターも閉まってしまった。

 若干の消化不良だったが、それでも石見銀山を楽しめた。また来る機会があれば、半日くらい確保して来る方が良いように思えた。

 駐車場まで歩いてバイクの元に戻る。ちょうど17:00過ぎで段々暗くなってきた。真っ暗になる前に国道9号まで出れば、幹線道路なので後は何とかなるだろう。

 県道31号を日本海側に進み、仁摩・石見銀山ICから山陰道に入った。この出口に、道の駅「ごいせ仁摩」が建築中だった。その内ハイドラCPになるのだろうから、また来なければならない。

 山陰道終点まで走り、国道9号を西進する。江津市に入って道の駅「サンピコごうつ」を通過する。平日なので通勤ラッシュが気になったが、江津市で少し混雑したくらいで問題無かった。

 江の川を渡るとまた山陰道があったが、こちらは有料区間だったので国道9号を走ることにした。そろそろ真っ暗になった。こういう時は、真っ暗になるまでは明るい内に走る時間を確保するため、なるべく停まらずに走るが、真っ暗になったのでそろそろ夕食にしようかと思った。

 国道9号沿いなので何かあるだろうと思ったが、思った以上に何も無かった。入りやすそうな店を見つけても、右側なので入るのが面倒だったりしてそのままダラダラ走り続けることになった。コンビニならちょこちょこあったが、それは最終手段なのでまだ時間も早いからもう少し粘る。

 国盗り「都野津」をGetし、観光名所CP・水族館CP「しまね海洋館アクアス」を通過。これで、島根県の観光名所CPを制覇した。コロプラ土産もあった。それから浜田市に入って、国道9号をそのまま行くと山陰道無料区間だったが、市街地方面に向かう。

 しばらく走ると今日泊まる予定のホテルが見えた。1回スルーして、すぐ近くの神社CP「濱田護國神社」に向かう道に入った。狭い道で暗かったが、広い所でGet出来たので、そこでUターンした。

 これで今日のノルマが終わった。と言ってもすぐ近くがホテルなので、気は楽だ。その前にセブンイレブンに寄って、飲料を調達する。そして、今日の宿「浜田ニューキャッスルホテル」に18:30頃到着した。事前情報通り、屋根付きの場所にバイクを置けて大変ありがたい。

 手指消毒して、ホテルにチェックイン。結局夕食を食べずに来てしまったので、何か周辺に無いか探してみた。

 ちなみに、私の中で夕食のチョイスの幅は非常に狭い。下戸なので酒は飲めないし、大して飲みたいとも思えない。しかし、例えば地場の物を食べようとすると、大体居酒屋みたいな所が多いと思う。そういう所だと、最初に飲み物を聞かれることが多いが、そこでお冷。と言うのが、何となく気が引ける。

 なので、私の中では夕食の優先度は低い。気軽に入れるラーメン屋やチェーン店で良いと思っている。唯一気軽に行けるのは、ホテル併設のレストランかな。ホテル客なら飲めない人も居るはずなので、店側もそんなに気にしてないと思うので、安心して酒を頼まなくて済む。

 今居るのが島根県なので、もしかしたら広島のお好み焼きが食べれる店が無いかな?と思ったら見つかった。中四国九州ローカルの、イオンみたいなショッピングモール「ゆめタウン」というのがあるが、その浜田店がすぐ近くにあり、そこのフードコートにあるらしい。なので、あっさり決まった。すぐそこなので、バイク装備満載で行かなくて良いだろう。ジャージに着替えてようやく重たいバイクウェアを脱いでリラックス出来た。



 ホテルを出て、バイクで2分でゆめタウン浜田に到着。フードコートでお好み焼きを美味しくいただいた。PayPayが使えたのでありがたい。ゆめタウンに来たなら、さっきコンビニで買い出ししなくても良かったが、後から知ったので仕方ない。

 19:20頃ホテルに戻り、テレビを見ながらゆっくりする。6日前の、鳥取県米子市以来のホテルなので、やはり快適だ。キャンプも全部ロケーションが良かったので楽しかったが、やはり薄着でベットに転がりながら、テレビを見てゴロゴロするのがやっぱりゆっくりできる。

 部屋の風呂に入って、折角のホテルなので出費管理をする。たっぷり溜まってただろうが、全部終わらせたかどうかまでは記憶に無いが、出来る限り進めたのだろう。

 今日は、何と言ってもバイクを倒してしまったのが良くなかった。走行に影響が無かったのが不幸中の幸いだが、部品の破損もあったので、無駄な出費が増えてしまいそうだ。

 あまり起こったことをくよくよしても仕方ないが、今後は不整地でバイクに荷物を載せる際は、スタンドパッドは絶対付けることを誓う。反省材料にしなければならないだろう。

 それを除けば、天気にも恵まれほぼ晴れ続きだった。日御碕には寄れなかったが、秋晴れの三瓶山を楽しめたし、消化不良気味だが石見銀山も散策出来た。

 早い物で、休みもあと2日。明日は今回の旅の最終日と言っても良いだろう。なるべく早めにホテルを出発し、山陰の内陸と沿岸を行き来しながら、津和野町に向かう。山陰の小京都と呼ばれているので、是非少しでも巡ってみたい。そこからは、日本三大カルストの1つ、秋吉台をバイクで走りたい。クルマでは来ているが、バイクで走ったことが無いので是非とも走りたい。

 その2つをなるべく見て、コロプラ土産をGetしに宇部市に出る。そこから一瞬九州に入り、福岡県新門司港から阪九フェリー大阪府泉大津港行きのフェリーに乗る。帰る方向とは逆になるが、寝ている間に大阪まで運んでくれるので、とても体は楽だろう。

 明日で最後か、楽しい時はあっという間に過ぎていくことを実感する。明日も晴れるといいな。そんなことを思いながら、23:00頃眠りについた。

宿泊地:島根県浜田市 浜田ニューキャッスルホテル 5,800円(朝食付)
風呂:ホテル内

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Posted at 2022/06/20 00:24:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陰2021 | 日記
2021年11月04日 イイね!

2021年秋休み 山陰ソロキャンプツーリング 6日目 島根県出雲市~島根県東部周遊~島根県出雲市


■6日目 11/4(木) 天気:晴れ後曇り一時雨後晴れ
走行距離:239.6km

 島根県出雲市のキャンプ場を出発し、国盗り・ハイドラ巡りをしながら、松江城を観光した。次に月山富田城を訪れて、島根県内陸を巡りながら島根県出雲市のキャンプ場に戻ってきた。

 6:00頃起床。夜中に何か物音がして起きてしまった。どうやら深夜にも関わらず、キャンプ場に入ってきてテントを建てていたようだった。大騒ぎはしてなかったが、物音がするのでやはり深夜にキャンプ場に入るのは宜しくないだろう。

 後気になるのは、昨日付きまとわれた子猫だ。もう心構えは出来てるので、そーっとテントを開けたら、予想通り昨日と同じくシートバッグの上で寝ていた。追い出すために、シートバッグを何度か叩いたが、中々逃げない。3回くらい叩いてようやく逃げて行った。そんな警戒心で、野生で生きていけるのだろうか。

 寝るだけなら構わないが、小便でもされたら臭いが付くし衛生的にもよくないのでシートバッグを匂ったが、大丈夫そうだ。どうやらシートバッグが気に入ったようなので、テント内に収めておく。広くないテントがさらに狭くなるが仕方ない。

 テントから出ると、良い天気だった。早速朝食準備をして美味しくいただく。コーヒーを飲んで一服し、後片付けを済ませる。この間、猫除けに何かよい方法が無いか探してみたが、コーヒーの粉を撒くと良いとあった。ドリップコーヒーなので、使用後の粉があるからこれを少量だけど、テント周辺に撒いてみた。

 結果は全く効果が無かった。やはりもうどうにもならないので諦めた。トイレに行くが、やはり結構遠いので大変だが、無料なので割り切りたい。先ほど書いた、深夜に来た人達は、出発準備をしている間に出て行った。本当に寝に来ただけ、と言った感じだろう。

 今日はテントを張りっぱなしにして、松江などに訪れて島根東部内陸を巡る。それでキャンプ場に戻ってくるつもりだ。

 撤収しなくてよいはずだが、何だかんだで遅くなり出発は8:00前になってしまった。平田森林公園キャンプ場を出発する。

 国道431号から県道23号に入って、水族館CP「宍道湖自然館ゴビウス」に行って、Getを確認して折り返す。県道に戻って南下し、今度は出雲空港に寄り道。空港内道路をグルっと回って国道9号沿いの道の駅「湯の川」を通過した。

 県道57号を経由して、国道54号に入った。この国道は地元を通っているので、思い入れのある国道の1つだ。しばらく走ると、雲南市に入った。国盗り「雲南加茂」「木次」をGetしながら、道の駅「さくらの里きすき」を通過する。

 ここから広域農道に入って付須神社付近でコロプラ土産をGet。かなり高額だったので、あまり買えなかったのが残念。広域農道から、県道176号、25号、24号、53号と色々な県道を経由しながら走る。ここら辺は交通量が少なくて、走るのが楽しかった。

 県道53号を通ると松江市に入ったところで、国盗り「松江八雲」をGetした。松江市に入ってすぐに神社CP「熊野大社」があった。それなりに走っていたから休憩がてら寄ってみよう。



 9:20頃熊野大社に到着。神社CPもGetした。



 雰囲気の良い川と青空の風景。



 熊野大社というと、和歌山県を思い浮かべるが島根にもある。



 流石神在月がある地域。島根県は神話の国で有名だが、神社CPもたくさんあるし、立派な注連縄の神社だった。

 熊野大社を楽しみ出発。県道53号から249号に入って八重垣神社横を通過した。山陰道沿線の道を西に向かって国盗り「玉造温泉」をGetし、国道9号に入った。

 島根県県庁所在地の松江市なので、交通量もそこそこあったが渋滞はしてなかったのでありがたい。国盗り「松江」をGetした。ハイドラCPもたくさんあって、名橋CP「松江・大橋」道100選CP「塩見縄手」都道府県庁「松江市」神社CP「松江護国神社」とGetしながら進む。



 都道府県庁は、これで47全てをGetした。



 まだ愛媛県に残ってるが、名橋CPの神様バッチもGet。

 時間もありそうなので、予定通り松江城に寄ることにしよう。駐車場の案内があったので、入ってみたらバイクは別の場所だそうだ。係員のおっちゃんに教えてもらって、松江城の周りをグルっと周る。教えてもらった通りに行ったら、そこそこお城の中にまで入れた。しかも無料で、やはりバイクは素晴らしい。




 10:20頃松江城に到着。こんな石垣のそばに置けたので、写真を撮る。ここは、少し下り気味になっているので後ろ向きに駐車しておいた。



 現存12天守CP「松江城」をGetし、現存12天守CPを制覇した。

 この辺で若干雲行きが怪しくなってきた。雨雲レーダーを見ると、どうやら通り雨が来そうな感じだ。流石日本海側。弁当忘れても傘忘れるな、という言葉があるくらいなので雲行きがころころ変わる。

 幸い、通り雨っぽいのでうまく立ち回れば、松江城の中に居る間に止んでくれるかもしれない。ヘルメットを下向きにせず、雨が降っても構わないようにしてから、一応傘を持って松江城に向かった。石垣を見ながら天守を目指して歩く。



 松江城天守に到着。現存12天守の1つで国宝にもなっている。



 この堂々とした佇まい。これが再建ではなく現存というのだから素晴らしい。松江城は全国の城の中でも、No.1に近いと個人的には思う。



 違う角度でも撮る。早速中に入ってみよう。検温して手指消毒して、拝観料を払って入った。



 現存天守なので、基礎がもうそれっぽい。



 中も板張りで、階段もかなり急な造りになっている



 祈りの文字が達筆で描かれていた。コロナ収束の祈りだろう。右側は島根のゆるキャラだろうか。出雲大社が兜になっていた。

 松江城内を見ていたら、どうやら外は雨が降り出していた。雨雲レーダー通りで、それなりの量が降っていた。バイクは気になるが、室内に居るので全く問題無い。



 最上階の展望は、雨が降っているので雲が多かったが宍道湖が見えた。



 城は街中にあるが、公園となっており紅葉が進んでいた。松江は空襲に合わなかったのだろうか。



 予想通り通り雨だったので、青空が出てきた。そして松江城内から出る頃にはすっかり止んでいた。たまたまだが、上手いこと立ち回ることが出来た。ちょうど室内に入る頃に雨が降るとはツイている。



 まだ日差しまでは照らしてなかったが、青空を背景に松江城を撮影。



 松江城を見切りながら、青空と紅葉。



 日差しが照ってくれれば更に映えるのだが、やはり青空が一番。



 松江城天守を楽しみ、公園内を散策する。



 石垣から見上げる松江城。



 この辺りから空は完全に青空が広がっていた。



 天気がコロコロ変わって、これも山陰の特色なのだろう。松江城を巡って楽しめた。



 そろそろ良い時間になったので、昼食としたい。松江市街に出ようかと思ったが、動くのも面倒だったので公園内に食事処があったから、ここに決めた。



 出雲なのでそばにしたが、この食べ方の案内は撮っていたが、何故か肝心のそばの写真が残っていなかった。割子そばを美味しくいただいたと思う。



 お腹を満たしたところで駐車場に戻る。先ほどとは天気が良いので違った写真になった。

 松江城を11:40頃出発する。松江市街を抜けて国道9号を東に進む。平濱八幡宮を通過し、国盗り「東出雲」をGetした。途中に行きつけのレッドバロンがあった。そういえば空気圧の確認まではしてなかったので寄ろうかと思ったが、反対車線だったので寄らなかった。今考えると絶対寄っておくべきだっただろう。

 この辺りにコロプラ土産があるはずだったが、国道9号沿いでは取れなかった。東松江駅近くまで行ってみたら、ようやくGetした。

 松江市の用事が終わったので、県道324号・広域農道・県道180号を走って、国盗り「足立美術館」をGetした。天気が凄く良かったので、これなら是非月山富田城に寄ってみよう。道の駅「広瀬・富田城」を通過して、案内に従い月山富田城へ向かった。



 12:50頃到着。砂利の駐車場はあったが、少し下がったところだったから路肩にバイクを停めて、城へ登っていく。



 信長の野望とかをやっていたら、ご存じの方も多い城だろう。山陰の大名尼子氏の居城だった城だ。



 早速だだっ広い広場が広がっている。



 とても良い天気の中、気持ち良く歩く。



 少し登ると視界が広がってきた。



 中海まで見渡せる、素晴らしい景色だ。ツーリングマップルにも「城下町の風景を見下ろす難攻不落の山城跡」とある。



 天守は無いが、この雰囲気が良い。



 石垣が残っているが、これが中々見応えがあった。



 それでは本丸に向かおう。



 石垣の向こうにそびえ立つ一本の木と青空。



 二の丸方面を望む。古い城だからか、石垣が雑でこれがまた良い。



 本丸に到着。名城CP「月山富田城」をGetした。



 本丸には神社があったので、参拝しておく。



 本丸からの眺め。雨上がりなので、青空が澄んでいた。ここも山に囲まれていた。



 紅葉と城跡の雰囲気が出せた1枚。



 のどかな田園風景が広がっている。



 月山富田城の本丸からの眺めを楽しめた。軽い登山だったが、しばらく休憩して降り始める。



 違う道から降りて行って、バイクに戻ってきた。

 月山富田城を出発し、国道432号を南下していく。国盗り「布部ダム」「比田温泉」をGetして走る。この辺りは、ツーリングマップルにも快走とあって、とても楽しく走る。

 この道を走っているときに事件が起こった。と言っても、今回は私ではない。結構キツイコーナーを曲がった時に、微妙にタイヤが滑った。確かに若干路面が濡れていたので気を付けてはいたが、肝を冷やしたが何とか立て直した。

 すると2台先を走っていた、安来市マークが入った軽トラがスリップしたのだろう。左コーナーだったので、多分リアが滑って立て直そうとしたが、お釣りを貰って右を向いて右側面に突き刺さっていた。

 とりあえず、1台前のトラック運ちゃんも停まって救助に入る。私も参加した。運転手の方は、胸に痛みがあるようだが、とりあえず命に別状は無さそうだ。

 まずは、軽トラをどかせられないか3人がかりで取り掛かる。1人が運転席に座り、動かそうとしたがよっぽど突き刺さっているのか、タイヤが空転して全く動かない。なので、残り2人が荷台を押し込み駆動を路面に伝えようとするが、濡れているためか全く歯が立たなかった。

 そうこうしていると、現場がブラインドコーナーなことに気が付いた。2021年GWに九州で、ブラインドコーナーで事故っているのを経験しているから、これはマズイと判断。三角表示板か発煙筒を炊かないと、と言うとトラックの方が手際よくコーナー入口に発煙筒を置きに行った。悲しいかな事故った経験があるから、何をすべきか気が回ってしまう。

 クルマなら牽引ロープも積んでいるが、当然バイクには無い。結局JAFか何かに来てもらうしかないね、という結論に至った。ドライバーの方も大丈夫そうだったので、私はこの辺で出発することにした。

 一緒に手伝ったトラックの運ちゃんと事故したドライバーさんに挨拶して、出発した。ほぼ目の前で事故が発生したのは、私も散々出回っているが中々出くわすことは無かった。私も2020年の佐渡。2021年の九州で事故を起こしているので、より安全には気を付けなくては、と肝に銘じる。

 こんなことが起こったが、引き続きツーリング再開。国道432号を楽しく走る。奥出雲町に入って、道の駅「酒蔵奥出雲交流館」を通過して、国道314号に出た。国盗り「鬼の舌震」をGetする。

 国道314号を引き続き走り、奥出雲町市街を通過した。道の駅「おろちの里」を通過して雲南市に入ったところで、国盗り「雲南吉田」「雲見滝」をGetした。

 国盗りを済ませたところで、農道・県道51号、272号、38号を走って道の駅「たたらば壱番地」に14:40頃立ち寄って休憩する。松江道のPAになっているようで、雲南吉田ICに直結していた。ここで久しぶりのソフトクリームを食べる。島巡りをしていると、中々ソフトクリームが食べられないので、美味しくいただく。

 道の駅を出発して、朝少し走った国道54号に出た。道の駅「掛合の里」を通過して、国盗り「龍頭が滝」をGetした。

 国道54号から県道39号に入って交通量の少ない道を楽しく走る。神社CP「須佐神社」を通過すると、国道184号に出た。少し時間がありそうなので、この国道沿いにある立久恵峡にでも行ってみよう。ツーリングマップルにも載っているし、「走るなら秋が絶対オススメ」とあるから楽しみだ。

 キャンプ場近くの温泉に入れないので、この立久恵峡にも温泉がありそうだから、ここに入るのも良いかと思った。暗くなってしまうが、市街地も近いし渓谷の中入る温泉も良いだろう。



 15:50頃立久恵峡に到着。これは素晴らしい渓谷だ。ここに温泉があるが、目の前の宿が閉まっていた。温泉も当然鍵が掛かっているので、これでは入れない。コロナの影響だろうか?これでは仕方ないので、温泉は諦めよう。



 紅葉はそこまで進んでないように見えたが、青空と渓谷の雰囲気が良い。



 立久恵峡は出雲の層雲峡、と呼ばれているらしい。確かにそれっぽい。この辺の人がどれだけ層雲峡を知っているか、少し疑問だ。



 バイクと一緒に撮影。



 少し遊歩道があったので行ってみたら、吊り橋があった。



 不老橋という名前が付けられていた。これでいつまでも若くいられると良いが。



 吊り橋を渡った。この先はあまり良い展望が無かったので、適当に行って引き返した。



 紅葉の立久恵峡を楽しめた。

 立久恵峡を出発してすぐにセブンイレブンがあったので、コーヒー休憩を取る。出雲市街を通って、道100選CP「みゆきの道」公共建築CP「出雲ドーム」をGetした。

 これで今日のノルマが終わった。近くにJA-SSがあったので給油しておく。基本的にキャンプの時は、夜はヒマなので先に食事をして温泉に行くことが多い。ただし、昨日の記録にも書いたが、キャンプ場から一番近い温泉に入れない。現在地が昨日行った温泉に近い場所だったので、無駄に走るのも何だから、先に温泉に行くことにしよう。



 近くだったので、あっさり17:00頃昨日も来た「しっとりつるつる北山温泉」に到着。今日は明るい時間に来たので、また写真を撮っておいた。その名の通り、単純温泉だそうだがつるつるになる良い温泉だった。既にテントは張っているので、キャンプ場の到着は暗くなってからでも構わない。

 しっかり温まり、北山温泉を18:10頃出発。道中のスーパーで買い出しをする。今日はキャンプ場到着が遅くなったから、米を水に浸けて30分待っていると夕飯が遅くなってしまう。なので、炊飯は省略し、鍋にして締めでうどんでも食べることにしよう。

 18:50頃キャンプ場まで戻ってきた。途中のパークゴルフ場近くで、昨日付きまとわれた子猫だろうか。歩いているのが見えた。その近くにはタヌキっぽい動物も居た気がする。ランタンを点灯して周囲を見渡すと、子猫が居なくなっていた。今度は心の準備をして、フライシートを開けても居なかった。ようやくどっか行ってくれたかな?と思い一安心するが、居なけりゃ居ないで何となく寂しいのが不思議な気持ちだ。

 もうバイクに乗らないので、ジャージに着替える。ようやく重たいバイクウェアを脱いでリラックス出来た。どうやら、ソロのバイク乗りがテントを張っているようだ。ソロなら騒ぐことはないだろうから問題無い。

 早速夕食準備をして、鍋を美味しくいただく。最後のキャンプになるので、キャンプ飯を楽しむのも、もちろん最後になる。キャンプの余韻に浸りながら、鍋を食べて温まる。



 前述通り、鍋の残り汁でうどんを締めで食べる。この締めもたまらなく美味しい。ピントが合っていないがご愛嬌。

 後片付けを済ませて、風呂は済ませているから夜風に吹かれながらゆっくりする。この時間がたまらない。のんびりしていると、パークゴルフ場の方から野良動物同士が争うような鳴き声が聞こえた。もしかしたら、子猫とタヌキが争っているのだろうか。あれだけ振り回された割には心配してしまった。結局今日は全く動物は近づいてこなかった。一応、ゴミ等はちゃんと処理しておく。



 今日は良い天気だったし、ヒマだったので写真を撮る。街に近いので、星はハッキリ撮れなかったが、街灯りに照らされた雲を反射する池が良い感じ。



 テントと暗いがバイクを撮影。このキャンプ場は街灯が全く無いので、こういう写真を撮るには良い。



 池方向を撮影。



 昨日の記録にも書いたが、隣は工場があるので明るいから、孤独感は全く無い。

 撮影を楽しみ、テントに入る。眠くなってきたし、寝ることにしよう。

 今日は晴れたり曇ったり雨が降ったりまた晴れたり、と中々安定しなかったが、晴天の松江城・月山富田城・立久恵峡を見ることが出来た。山陰内陸も交通量が少なくて、走るのが楽しかった。途中で事故を見てしまったから、より一層安全運転に努めなければならないだろう。

 明日はテントを撤収する。もうキャンプはしないので、身軽に走るためシートバッグを宅急便で送るつもりだ。最近この手段をよく使っている。2,000円弱で残り3日間空荷で走れるのなら、この程度の出費は十分許容出来る。出雲市のヤマト運輸営業所も調べておいた。

 撤収完了次第だが、日御碕・出雲大社・三瓶山・石見銀山を巡ってみたいと思う。特に石見銀山は行ったことがないので、是非訪れてみたい。その辺を巡ってると暗くなってくると思われるが、明日は浜田市のホテルを予約しているので、遅くなっても問題無い。なので何とか観光も入れていきたい。

 そんなことを思いながら、22:00頃眠りについた。

宿泊地:島根県出雲市 平田森林公園キャンプ場 無料
風呂:出雲北山温泉 600円

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